ガストロノミーアワード受賞者
Gastronomy Award Winners
Gastronomy Award Winners
【審査員コメント】店主の川崎拓海さんが地元坂町で挑む小さな懐石料理店。その孤高にして真摯な仕事ぶり、店づくりの姿勢が光っています。調理や盛り付けの工夫はもちろん、献立や味付けの塩梅も絶妙です。派手な演出はないものの、料理への熱量と地元愛を存分に味わえる、居心地のいいお店です。

【審査員コメント】素材の輪郭を鮮明に描き出す料理人、山貝真介・亮太兄弟の極上の技術と感性が光る、村上を象徴する割烹料亭。伝統の技を重んじながらも、現代的な洗練を加味した旬の味わいの数々は、驚きと感動に満ちている。歴史ある城下町の空気感を纏った空間で、最上の「村上の味」を享受できる唯一無二の場所。昨今、全国で注目を浴びている“ガストロミー・ツーリズ…

【審査員コメント】ほぼすべての食材を新潟県産にこだわり、どの料理にも新しい美味しさを探求する姿勢が込められているのを感じます。三代目主人の小林宏輔さんは他店のリサーチや研究にも余念がなく、その挑戦する姿勢も評価に値します。家族経営ならではのアットホームな店内の雰囲気も愉しいです。

【審査員コメント】鮭と共に生きる村上の魂を感じる場所。築100年を超える歴史的な建物で、20種類以上もの鮭料理を堪能できる。乾燥と発酵によって旨味が凝縮された「塩引き鮭」の圧倒的な深み。一切れ一切れに込められた先人の知恵と、それを現代に伝える職人の誇り。村上の鮭文化を語る上で欠かせない聖地。スタッフの融通無碍なおもてなしも魅力である。

【審査員コメント】村上で200 年以上の歴史を紡いできた、鮭文化の伝道師。伝統的な「鮭の百珍」を現代に繋ぐだけでなく、地元の旬菜を織り交ぜた繊細な会席は、歴史の重みと革新が共存している。特に、11代目となる山貝誠料理長によるシェフズテーブルでの食事は、単なる美味の経験というだけでなく、村上という土地の記憶に触れる文化的な体験に他ならない。

【審査員コメント】村上市坂町に位置する、四季の恵みを慈しむ孤高の懐石料理店。地元の豊かな山海の幸の、旬の持ち味を最大限に引き出す川崎拓海料理長。伝統を重んじつつも、斬新な感性も織り込み、洗練された技と切れ味のいい風味を盛り込んだ料理は、県内外の玄人筋を含めファンを確実に増やしている。料理を通じて村上の風土の魅力を伝える料理長は、その穏やかな語り口…

【審査員コメント】新発田に誕生した魅惑のオーベルジュ。そこに併設されたこのレストランこそ、布施真シェフが腕を振るう注目のダイニング。地域の生産者やアーティストたちと密に連携し、旬の食材が持つ素直な美味しさを皿の上に表現する。素材を弄びすぎない、洗練された構成も魅力の一つ。穏やかな時間が流れる空間で、この土地の豊かな四季を五感で実感できる。

【審査員コメント】新潟における天ぷらの名店。斉藤丈司料理長の天ぷらは、衣の中で素材が蒸らされ、旨味が極限まで凝縮される。地元の山菜や魚介や地場野菜など、揚げることで引き出される新しい表情には驚かされる。目の前で仕事が見れるカウンター席は、揚げたてという贅沢を五感で味わえる。

【審査員コメント】お造りは伝統的な盛り合わせのスタイルではなく、敢えて魚種ごとに別々に調理し、一皿ごとで提供するなど、随所に工夫を折り込み、訪れる度に進化を続けていることを高く評価します。ほぼすべての料理で村上周辺の食材を使い、地酒を提供するなど、地元の生産者や村上の食文化への深い敬意が感じられます。

【審査員コメント】新潟の旬をカジュアルかつ大胆に表現するフレンチレストラン。地元農家から届く野菜の甘みや、日本海で獲れた魚介の力強さを、シェフの確かなセンスでまとめ上げる。アットホームな雰囲気の中で、素材の命を感じる力強い料理の数々。何度でも足を運びたくなる魅力に溢れている。

【審査員コメント】地元の食材をイタリアの伝統的な技法で調理し、深みのある味わいへと仕立てる村上市の古民家イタリアン。本間泉シェフの確かな技術と、村上の風土が溶け合った一皿一皿は満足度が非常に高く、イタリアンの醍醐味であるクチーナ・レジョナーレ(郷土食)を強く実感できる。

【審査員コメント】新発田市にある、和の情緒と現代的な感性が融合した和食店。地域の生産者から届く瑞々しい食材を大切に扱い、素材への敬意が伝わる優しい味付けで提供する。東京の名店で修業後に地元に戻って同店をたちあげた廣岡雅志料理長。新発田の豊かな四季の味わいに寄り添い、ひと皿ごとに端正に仕上げる、その真摯な姿勢が光る。

【審査員コメント】関川村の大自然に抱かれた、料理自慢の温泉宿。山菜や渓流の川魚といった旬の素材や、村上牛といった地域の素晴らしい食材を、若き佐藤匠料理長が洗練された会席へと仕立て上げている。湯浴みの後の贅沢な食卓で、関川村でしか味わえない「山の恵み」の奥深さと滋味深さを全身で享受できるのは至福の一言である。

【審査員コメント】村上市で歴史を刻む、伝統的な和食店。城下町ならではの情緒ある空間で、鮭文化をはじめとする地域の食伝統を現代に繋ぐ。素材の味を活かすため、基本に忠実でありながらも、繊細な調整が施された料理が並ぶ。村上の風土と歴史を舌で感じるような奥深い食体験を約束する。

【審査員コメント】新発田駅前の、若き長嶋拓実料理長が牽引する蕎麦割烹。2025年から「蕎麦」を軸に据えたスタイルへと舵を切り、日本料理の繊細さと蕎麦の力強さを融合させたコースを展開する。若い感性と伝統が混ざり合う挑戦的な料理の数々。新発田の新たな食の可能性を切り拓く注目の店だ。














