TVアニメ「転生したらスライムだった件 第3期」美味しいご飯取材記

「転生したらスライムだった件」は作者の伏瀬さんが小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年から連載していたWEB小説を大幅に改訂したもので、2014年にはGCノベルズ(マイクロマガジン社)にてノベルス第1巻が刊行されました。その後、本作を原作とする漫画や外伝漫画、漫画版を元にしたアニメなどのメディアミックス展開が行われています。

略称は「転スラ」。

現在は関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は4,500万部を突破しており、2024年4月からはTVアニメの第3期放送が日本テレビ系各局とBS11にて絶賛放送中の作品です。

TVアニメ「転生したらスライムだった件 第3期」美味しいご飯取材記
新潟県南魚沼市で美味しいご飯を探す!?

アニメ制作会社「エイトビット」

株式会社エイトビットは「転生したらスライムだった件」をはじめ、「ブルーロック」や「ヤマノススメ」など人気アニメを手掛けるアニメ制作会社です。

2021年11月に専門学校やアニメイベントが多く都内からのアクセスの良さから新潟市内にアニメスタジオを設立しました。現在は東京と新潟の2カ所にスタジオを設け、様々な作品を手掛けています。

”世界一”美味しいご飯を求めて

この記事では美味しいご飯を求めて米どころ”新潟県南魚沼市”へ取材を行った内容をインタビューを交えながら、紹介します!

去る2023年の初夏に南魚沼の地へ降り立ったのはアニメ制作に関わる、以下4名の方々です。


・津田 尚克(つだ なおかつ)さん :転スラ#59演出

・廣原 寧人(ひろはら やすと)さん:転スラ#59作画(アニメーター)

・江口 浩平(えぐち こうへい)さん:転スラ プロデューサー

・金子 真枝(かねこ まさえ)さん :新潟エイトビット プロデューサー

どうして新潟へ?

【金子 真枝さん】

転スラ第59話(第3期11話目)で日本から転生したヒナタというキャラクターが「ごはん」に感動するというカットがあるのを知って、米どころ新潟にスタジオを構えている新潟エイトビットとして、なんとしてもこの「ごはん」のカットは力を入れてお米の魅力を全世界に発信したいと思い、新潟の美味しいごはんの取材先を観光協会にお伺いして「上田の郷」を紹介いただきました。

魚沼の田舎体験村「上田の郷」へ

魚沼産コシヒカリの産地ど真ん中

美味しいご飯を食べるには美味しく炊くところから…ということでぬか釜炊きができる上田の郷へ。

上田の郷は魚沼盆地が見渡せる標高の高いところにあり、魚沼産コシヒカリが育つ田んぼの広がる田園風景の中にあります。


この辺り一帯は標高1967mの巻機山を始めとする越後山脈から流れてくる雪解け水を取り入れ、コシヒカリや地場野菜たちがおいしくスクスク育ちます。冬は一面銀世界になり数メートルの雪に埋め尽くされる豪雪地帯でもあります。

ぬか釜炊きを体験

ぬか釜炊きは普段は捨てられてしまうことが多いもみ殻を燃料とし、その中心に杉の葉を着火剤として使用します。杉の葉は油分が豊富なため、よく燃えるんです。

火をつけてしまえば、”はじめちょろちょろなかパッパ”と言われるお米を炊く時のコツを自動でやってくれるので、意外に簡単に使うことができます。

炊きあがったご飯の輝きが違います!

取材時の感想を教えてください

【津田 尚克さん】

取材を行ったのは夏で、かなり暑かったと記憶しています。

郷の心洗われる風景でのぬか釜炊きは今も鮮明に思い出せます。これぞ日本の原風景と感激しました。

強火で炊いたご飯は自宅で食べるご飯とは違う絶品で、山菜、天ぷら、蕎麦、とあらゆるものが美味しく、ひたすら食べ続けた取材でした。人も食べ物も素晴らしかった!ありがとうございました!


【廣原 寧人さん】

釜での米炊きは初めての体験でしたが、皆さんとても親切で楽しかったです!また、周りの風景や郷の雰囲気も良く、もう一度訪問してみたいと思いました!


【江口 浩平さん】

スカッと爽やかな初夏に伺いました。田園に囲まれた古民家を店舗にされていて、おばあちゃん家に来たような居心地の良さでした。

羽釜を使った米炊きの経験はあるのですが、いつも火加減を見るのが難しく、つきっきりで番をしながらも上手くいかないなぁと思っていたのですが、使い込まれたかまどと炊き方を見てびっくり!まさかの自動炊飯でした。さすが熟年の腕がなせる技・・!

日々の生活の中にある「家事」なので簡略化されつつも美味しいごはんを作るための知識と技術があり、丁寧に解説もしていただきとても面白かったです。炊きあがったご飯はピカピカでもちろん素晴らしく美味しいものでした!

炊き立てご飯をパクリ

【津田 尚克さん】

ただ光っているというわけではなく、ぬか(精白の際に出る果皮や胚芽)を使って炊く事で、エコだし、独特なほんのりとした黄色が乗って、食欲をそそられました。達人の技なのか、炊き具合も良く、ただただ美味しかったです。


【廣原 寧人さん】

いつも食べている米とは全然違っていて、びっくりしたのを覚えています。美味しかったです!


【江口 浩平さん】

圧倒的な火力と大釜で炊き上げたご飯は、一つ一つの粒立ちを感じるとても美味しいご飯でした!

ご飯が登場するシーンの注目ポイントは?

【津田 尚克さん】

作画、色彩、撮影、特効、とあらゆる工程が良い仕事をしてくれました。ご飯1カットに試行錯誤は結構楽しかったです


【廣原 寧人さん】

一粒一粒が光っていて美味しそうな感じを出せたらなと思い作画しました!


【江口 浩平さん】

制作時にはご飯自体が美味しそうに見えるように作画のみならず仕上げ、特効と試行錯誤しました。美味しさを伝えるのはそのものだけではありません。それを見るヒナタの表情も注目です!


※特効=特殊効果

最後に転スラファンに向けて

【津田 尚克さん】

上田の郷のおかげで、テンペストの米は美味しそうに描けたと思います。転スラファンの皆様も上田の郷にお寄りの際は、ぜひお米を食べてみて下さい。


【廣原 寧人さん】

作品を通して、ご飯の美味しさや些細な日常の幸せを感じて頂けたら幸いです。


【江口 浩平さん】

今期の転スラはこれまでと比べても日常シーンが多いシーズンとなります。日常を彩るために食いしん坊な私は食事にこだわりたいなと思いました。第59話の「ご飯」もそうですが、その他の話数でもとっても美味しそうなものを出せていると思うので、ぜひグーグーお腹を鳴らして見ていただけたらと思います!

魚沼の田舎体験村 上田の郷

住所:新潟県南魚沼市長崎2970-1

営業時間:10:00~15:00

電話&FAX:025-782-1197

定休日:毎週水曜日

おわりに

上田の郷は自家製の手打ちそばやうどん、地元の食材を使用した煮物や郷土料理のけんちん汁などが味わえる定食も提供しています。

アニメ「転生したらスライムだった件第3期」を見た後は美味しい魚沼産コシヒカリを食べに南魚沼まで足を運んでみてはいかがでしょうか(*‘∀‘)?

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