国史跡 奥山荘の歴史と城館跡

くにしせきおくやまのしょうのれきしとじょうかんあと

戦国武将中条氏の本拠地、江上館・鳥坂城・坊城館など
史跡「奥山荘城館遺跡」が広がる胎内市。

ロマンあふれるふるさとの荘園をおさんぽ。

■江上館(本郷町)
奥山荘惣領地頭である中条家の15世紀代の居館跡と考えられる。
きわめて土塁の遺存状態がよく、昭和37・38年、平成3~8年度に発掘調査を実施し、それに基づいて史跡整備がなされ、
平成14年度から「奥山荘歴史の広場」として開園している。
傍らには奥山荘歴史館も併設され、生涯学習の場を提供している。
昭和59年10月 国指定史跡

■坊城館跡(西本町)
鎌倉時代後期(13世紀後半~14世紀前半)の館跡で、60数m四方の屋敷地を区画する溝や大規模な建物が何棟も発見され、
大量の土器(かわらけ)、青砥などの高級中国製磁器などが見つかっている。
これらから坊城館跡は、当時最も格の高い居住者である地頭=三浦和田一族の屋敷跡であると考えられる。
鎌倉時代の地頭屋敷が室町時代の武家居館(江上館)の南方200mに位置していたことが判明した。
平成18年1月26日 国指定史跡

エリア
村上・新発田エリア
カテゴリー
巡る

第20回 中世歴史絵巻「板額の宴」

弓の名手で、才色兼備の女武将としてその名を歴史に残した板額御前。
現代によみがえる中世歴史絵巻「板額の宴」。
節目の第20回は2部制で、開宴の儀と朗読劇、ワークショップを行います。


■とき
9月18日(日)(小雨決行)
【午前の部】10時~正午/【午後の部】2時~4時

■ところ
奥山の壮歴史の広場(雨天時は胎内小学校)

■観覧・体験
無料 ※ワークショップには材料の数に限りがあるものもあります。

■その他
9月1日号に詳細な内容についてのパンフレットを折り込みます。

「板額の宵」開催に伴い、奥山の壮歴史広場周辺の市道に交通規制がかかります。

■申込・問合せ
生涯学習課文化・文化財係 47-3409

基本情報

住所新潟県

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