「雪育」とは?新潟スノーリゾートでの体験が子どもの成長を促し親子の絆を深める

2024.12.16

みなさんは「雪育(ゆきいく)」という言葉をご存じでしょうか?

新潟をはじめとする雪国では、スノーリゾート体験を通じて子どもの成長を促す取り組みとして注目されています。
ウィンター業界では以前から使われてきた言葉ですが、まだ一般には広く知られていません。

今回は、新潟の豊かな雪と自然環境を舞台にした「雪育」の魅力と、冬ならではの特別な体験が子どもの心と体にどのように寄与するのかをご紹介します。

「雪育」とは、スキー、スノーボードや雪遊びが子どもの様々な成長を促進するという考え方。

雪に触れることの少ない子ども達にとって、雪国の「雪」というは景色そのものが非日常的なもの。

また、スキーやスノーボードという滑走具を付けて滑る、雪で遊ぶというのも非日常的な体験です。さらには、パパ・ママとずっと一緒に過ごすのも非日常かもしれませんね。

そんなスノーリゾートでの非日常体験が、子どもに与える影響はとても大きいと言われています。その考え方そのものが「雪育」です。

ファミリースキー&スノーボードはただのレジャーにあらず!

お子さんがスキー&スノーボードで滑走シーンを思い浮かべてみてください。
子どもであっても滑走時は基本、ひとり。スキー&スノーボードに2人乗りはできません。

となれば、パパ・ママやインストラクターがすぐそばにいたって、「立ち止まっている人がいるから右から抜こう」とか、「スピードが出すぎて怖いからスピードを落とそう」とか、自分で瞬時に判断して行動するケースばかり。

さらに、「どうしたら転ばないで済む?」とか「どうしたらもっとスピードが出る?」とか、どうしたら?に直面するケースも多彩です。

スキー&スノーボードは、自らが決めて行動する「自己決定」、どうしたら?を試行錯誤のうえ、クリアできたときの「達成感」、そして、達成感から感じる自分はできるんだという「有能感」、これらを感じる機会がとても多いスポーツなんです。

この自己決定と達成感、有能感は子どもの「自律性の成長」に大きく寄与すると考えられており、また、スキー&スノーボードにおける、その機会の多さと効果の大きさは、他のスポーツやレジャー、自然体験に勝るとも劣らないものと言われています。

家族の絆の深化につながるファミリースキー&スノーボード

家族旅行は子どもが小学校を卒業するまで、という家庭は多いと思います。

その理由は、子どもが勉強や部活で忙しくなること、中学生から大人料金になる宿泊施設やレジャー施設が多く、旅費が家計の大きな負担になることなどが考えられます。特に男の子は親と一緒を恥ずかしがる傾向が強くなり、パタッと旅行に行かなくなりがちです。

一方で、幼稚園・保育園時代や小学校低学年のころから、ファミリースキー&スノーボードを継続してきた家庭は、子どもが中学生になっても高校生になっても、家族でスキーやスノーボードにでかけるケースが多いそう。

その理由を、ファミリースキー情報メディア「ハピスノ」編集長、竹川紀人さんは次のように語ります。

「中学生や高校生にとって、スキー&スノーボードはアクセス面や費用面からハードルの高いレジャーで、行くとなれば、基本、親と一緒という手段しかありません。

わたしの家庭の実体験と、これまで接してきた多くの親子を見る限り、親と一緒にでかけるのが恥ずかしいという気持ちを、スノーリゾートの魅力が凌駕した子どもは、ファミリースキー&スノーボードを中学生以降も継続しているようです。

ちなみに、そのスノーリゾートの魅力とは、中高生ともなると、キッズパークで嬉々として遊ぶことはなくなりますから、スキー&スノーボードというスポーツとしての魅力ということになります。

そして、スキー&スノーボードの奥深い魅力を発見するには、ある程度、滑れる必要がある。だから、小さいころからスキー場に通い、技術的にも中・上級者に達している子どもの家庭は、高校生になっても大学生になっても、ファミリースキーを継続しているケースが多い。

