オール新潟ロケの映画『しびれ』!あのシーンのロケ地を聖地巡礼してみた

2026 10.15

オール新潟ロケで撮影された映画「しびれ」の世界を追体験!糸魚川市、上越市、燕市、新潟市など、スクリーンに登場したあの場所や印象的なシーンの舞台をたどりながら、映画のロケ地を聖地巡礼してきました。

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さかもとみき
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オール新潟ロケの映画『しびれ』!あのシーンのロケ地を聖地巡礼してみた

あなたにとっての、新潟の景色ってどんなイメージですか?

私は、大地の芸術祭、佐渡の金山、平野の田んぼの風景……と、つい新潟のわかりやすい絶景や名所ばかり思い浮かびます。

そんな私が最近「いつも当たり前に見ていた新潟ってこんなに美しいんだ」と、新潟のポテンシャルに気づかされる映画に出会いました。

その映画は「しびれ」。新潟出身の内山拓也監督が新潟でオールロケをした映画です。

映画を見ると、監督が「鉛色の空」と言う冬の新潟の空と、長く広い新潟のなじみのあるさまざまな景色が特別に見えてきます。

これは回らずにはいられない!というわけで早速ロケ地を回ってみました。近くの観光スポットもあわせて紹介するので、いろんな表情の新潟をあなたも探しに行ってみてくださいね!

1.少年期の大地が住んでいた屋上のプレハブがある能建@糸魚川市

まず最初に向かったのは、映画の主人公大地が少年時代に住んでいたプレハブの場所です(※写真は映画撮影時のもの)。

新潟は海沿いを走る道が結構あるので、どこらへんで撮っているのかなと思っていたらなんと、糸魚川。

海沿いなら蟹が食べられる道の駅のマリンドリーム能生や弁天岩のイメージでしたが、そこから車で約5分のところにロケ地はありました。

あ!見覚えのある建物です!こちらは地元糸魚川に本社のある建設会社の「能建」さん。

外観を見ても、幼少期の大地の歯を食いしばるような冷たさや不安の感じがよみがえってきます。映画ではここの屋上にプレハブを設置して撮影されましたが、現在プレハブはありません。

丁度建物の道の反対側にスペースがあり、夏は海水浴場にもなるここに車を停めてOKだそうです。

この建物は会社なので出入り自由ではありません!でも、2階にある事務所で社員さんに声をかけ、映画のお話しをすると屋上まで案内してくれました。

階段のこの感じも、まるで映画の世界に入ったような気分になります。

ああ、ここだ!!!そしてここ、晴れると左に能登が、右に佐渡が見えるのだそう。すごい場所だなぁ。

この場所は、監督がロケハンで山形との県境から海沿いを走る中で、「ここしかない」と見つけた場所なのだとか。

一般の会社なので、営業日以外は開いていませんが、外観撮影はいつでもOKだそう。

屋上をどうしても見たい方は、会社が開いている日に2階の事務所で声をかけてみてくださいね(※休みの日はNG、忙しい時期はむずかしいことも)。

そして近くにある藤崎海水浴場は、大地が海辺を歩くシーンを撮影した場所でもあるので、ついでに寄ってみてください!

能建

住所:新潟県糸魚川市藤崎39-1

※屋上や社内の見学を希望される際は、業務の妨げにならないようご配慮いただいたうえで、事前の問い合わせもおすすめです

ちなみに、マリンドリーム能生の1階フードコート内にある人気食堂「ミルキーウェイ」 も能建さんがやっているそうなので、聖地巡礼ついでにご飯も食べていってください!

2.大地が買い物をした玉橋商店@糸魚川市

糸魚川でもうひとつロケ地となったのが「玉橋商店」。マリンドリーム能生から車で35分ほどの場所にあります。

ここは、大地がたばことビールを買うシーンが撮影されたお店です。外の看板は、玉橋酒店となっておりますが、それにしても本当に、味がある。

映画『しびれ』では、大地が子どもから大人になる20年間を描いており、観ながらこの感じ懐かしいなと思っていたのですが、映画の雰囲気のままお店が存在することに胸が熱くなりました。

こちらはお店なのでちょこっと買い物をしてもいいですね!私は地元のお餅を購入!

道中にはフォッサマグナミュージアム、フォッサマグナパークや根知男山でおなじみの渡辺酒造店さんのお店もあるので、ぜひ寄ってみてください。

玉橋商店

住所:新潟県糸魚川市蒲池262

3.大地が少女と母を見かけたライブハウスEARTH@上越市


糸魚川から30分程かけて向かったのは、上越市のロケ地、ライブハウスEARTH。

地元の人、ライブハウスに通う人は映画を見て「ここはっ!」ってなったのではないでしょうか。

撮影は店頭と店内の両方が使われたそうです。日中ライブハウスには入れませんが、地元の方や、こちらのライブハウスに行く方はどこで撮影したのかに思いを馳せてもわくわくしそうです!


ロケ地めぐりと一緒に、地元の味を満喫できるモデルコースもぜひチェックしてみてください。

ライブハウスEARTH

住所:新潟県上越市北城町3丁目6-6ユートピアコスモス1F

4.大地が万引きをした良食生活館 分水パコ店@燕市

少し大きくなった大地がお店で靴下を万引きするシーンを撮影したのが、燕市にある分水ショッピングパーク パコさん。

ロケ地の場所のチョイスが良すぎるなぁ。本当にローカル感のある場所です。

さまざまなお店が入っていますが、撮影したスーパーや衣料品店は撮影時と変わってしまったそう。

それに合わせて衣料品の種類やレイアウトなどは変わっていますが、こちらで撮影されたそうです。

そしてもうひとつ、こちらのゲームセンターも撮影が入っていたそう。

当時と少し機械が変わっていますが、ローカル感があり、たまりません!

