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日本列島のほぼ中央部に位置する新潟は、四季がはっきりしており自然が豊か。また、古くから街道、港が整備され、多くの偉人たちが各地に足跡を残してきました。見どころ満載の新潟で、ぜひ多くの発見をしてください。

偉人

古くから多くの偉人たちを輩出し、この地を舞台に行き交ってきた、新潟県。親鸞、良寛などの僧侶、または戦国武将の上杉謙信。中世から江戸時代にかけて、日本の歴史や文化、心のありように大きな影響を与えた彼らの足跡をたどる旅を、楽しんでみてはいかがでしょう。

中世から現代へとつながる物語。

鎌倉時代に配流の身となり、越後に上陸した親鸞。群雄割拠の戦国時代に、「義」の精神を掲げて戦った上杉謙信。江戸時代、名主の跡継ぎという身分を捨てて出家した良寛。彼らはこの新潟でどんな風景見て、何を感じて生きたのか。その足跡をたどる旅は、偉人たちの心を訪ねる旅になるでしょう。

【上越市】林泉寺

親鸞の遺徳に触れる。

承元元年(1207)、「念仏をすれば救われる」という専修念仏の禁止により、35歳で越後に配流となった、親鸞。流人として過ごした時間は5年間。親鸞にとって布教とともに思索を深め、浄土真宗の源流を確固たるものとする日々でもありました。県内各地に足跡を印した親鸞ですが、中でも越後七不思議が有名です。桜の花が連なるように咲く阿賀野市・梅護寺の数珠掛桜、逆方向に枝葉がつく新潟市中央区・鳥屋野の逆竹など、どれも興味深いものばかりです。各地に残された親鸞の、遺徳に触れてみてください。

【上越市】居多神社・親鸞聖人像

乱世を生きた異色の武将。

戦乱が頻発し、各地の武将たちが天下取りを狙っていた戦国時代。越後を拠点にした上杉謙信は、戦いの理由を「義」に求めた異色の武将でした。その謙信亡き跡を継いだ景勝と、上杉家を支えた直江兼続の物語は大河ドラマ「天地人」でも取り上げられました。

【上越市】春日山城跡・上杉謙信公銅像

混迷を極める乱世のなか、彼らは何を求め、何を望んだのでしょうか。上越市の春日山城跡や林泉寺、南魚沼市・坂戸城跡、長岡市・兼続お船ミュージアムなどで、謙信・景勝・兼続が歩んだ人生や足跡を、見ることができます。

【長岡市】兼続お船ミュージアム・直江兼続公銅像

僧侶にして書の名人の里。

出雲崎に生まれ、出家して諸国を行脚した後、晩年を越後で過ごした良寛。禅僧でありながら宗派にこだわることなく、清貧な暮らしを続けながら子どもとよく遊んだことが伝わっています。また良寛は、誰にも真似ができない書家としても有名。今に残る数々の書は出雲崎町・良寬記念館などで見ることができ、現代社会に多くのことを語りかけているようです。

【出雲崎町】良寛記念館・良寬と子どもの語らいの像

偉人をたどる心の旅へ。

親鸞と同じく鎌倉時代に配流の身となり、佐渡で暮らした日蓮。出会うことはなかったものの、同じ鎌倉時代を生きた二人の僧は配流先の新潟でどんなことを感じ取っていたでしょうか。また、良寛を研究し世に広く知らしめた相馬御風は糸魚川市の出身です。
偉人たちを軸に人から人へとたどり、ゆかりの場所を巡れば、さらに深い旅を楽しむことができるでしょう。

【柏崎市】番神堂・日蓮上人像

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