郷土料理
に満たされる旅へ

お米はもちろんのこと、季節ごとに多彩な顔ぶれが揃う海と山の幸。

ときには県外のものも信濃川や阿賀野川の水運を使って行き来し、

各地の食文化に 取り入れられていきました。おいしい郷土料理を食べ、

その土地の歴史や暮らしに想いを馳せます。

お米はもちろんのこと、

季節ごとに多彩な顔ぶれが揃う海と山の幸。

ときには県外のものも信濃川や阿賀野川の

水運を使って行き来し、

各地の食文化に取り入れられていきました。

おいしい郷土料理を食べ、

その土地の歴史や暮らしに想いを馳せます。

モデルコース
1日目
モデルコース
2日目
モデルコース
3日目
新潟市
11:30
〈鮨・割烹丸伊〉で豪華寿司ランチ
13:00
〈信濃川ウォーターシャトル〉でクルージング
14:00
〈今代司酒造〉で日本酒テイスティング
16:00
新潟市内散歩〜ホテルに宿泊
阿賀町〜五泉市
9:00
ホテルを出発!
9:30
〈山﨑糀屋〉で発酵文化に触れる
11:00
阿賀野川沿いをドライブ
12:30
〈亀徳泉〉で貴重な鯉料理に舌鼓
14:30
〈ラポルテ五泉〉で五泉ニットに出会う
16:30
美肌の湯〈咲花温泉〉に宿泊
加茂市〜三条市〜燕市
9:20
ホテルを出発!
10:00
レトロな〈善作茶屋〉でトコロテンを味わう
11:00
〈漢学の里 諸橋轍次記念館〉で漢字の世界へ
12:00
〈道の駅 漢学の里しただ〉で「ひこぜん」にトライ
13:00
高さ200mの岸壁〈八木ヶ鼻〉を拝む
14:00
〈燕市産業史料館〉でぐい呑み作り
17:00
JR新潟駅 or 燕三条駅で解散!
11:30
〈鮨・割烹丸伊〉で豪華寿司ランチ
米どころであり豊かな海の幸を楽しめる新潟についたら、まずは湊町新潟の花街・古町鍋茶屋通りにある〈鮨・割烹丸伊〉へ。新潟・佐渡沖で獲れた地魚を中心に、新鮮な魚介を贅沢にいただけると地元民にも人気が高いお店です。ランチタイム限定のおトクなメニューの数々のほか、新潟の旬の魚にトロ、ウニ、イクラを加えた、ディナータイムでも人気の高い「極み」もオススメです。プロに教えてもらいながら自らがお寿司を握る「高級寿司握り体験」プログラムもあるので、詳細は問合せを。
INFO
住所:新潟県新潟市中央区東堀通8-1411
駐車場:無し
営業時間:11:30~14:00、17:00~22:30
定休日:年中無休
電話番号:025-228-0101
関連サイト:鮨・割烹 丸伊HP(sushi-marui.com/)
Edge of Niigata(edge-of-niigata.com/ja/tour/1791/)
13:00
〈信濃川ウォーターシャトル〉でクルージング
海の幸でお腹が満たされたあとは、〈信濃川ウォーターシャトル〉でそよ風が気持ちいいクルージングへ。交通手段として地点間を移動するシャトル便のほか、〈朱鷺メッセ〉から周遊便が運行しています(11月末~3月下旬は、シャトル便、周遊便ともに要事前予約)。国の重要文化財である萬代橋をくぐり、歴史博物館〈みなとぴあ〉などの新潟市内の歴史的な建物を眺めながら、食文化も運んだ国内最長の川・信濃川の水運を辿ります。夕方以降に立ち寄って、アフタヌーンクルーズやサンセットクルーズ(3月下旬~11月末)に乗船すれば、新潟市のまた違った一面が見られそう。
INFO
住所:新潟県新潟市中央区下大川前通二ノ町2230-33 万代橋ビルヂング11階
【朱鷺メッセ】新潟市中央区万代島6-1 *その他の乗り場はHP参照
料金:【周遊便】25分間1,300円、45分間1,800円、60分間2,000円(運航最低保証料金11,000円)*その他、シャトル便乗船料などはHP参照
電話番号:025-227-5200
関連サイト:信濃川ウォーターシャトルHP(www.watershuttle.co.jp/)
14:00
〈今代司酒造〉で日本酒テイスティング
栗ノ木川が流れていたことで輸送の便がよかったため、両岸に味噌・醤油の醸造元や酒蔵などが立ち並び、発酵の町として栄えた沼垂(ルビ・ぬったり)地区。新潟駅から程近いこのエリアに、1767年創業の由緒正しき酒蔵〈今代司酒造〉はあります。酒蔵では新潟のお酒の歴史や酒造りについて楽しく学べる無料の酒造見学が可能。そのほか、10種類以上の純米酒のテイスティングや、直売店でのショッピングができます。酒蔵見学を通して、新潟の発酵文化へ想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
INFO
住所:新潟県新潟市中央区鏡が岡1-1
