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尖閣湾から弾埼までの約50kmの海岸線で、冬の日本海の激浪で形づくられた断崖や島々が荒々しい男性的な景観で目をうばう。かつて佐渡の中でも秘境と呼ばれたところだけに、素朴な人情と民話・伝説の里でもある。

姫津から北狄まで約3㎞の海岸に広がる5つの小湾の総称。ノルウェーの「ハルダンゲル・フィヨルド」の峡尖美に似ていることから、尖閣湾と名付けられました。30m級の尖塔状の断崖が連なる景観が訪れる人々を圧倒します。一帯は海中公園となっており、揚島遊園の展望台からは全景が一望でき、遊覧船からは違った景色を楽しめます。

弘法大師作の十一面観音立像3体をはじめ、平安期の金剛力士像、五智堂など、歴史を物語る文化財を多数所有しています。写経や座禅、暗闇体験などの体験もできます。また、境内にはうさぎ観音様に見守られながら、100羽以上のうさぎが自由に走り回っています。5月上旬には牡丹が咲き誇ります。

二匹の亀がうずくまっているように見える島。潮の満ち引きで景色が変わります。海水の透明度は佐渡随一を誇り、二ツ亀海水浴場は「日本の海水浴場100選」にも選ばれています。

七浦海岸は相川地区の鹿伏から二見までの7つの集落をまたぐ10kmの海岸線です。典型的な隆起海岸で、穏やかな風光の中にも珊瑚が散在していて変化に富んでいます。独特の海岸で夕日が美しいポイントです。

佐渡では数少ない4kmにおよぶ長い砂浜が特長。透明度が高く、遊泳区域も島内最大。市街地から離れており周囲に人家もありません。遠浅ですが、自然のままの「海らしさ」を満喫できる環境が最大の魅力。隣接してフリーキャンプ場やバンガロー村があり、佐渡観光の拠点としても注目の海水浴場です。

奇岩「大野亀」と「二ツ亀」をつなぐ海沿いの遊歩道。「願」(ねがい)集落から10分ほど歩くと賽の河原に出ます。海食洞穴には、「地蔵菩薩」を中心に無数の石地蔵が静かに並んでいます。冥途との境と言われる賽の河原は、幼くしてなくなった子供の霊が集まる場所と言われ、昔から篤く信仰されています。

北前船の寄港地として発展した港町。船大工によって作られた当時の面影が今でも色濃く残る街並み。集落内には、歴史的な風景だけでなく、古民家を利用したお食事処や宿泊施設もございます。

大佐渡スカイラインの大平高原付近、道路沿いの案内板から林道を600mほど入ると、ブナやミズナラの林に包まれて「乙和池」が神秘的な姿を見せています。深山の天然池として、周囲の自然林と共に貴重な乙和池は、県の天然記念物。池の中には、日本最大級の高層湿原性浮島があり、アメリカマンネンゴケ、カタマリスギゴケなど20余種の植物が生育しています。浮島の中央には、浮…

佐渡金山の夜桜を堪能するイベントです。佐渡一の本数を誇る佐渡金山の桜並木が満開になる時期に合わせてライトアップします。大木が多く、華やいだ光の道が続きます。また、歴史的でありながら、金銀山開発という独特な建築群と桜のコラボレーションは一見の価値があります。江戸~明治期の建造物を背景にライトアップされた桜は、より幻想的。まるで異空間に迷い込んだよう…

全長30キロメートルの大佐渡スカイラインからの眺望は、四季折々で様々に変わっていくため、一年を通して楽しむことができます。開けた芝の広がる平原や高台からは眼下遠くに真野湾や国仲平野、小佐渡山脈を一望することができ、佐渡が一つの島であることを実感できます。原生に近い森林が残されているため、大自然の空気を味わうことができます。特に紅葉の季節には木々が色…

792年に出雲大社より勧請創建した神社です。元は八王子大明神と言い、牛頭天王を併せ祀っていました。地元では天王さんと呼ばれ親しまれています。三方唐破風造という高度な建築様式で、くり彫り梁は現在では再現できない見事なものです。牛尾神社の名は近江日古神社21社のうち、八王子社の鎮まる山を牛尾山と称しているところから来たものと思われ、日吉神社との開係がうか…

佐渡トキ保護センターに隣接する公園で、敷地の中にいくつかの施設が点在しています。「トキふれあいプラザ」はトキを間近に観ることができる施設で、再現された生息環境の中で、トキのさまざまな姿を観察できます。優雅に飛ぶ姿、池のドジョウを探してついばむ姿、目の高さにある巣など、他では見られない希少なシーンが見られます。「トキ資料展示館」では、保護増殖に関す…

