東光寺

とうこうじ

東光寺は1382年に創立された曹洞宗の寺です。
本尊は聖観音菩薩、佐渡四国第八番の札所となっています。
1691年に仏前の火災に見舞われましたが、本尊だけは無事に移動することができ、1697年に造営し現在に至っています。
境内には三つが山と呼ばれる熊野権現、金毘羅権現、稲荷権現をそれぞれ奉る石祠とムジナ禅達岩谷堂があります。
また、狩野伴幽の筆による六地蔵(指定文化財)があります。

【板書六地蔵】
縦87cm、巾32cmの大きさの板に1体ずつの地蔵が墨で描かれているもので、金剛宝、放光玉、金剛願、金剛撞、金剛悲、預天賀が描かれています。
伴幽は久隅彦十郎と言い、狩野派中興の祖とされる探幽の弟子だったが罪をうけ、佐渡に流され、1730年に相川で没しました。
その画風は狩野派の伝統を忠実に伝えるものとされます。
板書六地蔵の裏面には「享保三戊戍年正月如意日現住英洲代」とあることから、伴幽晩年の筆であることがわかります。
英洲(宅穏英洲大和尚)は12世住職で1733年に没しました。

基本情報

住所新潟県佐渡市徳和3406
交通アクセス●両津港より車で50分
●小木港より車で30分
●赤泊港より車で10分
駐車場●普通車:有り(無料)
料金無料
備考【市指定有形文化財(美術工芸品)】
●種別:絵画
●名称:板書六地蔵
●指定年月日:平成16年3月1日
●作者:狩野伴幽斎

問い合わせ先

問い合わせ先一般社団法人佐渡観光交流機構 南佐渡観光案内所
電話番号0259-86-3200
FAX番号0259-86-2237

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