営業時間:9:00〜17:00(1~3月の平日は~17:00。変更の可能性あり)*要問合せ
定休日:年末年始
電話番号:025-245-0325(直売店直通)
FAX番号:025-245-3233
関連サイト:今代司酒造HP(imayotsukasa.co.jp/company/)
16:00
新潟市内散歩〜ホテルに宿泊
1日の終わりには、街中をゆったりお散歩。オススメは、信濃川沿いに整備された水辺の公園〈やすらぎ堤〉。春には桜やチューリップが咲き、市民の憩いの場として愛されています。夜には新潟の夜景を楽しむのも◎。また、古町エリアに宿泊するなら、標高12.3mの〈日和山(ひよりやま)〉も、港町・新潟を感じられるユニークなスポットです。実はこの低山、江戸時代には、信濃川河口の港を見渡すために街で一番の高台として活躍していました。新潟ならではの歴史や地理のおもしろさを感じてみてください。歩き疲れたら、市内のホテルでゆっくりおやすみください。
9:30
〈山﨑糀屋〉で発酵文化に触れる
北前船で北海道からきた「身欠き(みがき)ニシン」(ニシンの干物)は、山間地では貴重なたんぱく源でした。各家庭で作られる郷土料理「ニシンの糀漬け」は、丁寧に下ごしらえしたニシンを糀と天日塩に漬け込むことで、骨までやわらかく濃厚な味わいに仕上げます。そんな阿賀町津川の発酵食・保存食の文化を伝えるお店が〈山﨑糀屋〉。ニシン以外にも、特別配合で作る糖度が高く発酵力の強い「生黄糀」や香り高い味噌など、身体にいいさまざまな発酵食品を販売しています。糀の力でツルツル美肌を保つ元気な女将に、糀菌パワーについて教えてもらうのも楽しみのひとつ。雪国らしい津川の雁木(がんぎ)のある町並みも必見です。
INFO
住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川452
営業時間:9:00〜18:00
定休日:土・日曜を除く6の付く日(6、16、26日)、年始
電話番号:0254-92-2030
FAX番号:0254-92-3090
関連サイト:山﨑糀屋HP(www.yamazakikoujiya.com/)
11:00
阿賀野川沿いをドライブ
北前船で新潟港にあがった品物は、阿賀野川の水運で阿賀や福島県の会津地方まで運ばれました。モノと人が行き来した豊かな川の流れに沿ってドライブしながら、五泉市方面に向かいます。
12:30
〈亀徳泉〉で貴重な鯉料理に舌鼓
山の中にぽつんと佇む〈亀徳泉〉は、新鮮な鯉料理が自慢の割烹。1880年に鉱泉を見つけた初代が温泉宿を開いたのが始まりという長い歴史があります。この地域の美しい湧き水を張った池で鯉を1週間以上泳がせることで、泥や餌を吐かせて淡水魚の臭みが消え、身がきゅっと引き締まる。これがおいしさの秘密です。鯉の洗い、鯉の甘露煮、鯉こく(味噌で煮立てた汁物)と、それぞれ違ったおいしさが味わえる鯉料理のコースが一番人気です。
INFO
住所:新潟県五泉市刈羽乙1360
駐車場:有り(10台)
営業時間:11:00〜18:00
電話番号:0256-57-2971
関連サイト:亀徳泉HP(kitokusen.com/)
14:30
〈ラポルテ五泉〉で五泉ニットに出会う
新潟市から車で40分ほどの五泉市にある複合施設〈ラポルテ五泉〉。五泉市が誇るニットや絹製品、地元の特産品などを販売するショップで買い物したり、カフェテリアで地元食材を使ったピザやカレー、スイーツなどを堪能したりしながら、ゆっくりとした時間が過ごせます。室内には木製の広いすべり台やクライミングウォールがある「子どもの遊び場」、外には遊具のある大きな広場があり、思いきり体を動かして遊ぶこともできます。
INFO
住所:新潟県五泉市赤海863
営業時間:9:00〜22:00
定休日:年末年始(臨時休館あり)
電話番号:0250-41-1612
関連サイト:ラポルテ五泉HP(laporte-gosen.jp/)
16:30
美肌の湯〈咲花温泉〉に宿泊
2日目は五泉市にある阿賀野川沿いの温泉郷〈咲花温泉〉に一泊。昔、この地域に湯花が噴出していたところから名前がついたといわれています。エメラルドグリーンの美しいお湯は、美肌の湯として親しまれてきました。硫黄が強すぎないため刺激が少なく、老若男女安心して入れます。夕食はそれぞれの宿で、新潟の食材を堪能できる会席料理を楽しみましょう。
INFO
10:00
レトロな〈善作茶屋〉でトコロテンを味わう
加茂市街地から加茂川に沿った県道9号線に佇む〈善作茶屋〉は、明治初期から150年以上つづく老舗です。看板メニューは美しい湧き水を活かして作ったトコロテン。店前の石の水槽の中で冷やされていて、注文すると、女将さんがトコロテン突きでニュルっと押し出してお椀に盛ってくれます。トコロテンに酢、醤油とカラシをつけ、店前のベンチに腰掛けながらお箸一本で食べるのが粋です。
