伝統芸能
に触れる旅へ

“芸能が宿る島”といわれる佐渡島と、県内屈指の歴史的重要スポット〈彌彦神社〉へ。

小難しく考えず、楽しい祭りや催しに参加すれば一気に心が近づくはず。

地元の⼦どもたちのように好奇⼼の赴くまま、伝統の世界に飛び込んでみましょう。

“芸能が宿る島”といわれる佐渡島と、

県内屈指の歴史的重要スポット〈彌彦神社〉へ。

小難しく考えず、楽しい祭りや催しに

参加すれば一気に心が近づくはず。

地元の⼦どもたちのように好奇⼼の赴くまま、

伝統の世界に飛び込んでみましょう。

モデルコース
1日目
モデルコース
2日目
モデルコース
3日目
佐渡市
9:00
〈佐渡汽船カーフェリー〉で佐渡島へ
12:30
〈すしやまるいし〉で寿司ランチ
14:00
伝統芸能〈鬼太鼓〉の舞を習う
17:00
小木温泉の〈旅館 かもめ荘〉に宿泊
佐渡市
8:30
ホテルを出発!
9:00
〈たたこう館〉で太鼓叩き体験
10:30
〈力屋観光汽船〉のたらい舟で海上散歩
11:40
〈よしかわ屋〉でカフェランチ
12:40
〈宿根木〉の細路地を散策
16:00
海を臨む〈ホテルファミリーオ佐渡相川〉へ
18:00
屋外舞台で「薪能」鑑賞
新潟市〜弥彦村
9:15
〈佐渡汽船カーフェリー〉で新潟市へ
12:00
鮮魚問屋が営む〈魚や片桐寅吉〉で魚ランチ
13:00
〈古町柳都カフェ〉で現役芸妓さんに会う
14:30
新潟随一のパワースポット〈彌彦神社〉
17:00
JR新潟駅 or 燕三条駅で解散!
9:00
〈佐渡汽船カーフェリー〉で佐渡島へ
新潟市から佐渡島に向かうのは、ゆっくりカーフェリーで。「ときわ丸」と「おけさ丸」は新潟港と両津港を結ぶ離島航路最大級の大型カーフェリーです。広々とした船内には、ゲームルーム、売店、イベントプラザなどさまざまな施設があり、2時間半の船旅も楽しく過ごせます。甲板に出てカモメやウミネコを眺めたり、食堂で佐渡島カレーや新潟名物・タレカツ丼を食べたりするのもよし。乗船の記念に、日本各地の船会社が発行する「御船印」を船内案内所で購入するのもオススメです。佐渡に到着したら民謡「佐渡おけさ」が流れ、旅のムードを盛り上げてくれます。
INFO
住所:【新潟港ターミナル】新潟県新潟市中央区万代島9-1
【両津港ターミナル】新潟県佐渡市両津湊353
関連サイト:佐渡汽船HP(www.sadokisen.co.jp)
12:30
〈すしやまるいし〉で寿司ランチ
佐渡に着いたら、地元の魚と佐渡産コシヒカリのお寿司で腹ごしらえ。〈すしやまるいし〉は、佐渡沖近辺で水揚げされた魚を島内外へ出荷する鮮魚店〈石原水産〉直営の回転寿司店。50種類以上の新鮮なネタのほか、サイドメニューや手作りのデザートまで、豊富なメニューがリーズナブルに食べられます。
INFO
住所:新潟県佐渡市泉1031-1
駐車場:有り(20台)
営業時間:11:00〜21:00
営業時間:11:00〜14:00、16:30〜20:00
電話番号:0259-63-3066
関連サイト:さど観光ナビ(www.visitsado.com/spot/detail0301/)
14:00
伝統芸能〈鬼太鼓〉の舞を習う
〈鬼太鼓(おにだいこ)〉は、五穀豊穣祈願や厄払いを目的にした佐渡の伝統芸能の一つ。集落ごとに鬼のお面や衣装、踊り方など、受け継がれてきたものが異なることが特徴です。佐渡島の中央に位置する新穂(にいぼ)地区の日吉神社を拠点に活動する新穂中央青年会の皆さんが、鬼太鼓の所作や太鼓を観光客に教えるワークショップを開催。実際に演者さんと話をし、体験してみると、鬼太鼓の魅力が深まり、地域にとってどれだけ重要なものかがよく理解できます。
INFO
住所:新潟県佐渡市新穂55 新穂中央青年会事務局(さどやニッポン内)
メールアドレス:info@sadoyanippo.com
関連サイト:新穂中央青年会FB(www.facebook.com/NIBondeko)
17:00
小木温泉の〈旅館 かもめ荘〉に宿泊
佐渡での宿泊は、島南部にある小木町の〈旅館 かもめ荘〉へ。小木港から徒歩10分という立地から実現する、新鮮な魚介類を中心とした海の幸たっぷりの食事が人気です。佐渡の地酒をおともに楽しみましょう。お風呂は、美肌の湯として知られる源泉掛け流しの小木温泉。露天風呂(11〜3月休止)に浸かり、星空を眺めれば、心身ともにリラックスできること間違いなしです。