店内には飲食店や、休憩スペース、百円ショップもあるので寄ってみてくださいね。

分水ショッピングパーク PACO

住所:新潟県燕市分水新町1丁目6-5
営業時間:10:00~21:00(食品スーパー)、10:00~19:30(専門店)、10:00~18:30(ゲームセンター)

5.海に入る大地を撮影した五ケ浜海岸@新潟市角田山麓

大地が水に入る、見ているだけで寒く、苦しくなるあのシーンを撮影したのはこのあたり。

駐車場もあるので車で行きやすく、日本海を望むのにピッタリです。

海をぼーっと眺めるのにもいいですね。

道中海岸線をドライブする道では晴れていれば佐渡が見えますが、映画を見た後だとこの曇り空と海も新潟らしいと思えてテンションがあがりました。

五ケ浜海岸

住所:新潟県新潟市西蒲区五ケ浜2470

6.大地が車で渡る萬代橋@新潟市

大人になった大地のシーンは、新潟市の見覚えのある場所で撮影されていますね。


大地が住処としている、萬代橋にほど近い場所のマンションも、ロケ地探しで協力してくれた方のお家なのだそう。


萬代橋とホテルオークラが映ったときはテンションがあがりました。


メディアシップの展望フロア「そらの広場」からの景色は、映画に近い感じで見られるのではないでしょうか。


8~23時まで開いているので、日本海に沈む夕日や新潟の夜景も観ることができます。


映画のシーンを回想したり、萬代橋を実際に渡ってみたり、川辺に降りて横から撮影してもいいですね。


県外から来た方は、ホテルオークラ新潟への宿泊もおすすめです。


オークラのルーツである大倉喜八郎は新発田市の出身。移築された別邸「蔵春閣」にも、ぜひ足を延ばしてみてください。

新潟日報 メディアシップ

住所:新潟市中央区万代3-1-1
営業時間:8:00~23:00
定休日:1月1日は館内メンテナンス等で休館の可能性あり(※催事やメンテナンス等により入場制限の場合あり)

7.朝を待つ大地がいた馬下駅(まおろしえき)@五泉市

新潟駅から信越本線で新津駅まで、そこから磐越西線に乗換えて30分ほど行けば、ロケ地の駅のひとつ、馬下駅があります。

映画では、待合室で朝を待つシーンが映し出されていました。

行ってみるとわかるのですが、すごく、地元の方が使う駅という感じの静かな駅。

駅前には大きな木が、駅の中には開業当時から残るレンガ造りのランプ小屋もあります。

監督は新潟市出身ではありますが、実は生まれ育った場所は五泉市です。

そのお話はインタビューでも語られているので、ぜひあわせてご覧ください。 

馬下駅(まおろしえき)

住所:新潟県五泉市馬下

今までと違う景色の新潟も好きになるロケ地巡り

撮影をするにあたり、映画『しびれ』の出演者や監督、スタッフさんたちが各地で通ったお気に入りの新潟のお店をご紹介します。

<新潟市周辺のお店>

◆古町「ハレルヤ」
→映画好きの店主が営む、スタッフたちのお気に入りになったお店。プロモーションで監督が訪問した際も、店主と「実はここ、撮影中にお世話になっていて」という話をしたそう。

◆古町「Skal」
→楽器遊びなどができるカラオケバー。映画撮影班の中で、技師がお金を出して助手が遊びに行く集まり「助手会」で利用したあと、みんなお気に入りのお店に。その後助手たちが技師も呼んで、何夜連続かで通っていた。

◆古町「タコちゃん」
◆万代「青島食堂」
◆紫竹山「ラーメンいっとうや」
◆古町「中華そば 七八」

◆西蒲区「味の八珍亭」
→監督が「日本で一番美味しいレバニラのお店だ」とスタッフを連れて行き、好評だったお店。おいしいので監督がお店の魅力を広める活動をしている。

◆古町「吟」
→役柄上、減量をしていた宮沢りえさんと監督が、クランクアップしたあと初めてちゃんとご飯が食べられるタイミングで飲みに行ったお店だそうです。

<監督たちがロケや撮影が休みの日に訪れていたお店>

◆弥彦村「マッシュルーム」
◆弥彦村「さくらの湯」
◆弥彦村「パノラマタワー」

◆燕市「酒麺亭潤」
◆加茂市「パーラー高原 」
→監督やスタッフみんなでクリームソーダを飲んだ思い出のお店

◆上越市・高田「馬肉酒場 馬喰ろう」
◆上越市・高田「郷土料理と地酒の店 雁木亭」

◆糸魚川市「シーサイドバレースキー場」
→プレハブのシーンの撮影も行われた。温泉は美術部の方が「今までの温泉でナンバーワンだ」と絶賛したそう。

映画の撮影を通して、新潟のいろんな美味しいものも食べて、楽しんでくれたんですね。

映画で新潟が気になった人は、地元出身監督もおすすめのお店にもぜひ行ってみてください!

しびれロケ地

この記事を書いた人

さかもとみき

太平洋側生まれ太陽育ち高知のはちきん(高知で気の強い女)が佐渡島の旦那のもとに嫁ぎました。大好きなものは日本酒、苦手なものは雪。佐渡に三年住んだあと、新潟市在住。好きなスーパーは原信とウオロク。三児のママでライター&コラムニストです! ブログ ⇒ 坂本、脱藩中。 (https://sakamotodappanntyuu.hatenablog.com/)

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