美味しいトコ取り!大地の芸術祭プレイバックツアー PART1【2019秋】 

2019.09.30

アート鑑賞は、解説の有る・無しで、心に残る深さが全然違いますよね。
この「大地の芸術祭プレイバックツアー」は、ガイドが作品を解説してくれる上、作品をダイジェストのように効率的に観てまわれる人気のツアー。
越後妻有の広い大地のそこかしこにアートが点在するので、自力で運転しての移動は骨が折れますが、バスツアーならストレスフリー!
思う存分にアートを楽しめるとあって、口コミ満足度も高いプレイバックツアーをご紹介します。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」って?

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は「人間は自然に内包される」を基本理念とした世界最大級の国際芸術祭。里山の暮らしが今も豊かに残っている越後妻有(新潟県十日町市/津南町)エリアを舞台に、2000年から3年に1度開催されています。

760平方キロメートルもの広大なエリアに、世界の名だたるアーティストの作品が散在する様は、「人間は自然に内包される」という基本理念を体現するかのよう。アートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、国内外に注目されています。

本開催は3年に1度ですが、本祭期間以外にも多くの作品や四季毎のプログラムを楽しめます。主な施設や野外作品は通年公開されており、4月下旬~11月上旬に見られるものも多数。特に秋のシーズンは多くの作品が公開されるので、狙い目です。混雑を避けて、ダイジェスト版ともいえる人気作品をじっくりと鑑賞してみては?

この記事では、大地の芸術祭の限定公開作品をオフィシャルガイドの解説付きでラクラクめぐれる下記のバスツアーをご紹介。

「新潟・越後湯沢発着 大地の芸術祭通年プレイバックPart1ツアー(2009-2018コース)」

ポイントはこちら!

●2009年から2018年までの人気作品をまるっと鑑賞!
SNSで爆発的なヒットをした清津峡渓谷トンネルの作品をはじめ、人気作品が目白押し!
以下のアートスポットをめぐります。
○レアンドロ・エルリッヒ:Palimpsest 空の池
○うぶすなの家(昼食)
○国松希根太:記憶の痕跡と明日の杜
○田島征三:鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
○アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室:船の家
○アン・ハミルトン:Air for Everyone
○磯辺行久記念 越後妻有清津峡倉庫美術館[SoKo]
○マ・ヤンソン/MADアーキテクツ:Tunnel of Light

●越後湯沢駅発着!ガイド付きバスツアー
越後湯沢駅発着なので、東京からも新幹線でラクラク。
ガイドの解説を聞くことができ、移動中も里山の風景をゆっくり楽しめます。

●地産地消ランチ付き!
地元の食材を使って、地元のお母さんたちが腕をふるった料理を、アートな空間でどうぞ。

※2019年は10/6までの通年ツアーと、10/12以降の秋ツアーがあります。
※この記事は秋ツアーの一部行程をご紹介しますが、最新情報はご自身でご確認の上、予約してください。

Palimpsest:空の池

10:00 越後湯沢駅東口に集合し、10:35 作品見学スタート。
まずは「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」にある、レアンドロ・エルリッヒの作品「Palimpsest:空の池」へ。

回廊に囲まれた大きな池。
2階のある地点からは水面が空や建物を鏡のように映しているように見えますが、別の地点から見ると映り込みではなくグラフィックであったことがわかるーー。
この魔法のような不思議なアート、ご自身の目で確かめてみてください。

うぶすなの家

※メニューは季節に応じて変更する場合があります

昼食は「うぶすなの家」で。
地元のお母さんが振る舞う郷土料理をお召し上がりいただけます。

photo by Ayumi Yanagi

「うぶすなの家」は、空家だった茅葺古民家を再生してできたレストラン兼焼き物ミュージアム。
1階がレストランになっており、陶器の器でお出しします。

photo by Ayumi Yanagi

地元の食材を地元のお母さんたちが腕によりをかけて料理します。

記憶の痕跡と明日の杜

photo Osamu Nakamura

次は国松希根太の作品「記憶の痕跡と明日の杜」へ。
千手神社の奥にひっそりと佇みます。

かつて豊作や無病息災を祈念した奉納相撲が行われていた地で、当時の光景を写した写真に想を得て、静謐な空間にかつてのにぎわいを浮かび上がらせた作品。
近づくにつれ、静けさの中にある迫力が感じられます。

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

続いて「絵本と木の実の美術館」へ。
ここは山と山に囲まれた「鉢」という集落の人々と、絵本作家・田島征三とが作り上げた、廃校を丸ごと使った“空間絵本”。

廃校になった小学校を舞台に、カラフルな作品が夢いっぱいに広がります。
大人はもちろん、子供たちも楽しそうにアートに触れている、そんな心あたたまる空間です。


Air for Everyone

十日町エリアを離れ、津南エリアへ。

アン・ハミルトンの作品「Air for Everyone」は、「かつて板金屋が暮らしていた空家」に、「ベルを空に飛ばすための不思議な道具をつくっている職人の仕事場」をつくったもの。

アコーディオンやベルの音が優しく鳴り響く木造の建屋。
天井から垂らされたロープを引くと音が奏でられ、外の集落・山とやわらかく溶け合います。

Tunnel of Light(清津峡渓谷トンネル)

ラストは清津峡渓谷トンネルにある、マ・ヤンソン/MAD アーキテクツによる作品「Tunnel of Light」へ。
全長750mのトンネルを潜水艦に見立て、自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用しながら、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気をつくりだしています。

○木:ペリスコープ(潜望鏡)
○土:色の表出
○金属:見えない泡
○火:しずく
○水:ライトケーブ(光の洞窟)

終点のライトケーブはインスタ映えで有名なスポット。
清津峡の景観を反転して映す「水盤鏡」の幻想的な眺めが待っています。
自らの影をトンネル内に映し、ゆらめきを楽しんでみてはいかがですか?

大地の芸術祭をバスツアーでめぐろう!

大地の芸術祭をバスツアーでめぐろう!

今回のツアーを主催している越後交通は、この記事で紹介したプラン以外にも芸術祭をめぐるバスツアーを開催しています。慣れない道を運転ストレスフリーで車窓から田園風景を楽しめ、オフィシャルガイドの解説付きで人気作品をじっくり鑑賞できるとあって、口コミでも高評価のプレイバックツアー、大地の芸術祭へ行くなら要チェックです。