神聖なる巡礼の旅と山海の体験・グルメを堪能
庄内エリア

2018.08.14

新潟県に隣接した山形県庄内地域は、日本海と1,000m級の山々に抱かれた自然豊かな地。さらに出羽三山を信仰する修験道や北前船による交易で発展した豪商の歴史など、独特のカルチャーが息づいています。新潟としのぎを削る米どころとして、美味しいグルメも盛りだくさんです。

現代に受け継がれる修験道の地 -出羽三山ー

出羽三山は、山形県の中央にそびえる羽黒山・月山・湯殿山の総称であり、山岳信仰の霊場です。1400年以上前に蜂子皇子によって開山され、江戸時代には、三山を巡ることで現在・過去・未来を巡り生きながらにして生まれ変われるという「修験道」が庶民の間で広がりました。

羽黒山には東北最古の五重塔や、ミシュランガイド三ツ星を獲得した景勝地・羽黒山杉並木、湯殿山は厳かな雰囲気漂う湯殿山神社、月山は”天空の楽園”とも称される高山植物の宝庫・弥陀ヶ原など、見どころもたっぷりです。

出羽三山の風土と修験道の文化が融合した独自の精進料理は、羽黒山斎館や山麓の手向宿坊街で、料理ひとつひとつの意味合いを教えてもらいながら味わうこともでき、格別の趣を感じることができます。

米どころ庄内の歴史を今に伝える -山居倉庫ー

庄内のシンボル的存在の山居倉庫。明治26年に建造された米保管倉庫で、その優れた建築技術は現在でも現役の貯蔵庫として使われるほど。敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設され、北前船による交易で賑わった酒田の歴史を今に伝えています。

また、名物ともなっているケヤキ並木は季節とともに色合いが変化し、見る人を魅了します。夜間のライトアップも必見。光に照らされた倉庫群が夜の闇に美しく浮かび上がります。

幻想的なクラゲに癒される -加茂水族館ー

日本海に面した岬に立つ加茂水族館は、”世界一のクラゲ水族館”として人気を博し、週末は行列が絶えない人気ぶりです。目玉はなんといっても「クラゲドリームシアター」。直径5mの水槽の中には約4,000匹のミズクラゲが漂い、色鮮やかなライトアップが幻想的な美しさを浮かび上がらせます。館内には50種類以上ものクラゲを展示しており、その記録は2012年にギネスに認定されるほど。悠々と漂うクラゲの姿は見る人を癒してくれます。

その他、庄内浜の生き物を中心に趣向を凝らした展示やかわいいアシカのショーなど、一日中楽しめる内容が盛りだくさんです。

訪れるたび変化するエメラルドグリーンの水面 ー丸池様ー

直径20メートル、水深5メートル、鳥海山から湧き出る湧水だけで満たされた池です。透明な池を見ていると、底の方からボコボコと水が湧いている様子が見られます。水の色は幻想的なエメラルドグリーンで、光の加減により微妙に色を変えていきます。

後三年の役で、鎌倉権五郎景正が敵に目を射抜かれ、三日三晩その敵を探し求め見事に討ち取ったあとにこの池で目を洗ったため、この池に住む魚は鎌倉景正に敬意を表してすべて片目であると言われています。

庄内エリアの温泉


日本海と出羽三山が象徴する豊かな山林の自然に囲まれた庄内地域には、個性的で良質な温泉が多数あります。
いずれの温泉地も周辺にはアクティビティを楽しめるスポットや山海の幸を存分に味わえるグルメが盛りだくさんです。

●湯野浜温泉…山形県内有数の温泉リゾート。美しい砂浜と日本海に沈む夕陽を眺めながらのの露天風呂が人気。
●湯田川温泉…金峯山の麓に座し、古くから鶴岡の奥座敷と呼ばれ、竹林と梅林に囲まれた旅館が建ち並びます。
●由良温泉…海岸に浮かぶ白山島がシンボル。朱塗りの橋が架かり、島には気軽に楽しめる釣り堀があります。
●あつみ温泉…1000年の歴史を持つ伝統ある温泉郷。文豪にも愛され、多くの小説や歌に登場します。
●鳥海温泉…雄大な鳥海山と田園風景といった景勝地や、キャンプ場・海水浴場が近く観光拠点に最適の温泉。