食事も充実!酒田でレトロな喫茶店めぐり

2019.12.12

古くからの港町・酒田には、どことなくレトロで雰囲気のいい喫茶店がいっぱい。
そもそも1976年に発生した「酒田大火」以降、街の再開発が行なわれ、その際に多くの喫茶店が開店し、当時の酒田は、「人口密度に対しての喫茶店の数が全国で2番目だった」というお話も。
そんな喫茶店文化の根付いた酒田市で人気の喫茶店を訪ねてきました。コーヒーやスイーツなどの喫茶メニューはもちろん、スパゲティやオムライスなどのフードメニューも充実したお店がたくさんあるんですよ。

ル・モンド

2019年で創業40周年。元々は店長の土門奈緒美さんのご両親が開いたお店で、15年前に引き継ぎ、今の形に。レシピは代々受け継がれ、昔懐かしい味わいが今なお再現されています。お邪魔した15時でも多くのお客さんが来店されていて、地元に根強く愛されていることが伺えますね。
店内の開店当初のままの内装の梁や年代物のスピーカーからは、どことなく懐かしい雰囲気が。

スパゲティやステーキ、オムライスなど、バリエーション豊かなフードメニューは全部で約50品と、「昔ながらのファミリーレストラン」のイメージ。「選んで楽しい、見た目も楽しい、食べても楽しい」をコンセプトに、メニューづくりをしています。
人気メニューは、秋田県の伝統的な調味料「しょっつる」をモチーフにした『塩汁(しょっつる)スパゲティー』(1,000円)。ワタリガニや貝、エビのダシを使ったスープスパゲティで、スープの中にはカニやムール貝、ホタテなどたくさんの魚介が入っています。

パフェやワッフル、日替わりのケーキなど人気のデザートメニューは約20品。看板スイーツである『ナオミの夢』は、メニュー考案当時、まだ幼かった娘の奈緒美さんのためにご両親が考案したデザートメニューだそうです。リンゴやカキ、ブドウなど季節のフルーツとバニラアイスにたっぷりの生クリームが盛られてボリューム満点!さらに器にフランスの伝統菓子「シガー」を使っているので、まるごと全部食べられちゃうんです!
まさに、子どもが思い描くような「夢のスイーツ」ですね。

店名:Le-Monde(ル・モンド)
住所:山形県酒田市北新橋2-11-8
アクセス:酒田中央ICから車で10分
電話:0234-23-0373
駐車場:20台
時間:9:00~22:00
定休日:火休
座席数:53

ギャラリー喫茶ヴィヨン

こちらも2019年で開店40周年を迎えた「ギャラリー喫茶ヴィヨン」。この道40数年のシブくてカッコいいマスター・工藤さんがお店を営みます。
年季の入ったイスやテーブルなど、内装は昔から何も変わっていないそうです。店内に流れるBGMや落ち着いた照明からも、レトロな雰囲気がにじみ出ていますね。
お店には、開店当初から併設するギャラリースペースも。展示される絵画や手芸作品を楽しみながら、喫茶メニューを味わえる席も用意しています。

トーストをはじめ、グラタンやドリア、ビーフカレーなどのフードメニューは約20品ほど。看板メニュー『鉄板ナポリタン』(730円)は、パスタが焦げてしまわないよう、クッション替わりに玉子を敷いてあるんです。ケチャップソースたっぷりのパスタと玉子を一緒に食べると、まろやかな味わいに。

コーヒーゼリーやパフェなどのデザートメニューも豊富。自家製の『スペイン風ベイクドチーズケーキ』(380円)は、40年ほど前に工藤さんが小岩井農場の方から伝授してもらったレシピで作られています。クリームチーズをたっぷり使って焼いた、甘さ控えめのチーズ本来の味が楽しめるケーキです!
工藤さんが丹精を込めて淹れるコーヒーと共にぜひ。

店名:ギャラリー喫茶ヴィヨン
住所:山形県酒田市千石町2-11-15
アクセス:酒田ICから車で10分
電話:0234-24-8300
駐車場:20台
時間:11:00~17:00(ギャラリーは~16:00)
定休日:月休(祝日の場合は翌日休)
座席数:40

山茶花(さざんか)