わたしは、この先が、三世代スキーにつながっているんだと確信しています」

親子のスノーリゾート体験。言い換えれば、ファミリースキー&スノーボードは子どもの心身の成長を促し、家族の絆を永遠のものとしてくれる、そんな魅力的なレジャーです。

新潟のスノーリゾートはアクセスがよく、積雪量が豊富で、ファミリーゲレンデも多彩。さらには、雪国の伝統や文化を感じるスキー+αの親子旅にも最適。

ぜひ、この冬は「雪育」の環境が整った、新潟県のスノーリゾートにおでかけください。

ハピスノ(HAPPY SNOW KIDS)は子連れで楽しむ!ファミリースキー&スノーボードに関する情報が満載です。

新潟のスノーリゾートは、雪育にぴったりなスキー場はもちろん、幼児が楽しめる雪の遊園地のようなキッズガーデンも充実。また、多彩なイベントや体験が満載です。子どもたちが楽しみながら成長できる魅力的なプログラムが、この冬も盛りだくさん!新潟ならではのおすすめイベントや体験をご紹介します。

雪育イベント「家族対抗!雪上運動会」

この冬は雪上で思いっきり体を動かしてみませんか?「ニュー・グリーンピア津南」、「苗場スキー場」にて雪上運動会を行います。参加資格は5歳~小学生の子どもを含むご家族。5歳~小学生のキッズが参加すれば、それ以外の年齢の子どもがいても参加OKです。豪華賞品も多数ご用意。参加費は無料!
ぜひご参加ください。

●開催日
2025年2月15日(土)/ニュー・グリーンピア津南
2025年3月15日(土)/苗場スキー場
●参加資格:5歳~小学生の子どもを含むご家族
●定員:各会場15家族(応募多数の場合は抽選)
●料金:参加費無料

雪育スキー&スノーボードスクール

オリンピアンを招聘してのスキー&スノーボードスクール。世界の一線で戦ってきたトップアスリートと触れ合うことで、スキー&スノーボード技術の習得だけでなく、“挑戦”や“尊敬”、さらには“切磋琢磨”といった意識を強く感じてもらうことを企図して開催しました。2024/25シーズンも開催決定!
今シーズンのオリンピアンは、スキーはソチ五輪フリースタイル女子ハーフパイプ銅メダリストの小野塚彩那さん、スノーボードはトリノ五輪女子ハーフパイプ日本代表の伏見知何子さん。稀少なこの機会お見逃しなく!

●スキーレッスン開催日
2025 年1 月25 日(土)/石打丸山スキー場
2025 年1 月26日(日)/舞子スノーリゾート
●スノーボードスクール開催日
2025年3月8日(土)/湯沢中里スノーリゾート
2025 年3月9日(日)/湯沢高原スキー場
●参加資格:スキーorスノーボード経験が5回以上ある小学生
●定員:各会場25名(先着順)
●料金:10,000 円(税込)
※スクール4時間+ リフト1日券+ ランチ券の料金含む

新潟で雪遊び体験

全国屈指の雪国である新潟で雪遊びを楽しんでみませんか?新潟県は冬の訪れとともに山沿いを中心に雪景色が広がります。スキーやスノーボードはもちろん、雪国ならではのアクティビティ、雪イベント、雪花火、さまざまな雪遊びを楽しめます。こちらでは小さなお子様連れでも楽しめる雪遊びスポット、アクティビティ、雪イベントなどをご紹介。

「スキーこどもの日」が超お得♪小学生以下の子どもはリフト無料

スキー場の活性化のために制定された「スキーこどもの日」をご存知ですか?12月から3月までの第3日曜日を「スキーこどもの日」と定め、小学生以下の子どもはリフト無料になるなど、新潟のスキー場では様々なサービスを行っております。各スキー場の「スキーこどもの日」を利用してお得にスキー、スノーボードを楽しんでください。