真野宮はもと真輪寺と言い、御火葬塚の直接の管理をしていました。その後廃仏毀釈により寺僧は神職となり、本堂を改修し宮とし1874年に真野宮と改称しました。現在の社殿は19209年の竣工で、1942年の700年祭には鳥居、神橋、神門、社務所を新設して参道を広げ神域が拡張されました。社宝として順徳天皇御遺品と伝える短刀、硯、扇子、釣花生などが残っています。
1221年の承久の乱で敗北し、佐渡に流罪となった順徳上皇が22年間過ごした真野宮一帯を中心とする公園です。園内には上皇の行在所だった真輪寺阿弥陀堂跡の他、佐渡歴史伝説館や文学散歩道などがあります。また、佐渡随一の桜の名所で4月の中旬には約2,000本の桜が咲き誇ります。近年は桜の開花に合わせてライトアップが行われている他、八反を使った地区の人たち手作りのぼん…

大佐渡自然歩道は大佐渡山脈にあるトレッキング歩道です。標高が低い割には高山植物の種類は豊富で、本土では2,000m以上でないと咲かない花が1,000mくらいの高さで見ることもできます。毎年多くの人がハイキングやトレッキングに訪れます。花の百名山ドンデン山から金北山までの縦走路は、尾根づたいに歩くため景観は抜群で、更に紅葉が楽しませてくれます。

小佐渡の中央に並んでそびえる男神山(標高497.9m)と女神山(標高593.3m)には佐渡の稲作の祖と言われる「三助お菊」が祀られています。その南側の傾斜が紅葉山公園へと連なり、紅葉の名所として知られています。

海抜450m地点にあるコナラ林。杉池の広葉樹林はみごとなコナラの極相林(きょくそうりん)で、樹高20~24m、胸高直径1mを越えるコナラの大木があり紅葉の時期は見ごたえがあります。高木層はコナラ・ミズナラ、中木層はヤマモミジ・エゾイタヤ・ハウチワカエデ、林床はユキツバキ。佐渡の典型的なユキツバキ群生地。ユキツバキ・ツルシキミ・スミレサイシンなど日本海要素植…
宇賀神社は両津地区の両尾の海岸線にそびえ立つ、円すい型の小山の上に鎮座する神社です。昔は山と言わず「宇賀塚」と呼ばれ、頂上からのながめは素晴らしいです。祭神は倉稲魂命(うかのみたま)で、この神は食物の神で、稲荷大名神とのことです。また一説には、大国御魂神(おおくにみたま)の子の豊受姫(とようけひめ)と同体とも言われています。日本書紀には「倉稲魂、…

日本海に突出する「大野亀」の標高は167m、亀の形をした大きな一枚岩です。標高167mの一枚岩が海に突き出している姿は圧巻。トビシマカンゾウの群生地で5月下旬~6月上旬には黄色い花が一面に広がります。パワースポットとしても知られています。遊歩道も整備されており、頂上までのぼることができるので歩きやすい服装で行くことをおすすめします。(安全上の理由から通…

穏やかな入り江に浮かぶ二つの島。矢島は良質の矢竹を産したところからこう呼ばれ、源頼政がヌエ退治に使った矢もここのものだと言います。経島は1274年に日蓮の赦免状をたずさえた日朗がここに漂着し、読経して一夜をあかした所だという言い伝えがあります。エメラルドグリーンに透き通った海面は非常に神秘的です。二つの島を赤い太鼓橋がつなぐ美しい景色の中で、たらい舟…


国府川の上流をせきとめて作られた農業用のダムです。春は湖畔に植えられた約20種1,500本の桜が楽しめる他、初夏はツツジがたのしめる花の名所です。また、西岸展望台からの眺めが良好です。

佐渡の南玄関?小木?は江戸時代の金銀積出し港や北前船寄港地として栄えた地です。城山公園というとアースセレブレーションが開催される夏の印象が強いですが、実は地元民おすすめの桜の名所でもあります。標高38mの高台にあり、海に突き出した公園の一部が小木港を内の澗と外の澗に二分しています。海を望む遊歩道を歩き、桜に囲まれた広場でのんびり過ごせます。潮風を受け…