INFO
住所:新潟県佐渡市小木町11-7
駐車場:有り(普通車15台、大型車2台)
電話番号:0259-86-2064
FAX番号:0259-86-2618
関連サイト:にいがた観光ナビ(niigata-kankou.or.jp/spot/11658)
かもめ荘公式HP(sado-kamomesou.com)
9:00
〈たたこう館〉で太鼓叩き体験
〈たたこう館(佐渡太鼓体験交流館)〉は、佐渡を拠点に活動する世界的人気を誇る「太鼓芸能集団 鼓童」が運営する施設。ゲームを通して太鼓体験講師に叩き方を教わり、太鼓のおもしろさに触れる体験プログラムが人気です。鼓童のメンバーが樹齢推定600年のケヤキの木を使って作ったという巨大な原木太鼓も展示されています。そのほか、「刺し子体験」や佐渡ならではの「そば打ち体験」(冬期11月〜3月)など、太鼓以外にも多彩なプログラムが楽しめます。
INFO
住所:新潟県佐渡市小木金田新田150-3
駐車場:有り(普通車25台、大型車4台)
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月曜(祝日の場合はその翌日)
料金:【60分コース】中学生以上2,200円、小学生1,100円
電話番号:0259-86-2320
関連サイト:にいがた観光ナビ(niigata-kankou.or.jp/spot/9011)
たたこう館(佐渡太鼓体験交流館)HP(tatakokan.jp/)
10:30
〈力屋観光汽船〉のたらい舟で海上散歩
海の上をゆらゆらと漂う丸い乗り物は、江戸〜明治時代あたりから小木に伝わる「たらい舟」。名前の通りたらいを船の代わりに用いたもので、小廻りがきき、見た目以上に安定していることから、昔からサザエ漁やワカメ漁に使われてきました。エプロン姿の女性船頭さんたちが巧みに操る舟に身を任せ、新潟の海の上で旅情にひたってください。
INFO
住所:新潟県佐渡市小木町1935
駐車場: 有り(普通車50台、大型車6台)
営業時間:3月~10月下旬/8:30~17:00、10月下旬~11月下旬/8:30~16:30、11月下旬~2月/9:00~16:00
定休日:年中無休
料金:大人700円、小人400円
電話番号:0259-86-3153
FAX番号:0259-86-3755
関連サイト:力屋観光汽船のたらい船体験HP(park19.wakwak.com/~rikiyakankou/)
11:40
〈よしかわ屋〉でカフェランチ
宿根木集落の入口にある〈よしかわ屋〉は、店内に階段箪笥が据えられた古民家風のカフェ。佐渡の魚介入り焼きそばや豚丼など、地元食材を使ったランチは地元の人びとにも人気です。佐渡の職人さんによる木工作品や、宿根木産の野菜なども販売しており、お土産探しもできそう。コーヒーだけの利用ももちろん可能。一息つきたいときに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
INFO
住所:新潟県佐渡市宿根木393
駐車場:有り(30台)
営業時間:10:00〜16:00
定休日:月曜(12月は不定休、1月~3月冬季休)
電話番号:0259-86-2077
関連サイト:よしかわ屋(shukunegi.com/spot/yoshikawaya/)
12:40
〈宿根木〉の細路地を散策
〈宿根木〉は、中世より廻船業を営む者が居住し、南佐渡最大の港として発展した集落です。村を流れる称光寺川(しょうこうじがわ)と平行して数本の小路が海へ向かい、それに面して木造の建物が密集する町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。建物の間を縫うようにして張り巡らされている細い路地はまるで迷路のよう。食後の腹ごなしにぴったりの散歩コースです。
INFO
住所:新潟県佐渡市宿根木
駐車場:有り(20台)
関連サイト:さど観光ナビ(www.visitsado.com/spot/detail0121/)
16:00
海を臨む〈ホテルファミリーオ佐渡相川〉へ