INFO
住所:新潟県加茂市黒水1185
駐車場:有り(4台)
営業時間: 4月末〜10月/9:00〜17:00(天候により変更)
定休日:木曜
電話番号:0256-53-4502
11:00
〈漢学の里 諸橋轍次記念館〉で漢学の世界へ
『大漢和辞典』を編纂するなど、漢学研究に大きく貢献した諸橋轍次(もろはしてつじ)博士。生まれ故郷の下田村(現・三条市)には、その功績を記念した〈漢学の里 諸橋轍次記念館〉があります。三条市の名勝・八木ヶ鼻の岩壁の色をイメージしたレンガ造りの建物に、諸橋博士の遺品・遺墨(いぼく)や貴重な資料が展示されているほか、漢字クイズコーナーなどもあり、大人も子どもも一緒に漢学の世界を楽しめる施設です。広々とした庭園も併設されており、自然もゆったり堪能できます。
INFO
住所:新潟県三条市庭月434-1
営業時間:9:00〜17:00(入場〜16:00)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
料金:大人500円、小・中学生200円
電話番号:0256-47-2208
FAX番号:0256-47-2208
関連サイト:諸橋轍次記念館HP(www.kangaku-morohashi.com/info/)
12:00
〈道の駅 漢学の里しただ〉で「ひこぜん」にトライ
土地の名物が食べられる道の駅でランチタイム。三条市下田(しただ)の〈道の駅 漢学の里しただ〉のなかにある〈農家レストラン 庭月庵 悟空〉では、地元の農家さんが大切に育てた安心・安全な食材を使った手作り料理が楽しめます。そこでぜひ試したいのが、下田のマタギが携帯食として持ち歩いていた「ひこぜん」。炊いたお米を潰してワラジ型に整え、木に刺して特製の味噌で味付けし、炭火で焼いて作られます。そのほか、上質な脂が乗った地元産の三条ポークの生姜焼きや、手打ちそばなどもあり。
INFO
住所:新潟県三条市庭月451-1
駐車場:有り(普通車180台)
営業時間:【しただ】4〜11月/9:00~16:00、12~3月/10:00~15:00
【悟空】11:00~15:00
定休日:1~2月/月曜(祝日の場合は翌日)
電話番号:0256-47-2230
FAX番号:0256-41-3900
関連サイト:道の駅 漢学の里しただHP(www.michinoeki-shitada.com/)
13:00
高さ200mの岸壁〈八木ヶ鼻〉を拝む
高さ200m以上の岩壁がそそり立つ〈八木ヶ鼻〉は、五十嵐川の上流に鎮座する下田郷のシンボルです。朝日に照らされる姿は神々しく、「にいがた景勝100選」の一つに数えられています。季節によって見せる印象が異なり、とくに秋の紅葉と冬の雪景色は圧巻です。また、ここは県の天然記念物であるハヤブサの繁殖地にもなっており、自然界にとっても重要な場所です。
INFO
住所:新潟県三条市北五百川38
駐車場:有り(普通車15台)
関連サイト:にいがた観光ナビHP(niigata-kankou.or.jp/spot/5725)
14:00
〈燕市産業史料館〉でぐい呑み作り
燕市は、江戸時代からつづく金属産業の町。和釘づくりを起源に、鎚起銅器をはじめとした伝統工芸技術を発展させ、現在の日用品から工業製品までさまざまな製品が私たちの日々の生活を支えています。〈燕市産業史料館〉では、さまざまな製品の製作工程をわかりやすくまとめた資料や、復元した作業場、現在活躍する作家の作品などの展示を見ながら、金属産業を知ることができます。「ぐい吞み製作」や「錫の小皿づくり」など、ものづくり体験プログラムも充実。ここでしか作れないオンリーワンの作品を、旅の思い出にしてみてはいかがでしょうか。
INFO
住所:新潟県燕市大曲4330-1
駐車場:有り(大型バス駐車可)
営業時間:9:00〜16:30(体験受付は16:00まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
料金:大人400円、小・中・高校生100円
電話番号:0256-63-7666
FAX番号:0256-63-7669
関連サイト:にいがた観光ナビ(niigata-kankou.or.jp/blog/207)
燕市産業史料館HP(tsubame-shiryoukan.jp/index.html)
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