大佐渡山地の海抜890mにある広場に、千竜桜と言われている雪の重みで大きく横に広がったヤマザクラがあります。4月下旬~5月上旬にはカタクリの群生や、5月上旬~6月上旬橙色のレンゲツツジが楽しめるほか、秋には紅葉が楽しめます。

妹背山(いもせやま)は、春には桜、秋には紅葉と季節を問わず美しい景観が広がります。近くには度津神社、佐渡植物園、羽茂温泉クアテルメ佐渡等があり、散策後も楽しめます。

根元周り6.9m、目通り周り4.8m、樹高21mで、種類は江戸彼岸桜です。この地方ではまれな大木で、法乗坊の種蒔き桜と呼んで農作業の目安にしたり桜念仏や、人形上演など集落民のよりどころとして親しまれてきました。【桜】●花の本数:1本

宗太夫坑コースでは人形を使って当時の採掘作業を忠実に再現。道遊坑コースには明治期以降の近代化産業遺産群が残り、このコースでは佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」を間近で見ることができます。春には桜も見どころの一つとなっており、800本の桜をご覧いただけます。

岩首地区の標高350mを超える山間に広がる棚田。江戸時代ごろから受け継がれたもので現在残る田んぼは460枚ほど。急峻な地形を活かしきる大小の変形田が、天空に昇る龍のようにつながっています。

「東洋一の浮遊選鉱場」としてうたわれ、鉱山の近代化に貢献した施設群。生い茂る植物とむきだしになったコンクリートの組み合わせはまさに廃墟のような雰囲気があります。季節によって、また、昼と夜とで見れる顔が異なることも魅力です。


「せいすいじ」と読み、京都の清水寺を模して建造された救世殿が見られます。巨木に囲まれ、苔の生えた石階段は時代の流れを感じさせます。静寂の中にたたずむ朽ちた景観はなんとも趣のある雰囲気を感じることができます。


相川町市街地の北端、下相川の海岸にある岩礁。平坦な広い形状から千畳敷と呼ばれ、古くから名勝地として知られています。堤防に向かって海の上を橋がかかっており、迫りくる日本海の波や岩礁の様子を眺められます。波が穏やかな日には遊歩道を散策する人の姿も見られ、近隣の人々の憩いの場でもあります。

羽黒神社は770年に開山されました。一の鳥居から伸びる参道は約100段の急な階段となり、頂きに建つ仁王門(二の鳥居)を潜ると今度は約50段の下りとなります。ちょうど小丘を越えたところの谷底に朱塗りの神橋が架かります。石段や石畳には苔が生え、杉の古木の中を歩いていると、ちょっとしたハイキング気分になります。その後はまた約210段のきつい階段を登っていき、途…

佐渡に「二ツ岩大明神」と呼ばれる神社があります。この神社の祭神への祈願が成就すると鳥居を奉納する習慣があるようで、約100メートルの参道には奉納された鳥居が並んでいるのだが、中には相川の特徴である激しい風によって倒された鳥居もあります。二ツ岩神社の祭神「団三郎」は、この地に伝わる伝承に由来します。団三郎は佐渡の大狸(バケダヌキ)で、何百匹もの部下を…

「尖閣湾」の北部、平根崎海岸の岩盤斜面約500mにわたる無数の円形の穴があります。海水の渦紋浸食によってできた国内最大規模の甌穴群で、国の天然記念物です。穴の中には小石が入り込んでいるのが見られ、波の作用で回転しながら浸蝕を早めます。沖あいの海中からは温泉が湧き出しており、ダイバーに人気のスポットとしても知られています。

この「万畳敷」というのは正式な地名ではありません。場所は沢崎海岸付近。海底が地震によって盛り上がってできた平らな土地(隆起波食台)が広がっています。歩きやすい平らな土地は、岩のりの採集にもたいへん適した場所で、沢崎集落では、板のりの製造などの産業が発展しました。運がいいと、風が穏やかな日には、平らな土地に薄く水が張った状態になり、まるで「ウユニ塩…

夏は海水浴客でにぎわう砂浜の海岸。通称「あめやの桟橋」と呼ばれる橋は撮影スポットとして人気です。真野湾の海岸の真ん中に位置していて、右に二見半島も、左に小木半島も、両方見渡せます。

鉄格子の奥にとどめる昔日の姿。相川の京町通りを山側に上って行くと、蔦の這う高さ3mほどのコンクリート塀が見えてきます。1954年に新潟刑務所相川拘置支所として開設、佐和田地区に移転する1972年まで使用されていました。現存する木造拘置所としては全国的にも珍しく、国の登録有形文化財となっています。