〈ホテルファミリーオ佐渡相川〉は、日本海に面した〈佐渡弥彦米山国定公園〉内に位置するホテル。すべての部屋が海側で、日本海に夕日が沈む美しい光景が見られます。佐渡沖で獲れた生きたままの佐渡活南蛮エビ(季節限定、要予約)など地産食材を堪能できるレストランや、海を臨む屋根付き・ガス付きのバーベキューハウスも完備。家族連れでも友人や恋人とでも、安心して快適な時間が過ごせるお宿です。
INFO
住所:新潟県佐渡市小川1267-1
駐車場:有り(30台)
定休日:年中無休
電話番号:0259-75-1020
FAX番号:0259-75-1030
関連サイト:ファミリーオ佐渡相川HP(familio-folkloro.com/sadoaikawa/)
18:00
屋外舞台で「薪能」鑑賞
日が暮れてから、薪を焚きながら屋外で行う「薪能」。能の大成者・世阿弥が流された地として知られている佐渡には神社に併設された屋外の舞台が多数現存し、毎年4〜10月まで各地で演じられています。風の音や虫の声も合わさった神秘的な雰囲気のなか、佐渡の人びとと開放的な空間で能楽鑑賞を楽しみましょう。演能スケジュールに合わせて島を訪れたり、各地の能舞台を巡ったりと、能楽を通して佐渡の文化や風土を深く味わってみるのも乙です。
INFO
12:00
鮮魚問屋が営む〈魚や片桐寅吉〉で魚ランチ
旅の最後のランチは、〈魚や片桐寅吉〉で贅沢な魚料理を。江戸時代から漁師を雇って漁業を営む鮮魚問屋である片桐家の、築100年以上の国指定有形文化財の住宅で食事が楽しめます。人気メニューは、彩り豊かで美しい「ばらちらし」。さらに豪華な松花堂弁当や寿司御膳といったメニューも、平日限定・事前予約で選べます。隣接する〈港茶屋〉では、新潟のコーヒーの名店が手掛ける「雪室珈琲」や「雪室白玉」を使った甘味も味わえます。
INFO
住所:新潟県新潟市中央区上大川前通12-2742
駐車場:有り(3台)
営業時間: 11:00~15:00、17:00~21:00(予約制)
定休日:年中無休
電話番号:025-201-8082
FAX番号:025-201-8083
関連サイト:魚や片桐寅吉HP(minato.sakana-bandai.com/torakiti/)
13:00
〈古町柳都カフェ〉で現役芸妓さんに会う
食事のあとは、花街・古町でゆっくりお茶の時間を。かつては“美(み)や古(こ)”の名で知られた歴史ある待合のお座敷の一部をカフェにした〈古町柳都カフェ〉では、普段踊りを披露している現役の芸妓さんがお茶やお菓子を運んでくれます。運がよければ、お稽古の三味線や太鼓、笛の音が聞こえることも。古町に残る芸能文化の一端に触れながら、町や人びとの歴史に思いを馳せましょう。
INFO
住所:新潟市中央区古町通九番町1462
営業時間:13:00〜15:00
定休日:土・日曜、祝日
電話番号:025-222-2237
FAX番号:025-228-5603
関連サイト:古町柳都カフェHP(furumachi-sangyou.jp/cafe/)
14:30
新潟随一のパワースポット〈彌彦神社〉
古くから「おやひこさま」と呼ばれ親しまれている〈彌彦神社〉。樹齢400年を超えるスギやケヤキに包まれたこの地は、一足踏み入れるだけで不思議なパワーが感じられます。ロープウェイに乗って標高634mの弥彦山の頂上へ登ると、佐渡や越後平野、遠くは能登半島まで見渡せる360度の大パノラマ。そしてそこには、彌彦神社祭神「天香山命(あめのかごやまのみこと)」と、妃神「熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)」が祀られています。信仰と芸能は結びついていて、彌彦神社は神歌楽(かがらく)や天犬舞(あまいぬのまい)といった独自の舞楽が伝承されてきました。毎年4月18日の妻戸大神例祭には「大々神楽(だいだいかぐら)」全13曲が舞われます。また、3~6月、9~10月は、毎週土曜の14時から、1~2曲の神楽奉奏が披露され、訪れた人は誰でも鑑賞することができます。
INFO
住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
駐車場:有り(普通車2000台、大型車20台)
電話番号:0256-94-2001
FAX番号:0256-94-4552
関連サイト:彌彦神社HP(www.yahiko-jinjya.or.jp)
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