新潟のさといも|旬や特徴、県内のブランド里芋を紹介

2026 09.15更新

新潟県では、秋から冬にかけて旬を迎える「さといも」が各地で栽培されています。なかでも五泉市の「帛乙女(きぬおとめ)」をはじめ、聖籠町や新発田市などで育てられる「砂里芋(さりいも)」、新潟市秋葉区などの「里のいもこ」など、地域ごとに特色あるブランド里芋があります。この記事では、新潟のさといもの特徴や旬の時期、県内のブランド里芋、さといもを楽しめるイベントやお店、レシピをご紹介します。

新潟のさといも|旬や特徴、県内のブランド里芋を紹介

新潟のさといもってどんなもの?

新潟県では、信濃川や阿賀野川流域の肥沃な土地を中心に、さといもが栽培されています。主な品種は丸芋系の「大和早生」で、県内各地で地域の特色を生かしたブランド化も進められています。

新潟のさといもは、なめらかなぬめりと、きめ細かな肉質が魅力。加熱するとやわらかく、ほくほくとした食感を楽しめます。煮くずれしにくいため、煮物はもちろん、新潟の郷土料理「のっぺ」などにも使われてきました。

五泉市をはじめ、新潟市、新発田市、聖籠町など県内各地で栽培され、それぞれの産地で個性あるさといもが育てられています。

新潟で育つブランド里芋

新潟県内では、産地ごとの気候や土壌を生かしたブランド里芋が育てられています。代表的なのが、五泉市の「帛乙女(きぬおとめ)」、新発田市や聖籠町の砂丘地で栽培される「砂里芋(さりいも)」、新潟市秋葉区などで生産される「里のいもこ」です。

「帛乙女」は、白くきめ細かな肉質と、なめらかなぬめりが特徴。煮くずれしにくく、煮物や汁物など幅広い料理に向いています。「砂里芋」は、水はけのよい砂丘地で育てられる里芋。白く締まった肉質で、上品なぬめりともっちりとした食感、甘みが楽しめます。「里のいもこ」は、新潟市秋葉区などで生産されるブランド里芋。地域で大切に育てられ、新潟の秋の味覚として親しまれています。

さといもの旬はいつ?

新潟のさといもは、夏の終わり頃から収穫が始まり、秋から冬にかけて旬を迎えます。特に9月下旬から11月頃は出荷が増え、さといもならではのなめらかな食感や甘みを楽しめる時期です。

貯蔵性が高いため、産地によっては冬から春先まで出荷が続きます。煮物や汁物がおいしくなる季節にぴったりの、新潟の秋冬を代表する味覚のひとつです。

さといもを楽しめるイベント

五泉市では、毎年秋に「五泉市さといもまつり」が開催されます。五泉の特産品「帛乙女(きぬおとめ)」が旬を迎える時期に行われ、さといも掘り体験や、さといも汁、新米コシヒカリのおにぎりなどを楽しめます。

さといもを味わえるお店

新潟の郷土料理「のっぺ」を味わう

新潟のさといも料理といえば、郷土料理「のっぺ」。さといもをはじめ、にんじん、こんにゃく、しいたけなどを煮込んだ料理で、地域や家庭によって具材や味付けが異なります。

新潟市古町の「わっぱ飯・田舎料理 田舎屋」では、「のっ平」の名で提供。さといものぬめりを生かした、具だくさんの一品を楽しめます。


【わっぱ飯 田舎家】
住所/新潟県新潟市中央区古町通9番町1457
電話/025-223-1266
時間/11:30~14:00、17:00~21:00
定休日/火曜日
駐車場/指定駐車場あり

変わり種も!「さといも麺」

五泉市の「日の出食堂」では、地元産の里芋を練り込んだ「さといも麺」を味わえます。里芋ならではのなめらかさと、もちもちとした食感が特徴です。

定番のラーメンのほか、季節に合わせたメニューも登場。新潟のさといもを、少し変わった形で楽しめる一軒です。


【日の出食堂】
住所/新潟県五泉市駅前1丁目8-4
電話/0250-42-2331
時間/11:00~15:00、17:00~21:00
定休日/水曜日
駐車場/3台

さといもアレンジレシピ

のっぺ

里いもは新潟県の郷土料理「のっぺ」の食材として欠かせないものです。 里いも、にんじん、ごぼう、しいたけ、銀杏、こんにゃく、なめこを、干し貝柱の効いたかつお出汁でじっくり煮込みます。里いもは生のまま煮ることで、とろみのある仕上がりに。


【のっぺ】

材料(2人分)
・里いも/2個
・にんじん/40g
・ごぼう/25g
・銀杏/6粒
・こんにゃく/50g
・しいたけ/1個
・干し貝柱/2~3粒
・なめこ/30g
・かつお出汁/360ml
・酒/15cc
・濃口しょうゆ/20cc
・みりん/35cc

作り方

  1. 里いもは乱切りにして水洗いし、ぬめりを落とす。
  2. にんじん、ごぼうは乱切り、しいたけは食べやすい大きさに切り、銀杏とともに下茹でする。
  3. こんにゃくは手でちぎり、下茹でする。
  4. かつお出汁に干し貝柱を入れて温め、里いもを加える。
  5. 5分ほど煮たら残りの具材を加え、弱火で7~8分煮る。
  6. 酒、濃口しょうゆ、みりんで味を調えて仕上げる。

里いもは生のまま煮ることで、汁に自然なとろみがつきます。煮ている途中に出るアクはこまめに取り除き、一晩置くとさらに味がなじみます。


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