新米の季節!「キムラファーム」のとれたて新鮮卵でいただく、究極の「卵かけご飯」のおいしさに感動!/五泉市
2026 11.02
米処・新潟の秋の楽しみといえば「新米」。その新米と一緒に味わいたい「ご飯のお供」を求め、ライターが向かったのは五泉市にある新鮮卵の直売所「キムラファーム」です。多くのお客さんに愛され続ける「キムラファーム」の魅力と“究極の卵かけご飯”の味をレポートします!
- 槻本みのり

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皆さん、こんにちは!
新潟の食文化について勉強中のライター・槻本みのりです。
新米の季節を迎え、すでに楽しんでいる人も多いのではないでしょうか?
つやつやの新米をそのままいただくのはもちろん、一緒に楽しみたいのが「ご飯のお供」。
新潟県内には村上の「塩引き鮭」や旧亀田町の「藤五郎梅」の梅干し、南魚沼の伝統野菜・神楽南蛮で作る「かぐら南蛮みそ」…など、ご飯と一緒に味わいたい「お供」がたくさんありますが、今年は新米と“あるもの”を一緒に食べたくて、五泉市へ向かいました!
五泉市にある、とれたて新鮮卵の直売所「キムラファーム」へ
新潟平野の東側、壮大な山々に囲まれた自然豊かな場所にあり、とれたての新鮮卵を販売する直売所「キムラファーム」さんへ。
磐越自動車道の安田インターから比較的近く、五泉地域と安田地域をつなぐ、県道41号線沿いにあります。
ニワトリのイラストが描かれた看板が目印。
上越・柿崎から移築したという、立派な古民家を改装した直売所。以前からここを車で通る度に雰囲気のある外観に興味をひかれ、気になっていたのです!
趣のある建物に一歩足を踏み入れると…、陳列台の販売スペースにはさまざまな色、大きさ、種類の卵がずらりと並び、圧倒されます!
ゆっくりと時間が流れるように感じる落ち着く空間の店内で、副代表の木村道雄さんが取材に応じてくださいました。
「うちの父が小さな規模からスタートし、創業して約60年です」と木村さん。
野菜の直売所で卵も一緒に販売されていることはよくありますが、「卵専門の直売所」という形態は貴重ではないでしょうか。木村さんからお話を伺っている間にも、平日ながらお客さんが途切れることはありません。
取引先に合わせ、規模を大きくした養鶏場もあると思います。ですが、「キムラファーム」さんは、納得した形で自社のこだわり卵を販売したいという想いから、あえてこの直売所スタイルを守っているように感じました。
お客さんからリピートされ続ける、「こだわりの卵」
人間は時々、特別感や非日常感を感じたくなるもの…。
「キムラファーム」の「とれたての新鮮卵」をあつあつごはんにかけていただく「ごちそう卵かけごはん」は、まさにそんな気分を味わいたい時にぴったり。
「新米の時期になるとお客さんが増えますね。皆さん、『どうやって新米をおいしく食べようか』というのを考えるようです。新潟という土地柄、目に見える場所で稲の成長を感じられ、お米との距離感が近いのでしょうね。だけど、“新米がとれる”というのは日常じゃなくて、非日常なのかもしれません」。
そんな特別感を味わいたいと「キムラファーム」の新鮮な卵を求めて訪れる、お客さまとのコミュニケーションから、その時々で変化する、お客さまのこまやかなニーズをキャッチされている木村さん。
卵は1個から購入でき、大小さまざまなサイズや双子卵などバリエーションが豊富。
さらに、贈答用の箱入りも用意され、お中元、お歳暮、ゴルフの景品として利用される方も多いとか。
スタッフさんと会話をしながら「卵選び」を楽しめるのも「キムラファーム」ならではのスタイルです。
6種類の鶏が産む、貴重な「色とりどりの卵」とは?
さまざまな種類の新鮮卵がずらりと並ぶ「キムラファーム」は、6種類の鶏をストレスの少ない環境の下で育てようと配慮。また、鶏の飼料はトウモロコシや大豆を中心に、小麦のふすまやパプリカ、貝化石などを混ぜたものを与えているそうです。
それらを飼料とするニワトリの卵の色は…白いニワトリからは「白玉」、赤いニワトリからは「赤玉」、白と赤のニワトリの掛け合わせからは「ピンク玉」が産まれてくるのだとか。中でも貴重だといわれているのが、「薄青玉」を産む「アローカナ」だそうです。
また、ニワトリの飼料について、初めて知ったことで意外だったのが、ニワトリには「赤いものを食べたい」という本能が備わっているということ。私たち人間だって、赤いトマトはもちろん、桃やブドウなど“色がつくもの=おいしそう!”と感じますよね。
このような興味をひかれる豆知識をはじめ、話題が豊富な木村さんから、ほかにも勉強になる話をたくさん聞くことができました。
たくさんの興味深い話をお聞きした後は、「新潟地鶏の卵」をはじめ、「赤たまご」、「桃色たまご」、「名古屋コーチンの卵」、若い鶏だけが産む自然現象で黄身が2個という「双子卵」など珍しい卵を購入。
早速、「卵かけご飯」にしていただいてみましたが、一口食べて感じたのが強い甘み!
生命力とパワーを感じるような、濃厚な味わいで、感動しました。
黄身がまろやかなので、お米ひと粒ずつにしっかりとそのうま味が絡みます。
これこそ、シンプルながらとれたて新鮮卵の魅力が引き立つ、「究極のごちそう」です!
創業60年、今までもこれからも「気負いなく」
新潟県内の旅館の料理やパティスリーの商品の材料としても愛用される「キムラファーム」の卵。創業から約60年、木村さんに今後の目標を聞いてみると…
「私は目標を立てないんです」と意外な返答が…。
「目標を立てると、それを達成するために“こうあらねばならない”と、制限が入ってしまう。そうすると、本来その道に近づくための目標がどんどん遠ざかってしまうんですよね、不思議なものです」と木村さん。
このように話してくださった背景として、日々お客さんとの接客や対話を大切に、木村さん曰く「気負いなく」、経営されてきたからこそ、「キムラファーム」のこだわりの卵は多くのお客さんに愛され、リピートされ続けるという“目に見える形”になっているのだと感じました。
また、今回、「キムラファーム」の取材を通して、もうひとつ感じたことがあります。
お客さんは、元々は高校で教師をされていたという温かなお人柄の木村さんをはじめとしたスタッフの皆さんとの会話も楽しみに足を運ばれているのではないかということ。そしてその温かな愛情を持って育てられたニワトリが生んだ卵のおいしさに感動して、「あの直売所にまた行きたい」となるに違いないということです。
周囲に広がる山と田んぼの景色という自然の恵みを味わいながらのドライブの道中も、「キムラファーム」へ向かうからこそ体感できる醍醐味です。
たくさんの楽しみを味わえる。とれたての新鮮卵を販売する直売所「キムラファーム」。
新米のお供にとれたての新鮮卵で、新潟の秋ならではのおいしさを堪能してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
槻本みのり
新潟の食文化やグルメに加えて、毎日が楽しくなるようなコトを発信したいです。コーヒーと焼き菓子、アイスが好き。
Instagram:https://www.instagram.com/minori.tsukimoto






