今回紹介する中では一番長く営業している「山茶花」は、マスター・矢野さんと奥様・千代子さんのおふたりで45年間切り盛り。酒田市役所の真ん前にお店はあります。
マスターが趣味で集めた振り子時計や、かんざし、アンティーク雑貨など、店内を装飾品が彩っています。

ピラフやスパゲティなどの軽食のほか、パフェやムースなどのマスター特製のスイーツも人気!
なかでもおすすめの『フルーツパフェ』(900円)は、注文を受けてからマスターがひとつひとつ丁寧にフルーツを切り分け、盛り付けていきます。地元山形産を中心に、リンゴや巨峰、洋ナシ、メロン、イチゴなど、約10種ほどで作り上げる「フルーツタワー」!
どこから食べようか迷っちゃいますね。

こちらもマスター特製『かぼちゃのムース』(600円)。
ふかしたカボチャの中をくり抜いた部分をムースにすることで、素材そのものの味わいを楽しむことができます。見た目もカボチャそのもの!ムースの端にはカボチャの皮が残っているんです。
ほか、焼きいも、だだちゃ豆のムースも用意しています。

店名:山茶花(さざんか)
住所:山形県酒田市中町1-14-26
アクセス:酒田中央ICから車で11分
電話:0234-24-1691
駐車場:なし
時間:9:00~22:00
定休日:不定休
座席数:24

珈琲貴族

酒田市郊外の閑静な住宅街に佇む「珈琲貴族」。店内に入ると、ユーモアあふれる楽しいマスター・石川さんと奥様・一子さんがお出迎え。仲良しご夫婦でお店を営み、今年で41年を迎えました。
常にお客さんとの楽しい会話が飛び交っていて、とてもにぎやかな雰囲気です。

店先のノボリからもわかるように、こちらは喫茶店としては珍しくラーメンを提供。しかもかなり本格的! マスターおすすめの「担々麺」は、細麺とたっぷり入ったモヤシに絡む濃厚ピリ辛スープがヤミツキになります。
「前からラーメンをやってみたくて。お店で提供できるよう、独学で勉強を始めました」とマスター。辛さは、1辛~バカヤロー(4辛)まであります。
ほか、『中華そば』(600円)や『肉野菜みそラーメン』(680円)、ザルそば、ナポリタンなど、多くの麺類を用意しています。

『オムライス』(800円)は、出てきてその大きさにびっくり! プリプリ食感のチキン、シャキシャキ食感のタマネギが入ったチキンライスは、なんと300グラムもあるんです。
マスターの意向で、提供するメニューはどれもボリューム重視。
お客さん想いの大満足メニューがズラリです!

店名:珈琲貴族(コーヒーきぞく)
住所:山形県酒田市東泉町1-13-13
アクセス:酒田中央ICから車で13分
電話:0234-24-7811
駐車場:7台
時間:8:30~18:30
定休日:火休
座席数:15

アンデス

階段を上って2階へ上がるとお店が。開店して40年ほど経ちますが、内装は当時のまま。「昭和」の懐かしい雰囲気が店内に流れます。

ナポリタンやオムライス、カレーなど、約40品以上のフードメニューは、店長の佐藤さん手づくり。
『スパゲッティ・ミートソース・ハンバーグ』(1,000円)は、ミートソーススパゲッティの上に、牛肉と豚肉を使った手ごねのハンバーグが盛られ、ボリューム満点! レシピも開店当初から変わっていません。
「元々、お店は義理の母がやっていて、数年前に私がお店を引き継いだときにレシピも一緒に引き継ぎました」と佐藤さん。
こちらのメニューにはサラダとスープがセット。サラダのタルタルドレッシングは、お義母さんの手づくりなんですって!

お店の1階には、佐藤さんの旦那様が営む釜飯屋さん「金山」があり、こちらで提供している釜めしを「アンデス」でも味わうことができます。
エビやサケ、牛、うにバターなど、豊富な釜飯メニューは全16種類。
※釜飯は11:00~14:00、17:00~の提供となります。

店名:アンデス
住所:山形県酒田市高見台1-13-11
アクセス:酒田ICから車で12分
電話:0234-31-4600
駐車場:25台
時間:10:00~20:00
定休日:月休(祝日の場合は翌日休)
座席数:44


酒田市内には時代を超えて愛され続けている喫茶店がたくさんあります。
ぜひお気に入りのお店を見つけてみて下さい!

※表記しているデータやメニューの値段は11月末現在のものです

この記事で紹介したお店マップ