日本一!?親不知「幻のもずく」をもとめて/糸魚川市

2021 02.26

「日本一のもずく」があると聞き、いてもたってもいられず糸魚川・親不知へ。断崖の絶景と海鮮、そして幻のもずくを満喫してきました。

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中林 憲司(なかばやし けんじ)
中林 憲司(なかばやし けんじ)
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日本一!?親不知「幻のもずく」をもとめて/糸魚川市
こんにちは!
新潟県外からのお客さんと居酒屋さんにいって、出てきたお刺身の盛りの良さと味に感動して、
「こんなに大きくて美味しいお刺身が、この料金で食べれるなんて羨ましい!」と言われると、
「え?そうですか?普通じゃないですか?」と平静を装いつつも内心誇らしくて喜んでいる、加茂市在住のライター中林憲司です。

2月のある日、糸魚川市にある某人気居酒屋さんにて・・

「こちら、日本一のもずくです。」

カウンター奥のマスターが自信に溢れた表情で出してくれたものが、糸魚川市親不知の海岸で獲れる「幻のもずく」といわれる代物。

実は私、もずくが大好きであり、もずくにはうるさい男。
「いやいやいや、そう簡単に“日本一”を認めるわけにはいきませんけど。しかも“幻”だなんて、そんな大げさな。」
心の中で完全に身構えた私。
いざ、そのもずくをいただいてみたところ・・・

世界一でした。

この親不知の「幻のもずく」とは一体・・
そして、新潟県最西端の地「糸魚川市親不知」はどんなところなのか・・


いてもたってもいられず、糸魚川市親不知へ向かいました。

糸魚川市・親不知(おやしらず)

北陸自動車道親不知I.Cは、富山へ向かう下り方面で新潟県最後のインターチェンジ。
高速道路が日本海沿いに面しており、まるで海の上を走っているかのような感覚になる親不知I.C付近は、新潟県内では最も海に近い場所を走る高速道路です。

ところで、「親不知」(おやしらず)という地名、気になりませんか?

「親不知」は断崖絶壁の岩肌が海に面しており、その昔ここを通行することがとても困難だったため北陸道最大の難所と言われておりました。
危険な波打ち際を通るとき、親は子を、子は親をかえりみる余裕がなかったことから「親不知・子不知」と呼ばれるようになったと伝えられております。(諸説あり。)

現代では先人たちの多大な努力おかげで立派な国道や高速道路が開通し、安全に行き来できるようになったという歴史がある場所なんです。

そんな「親不知」の歴史にまつわる記念碑やスポットを訪ねてきました。

親不知記念広場

親不知I.Cから国道8号線を富山方面へ約2分のところにある「親不知記念広場」。
1968年に国道8号線改良を記念して整備された広場です。
広場には展望台があり、親不知の断崖絶壁を望むことができます。
昔の人はこんな場所を徒歩で・・。(確かに危険!恐ろしや・・)
展望台の隣には、「愛の親子像」があります。
曲がりカーブが多い国道8号線の通行の安全を祈願し設置された像です。
道が整備された現代でも通行(運転)には気を付けましょう!

親不知コミュニティロード

「親不知記念広場」からさらに富山方面へさらに約2分ほど進むと、右手に「親不知観光ホテル」が見えてきます。
ホテル前を通る「親不知コミュニティロード」と名付けられた道路があり、親不知の歴史を知ることができるスポットが点在します。
海を背にして山の岩肌に目を向けて足を組んでいるのは、「ウォルター・ウェストン像」。
イギリス人の宣教師として日本を訪れていたウェストン氏は登山家でもあり、日本の近代登山の発展に貢献。
1894年に親不知を訪れ、「ここが日本アルプスの起点である」と著書にて紹介したそうです。
ウェストン像の隣の展望台からは、親不知I.C方面の海岸線が一望。
あらためて海岸沿いの断崖絶壁の険しさと、海の上を走るように建設された高速道路のすごさがわかる景色です。
「親不知コミュニティロード」を進んでいくと、何やら文字が彫られた岸壁が・・
「如砥如矢」(とのごとく やのごとし)と文字が彫られています。
絶壁を切り拓いたこの道は1883年に完成。そのとき工事に尽力した富丘磯平(とみおかいそへい)氏がこの字を岩に刻んで喜びを表したと言われています。
よく見ると他にもたくさん文字が彫られているんです。
当時、工事に携わった人たちの苦労、そして達成の喜びは相当なものだったのでしょうね・・

他にも「親不知赤レンガトンネル」という昔使われていたトンネル内を歩くことができるスポットがあるそうですが、この日はまだ道に雪があり入り口に近づくことができませんでした。
春になったらこちらも訪れてみたいスポットです!

