「家の記憶」塩田千春

いえのきおく

全長4万4000メートルの毛糸のが玄関から居間、天井まで、あらゆる場所に糸が張り巡らされたアート作品。


大地の芸術祭作品の一つ。
全長4万4000メートルの毛糸のが玄関から居間、天井まで、あらゆる場所に糸が張り巡らされたアート作品。
地域の人々の記憶をとどめたこの作品は、《最後の教室》同様、越後妻有という場所と密接に結びついたものだ。

<作品について>
作家はベルリンに在住する。越後妻有には2週間の間滞在し、黒い毛糸を空家の1階から天井裏まで縦横無尽に張り巡らせた。編み込まれているのは、地元の人たちから集めた「いらないけれども捨てられないもの」。家具、衣類、書籍、空家に染みこんだ記憶を紡ぎながら、丁寧に糸で編んでいった。「集落の皆さんに協力していただき作品が完成できたことに感謝しています」(塩田千春)

基本情報

開催期間 2023年4月29日(土曜日)~11月5日(日曜日) ※火水定休
住所新潟県十日町市松之山下蝦池658
営業時間2023年4月29日(土曜日)~11月5日(日曜日)
10:00~17:00、10・11月は10:00~16:00 
●休館日 火・水曜日

問い合わせ先

電話番号025-761-7767
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