お食事処 漁火(道の駅親不知ピアパーク内)

いよいよランチタイム!
親不知の「幻のもずく」を食べよう!
ということで向かった先は、親不知I.Cから2分の場所にある「道の駅 親不知ピアパーク」。
伺ったお店は、『お食事処 漁火(いさりび)』。
二階がレストランとなっており、大きな窓から親不知の海岸が目の前!
ロケーション抜群のお店です♪
 
しかし・・ここで衝撃的事実が判明。
なんと親不知の「幻のもずく」を使ったメニューはありませんでした・・残念。
 
なんでも親不知のもずくは、漁ができる期間が決められており、例年だと6月25日~7月下旬の間。
それゆえに獲れたもずくは一年で提供できる量が限られており、この時期のメニューとしは提供されていないとのことです。(私の知識不足でした!)
 
さすが貴重な親不知のもずく。「幻」と言われる所以なのでしょう・・

 しかーし!
「幻のもずく」に勝るとも劣らない、魅力的なメニューが!!!!!

海鮮丼(2,200円・税別)

食材は主に目の前の親不知漁港で獲れた新鮮な海鮮を使っており、その日に獲れた海鮮や仕入れによって海鮮丼の内容が変わるんだそうです!


この日の海鮮丼の内容は、ブリ・フクラギ・マグロ・アジ・甘エビ・・
大きな切り身で、脂がのった海鮮たちがぎっしり!
本当に新鮮でおいしく、あっという間にぺろりと平らげました♪
こちらを経営されている店長の近江さん。
実は近江さんは料理人でありながら、漁師さんでもいらっしゃいます!
自らが漁に出て、獲れた新鮮な海の幸を調理しこちらでご提供されているのです。

親不知漁港で獲れたばかりの海の幸を、海を眺めながらたしなめる・・

最高の贅沢ではありませんか!

お食事処 漁火

住所:新潟県糸魚川市大字外波903-1(道の駅 親不知ピアパーク内)
営業時間: 営業時間:11時~15時(ラストオーダー14時半)※夕方~夜営業は要予約
定休日:火曜日
お問い合わせ:TEL 025-561ー7291

親不知おさかなセンター(親不知ピアパーク内)

「漁火」の海鮮丼は大満足だったのですが・・

やっぱり親不知の「幻のもずく」が食べたい!

同じ親不知ピアパーク内「親不知おさかなセンター」によってみたところ・・
ありました!親不知産「塩もずく」
やっと会えた幻のもずく!即購入!!
※300g・・・1,000円(税込)、500g・・・1,500円(税込)、1kg・・・2,800円(税込)

そして、さらにその隣に目を引くものが・・・
『親不知もずくそば』
こちらもとても気になる!購入!!
※1束・・・350円(税込)、3束・・・1,000円(税込)、1箱(5束入り)…1,700円(税込)
自宅に帰り親不知の荒波を思い出しながら楽しみたいと思います♪

株式会社親不知おさかなセンター

住所:新潟県糸魚川市大字外波903-1
営業時間:(4月~10月)9:30~17:00、(11月~3月)10:00~16:00
定休日:年中無休
※季節によって、販売時間、定休日が変わる場合がございます。
お問い合わせ:025-562-3708

糸魚川 いのまた

最後に冒頭で「日本一のもずく」に出会わせてくださったお店をご紹介いたします。
糸魚川駅から徒歩3分の場所にある居酒屋さん「糸魚川 いのまた」。
2019年11月にオープンしたこちらのお店。
マスターの猪又さんは某ホテルで長年シェフをされていた経歴をもちます。
その当時、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門でなんと4年連続で選ばれたそうです!

地元糸魚川の海で獲れた魚介類にこだわり、そこに洋風の調理が加わるお料理を堪能させていただきました。
『トチウオのマリネ』
トチウオ(標準和名:ヒメジ)とは上越・糸魚川地方で郷土の魚として親しまれています。
『まだらの白子あぶり』
『ぶり大根』
『和牛モモ肉の低温ロースト』

いかがでしょう!
とても独創的で美味しいお料理と見た目の美しさ。
(他にも美しくて美味しいお料理がたくさん出てきましたがご紹介しきれません!)
 
「お客さんを楽しませたい」という猪又さんの想いがお料理から伝わってきます。

アラカルトだけでなくコース料理も提供可能!
糸魚川の新鮮な海の幸に、洋のテイストを加えた唯一無二のお料理を楽しめる「糸魚川 いのまた」。
一度訪れたらきっとファンになるお店♪おすすめです!

糸魚川 いのまた

住所:糸魚川市大町2丁目5-31
営業時間:18:00~22:30
定休日:日曜日
お問い合わせ:TEL 025-555-7700

魅力がいっぱい!新潟の最西端、糸魚川親不知

先人が想像も及ばない努力で切り拓いた糸魚川市「親不知」。
海岸線の道路を車で走っているだけでもその凄さを感じることができ、さらに日本海の景観を楽しみながらドライブができます。
そして、新鮮で美味しい海の幸や日本一と言われる親不知「幻のもずく」は外せません!

新潟の最西端、糸魚川市親不知へ足を運んでみませんか?

この記事を書いた人

中林 憲司(なかばやし けんじ)

1978年新潟県加茂市出身。サラリーマンからライター&ブロガーに転身し第二の人生をスタート。愛する新潟と人生を探訪中。
中林 憲司(なかばやし けんじ)

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