フルーツを食べるなら、もぎたてが一番!新潟の果物農園へ行こう

2018.08.11

新潟県で有名なフルーツといえば、ブランドいちごの「越後姫」。洋梨の「ル レクチエ」や「新潟すいか」も良く知られています。県内ではいちごや洋梨、すいかだけではなく、季節によって色々な種類の果物を味わうことができます。

今回は「白根グレープガーデン」のぶどう狩りを中心に、おいしくて楽しい新潟のフルーツ狩りを紹介します。

365日いつでも旬のフルーツ狩りが楽しめる「白根グレープガーデン」

  • 白根グレープガーデン

新潟駅から車で30分ほど。信濃川がすぐそばを流れる広大な敷地で、いちご・ぶどう・もも・イチジク・ル レクチエ・さくらんぼ・ブルーベリー・みかんなど豊富な種類の果物を育てているのが、新潟県内で最大級のフルーツ狩りスポット「白根グレープガーデン」です。ここでは一年を通して、旬のフルーツ狩りを体験できるのが魅力です。

今回は、人気の「ぶどう狩り」を選びます。体験できるプランは、採った分だけの量り売りのプラン、「1房+食べ比べぶどうセット+ジェラート」が楽しめるぶどう3点セット(1500円/税別)、巨峰摘み取り食べ放題コース(大人1100円/税別、子供800円/税別)の3種類。どれににするか迷った末に、ぶどう3点セットプランをチョイスしました。
  • マップ
  • バン

園内はとても広いので、車で移動します。
白根グレープガーデンでは、ぶどうだけでも約40種類を栽培しています。この日のお目当ては、ぶどうの王様と言われている「巨峰」。皮が真っ黒で実がパンパンになっているぶどうが、甘くておいしいのだそう。
  • ぶどう棚

少しかがみながら、大きい房を探してぶどう棚の下を歩き回ります。
10分ほど探して見つけたのがこちら。
  • ぶどう
  • ぶどう

立派なぶどうをいただきます。
このプランでは、その時期に一番おいしいぶどうを食べ比べることができます。この日はブラックスター、シャインマスカット、オリンピア、巨峰の4種類が登場。どれもプリっとした食感で、実がつまっていて甘い!
  • もも

ぶどう園の隣りにはもも園があるので、もも狩りを一緒に楽しむのもおすすめ。
こちらは1個300円で、採った分だけ支払うというシステムです。

こだわりがつまった大人気の手作りジェラート

  • ジェラート

白根グレープ農園を訪れたら忘れてはいけないのが、農園の新鮮な果物で作った「手作りジェラート」。香料や着色料はもちろん、卵も使っておらず、果物そのものの味を存分に楽しむことができます。

20種類以上あるフレーバーには、農園で栽培されているフルーツのほか、コシヒカリやかぼちゃなども。種類が豊富なうえ、フレーバーの組み合わせも自由なので、食べるたびに新しい発見がありそうです。

お家に連れて帰りたい!果実ゴロゴロのジャム

  • ジャム
  • ドライフルーツ

お土産には、果物を使ったジャム(400円~)やドライフルーツ(400円~)が好評です。小さめのものをいくつか選ぶのも良し、お気に入りの果物を大瓶で買うのも良し。
ぶどうや梨の旨みが凝縮されたドライフルーツは、紅茶やコーヒーだけでなく、ワインなどにもよく合います。

施設名:白根グレープガーデン
住所:〒950-1407 新潟県新潟市南区鷲ノ木新田573
電話:0120-362-558、025-362-5535
駐車場:乗用車150台、観光バス12台
営業時間:11月~6月は10:00~17:00、7月〜10月は9:00~18:00
定休日:年中無休

高級なさくらんぼも食べ放題!旬を逃さず訪れたい「天野農園」

  • さくらんぼ狩り
  • さくらんぼ

天野さくらんぼ園は、温室での栽培を県内で最初に始めたさくらんぼ農園。6月上旬~6月中旬の週末には、多くの人が訪れる人気のスポットです。高級なさくらんぼとして有名な香夏錦(こうかにしき)、佐藤錦(さとうにしき)、ナポレオンなど、様々なさくらんぼを食べ放題で楽しめます。数に限りがあるので、シーズン中はお早めに。

施設名:天野さくらんぼ園
住所:〒957-0123 新潟県北蒲原郡聖籠町二本松1883
アクセス:JR白新線佐々木駅より車で5分/日本海東北自動車道聖籠新発田ICより車で5分(国道7号聖籠IC経由)
駐車場:普通車 15台、大型車 2台
営業期間:6月10日頃~6月末頃まで(生育天候により変動、開園期間約2週間)
営業時間:9:00~16:00
電話:090-5409-4159
入園料:
体験コース 1,500円 30分以内・果樹品種指定あり
フリーパス食べ放題 3,500円 時間・果樹指定なし(佐藤錦含む)

県内でも珍しいル レクチエ狩りができる「白根大郷梨中村観光果樹園」

  • ルクチェ

白根大郷梨中村観光果樹園は、県内最大の梨狩り観光果樹園。新潟県の名産品である幻の洋ナシ、ル レクチエ狩りができる全国でも珍しい農園です。自由に食べ物が持ち込めるので、お弁当を持参してピクニックをしながらフルーツ狩りを体験、なんていう過ごし方もできますよ。

施設名:白根大郷梨中村観光果樹園
住所:〒950-1404 新潟市南区大郷1736-1
電話:0120-04-4174、025-362-5706
営業期間:売店は通年、ぶどうは9月上旬~10月下旬、梨は9月上旬~10月下旬
営業時間:8:00~17:00
定休日:シーズン期間中無休
※フルーツ狩りができる期間は、年によって異なります。

新潟いちごのお姫さま「越後姫」がお目見え!「雪国アグリパーク 湯沢いちご村」

  • いちご狩り

湯沢町でいちご狩りをするならこちら。甘い香りが漂う3棟のハウスでは、新潟県限定品種「越後姫」を約12,000株栽培しています。
通路が広いので、立ったままラクにいちごが摘めるのも嬉しいポイント。子どもからお年寄りまで安心して訪れることができます。

施設名:雪国アグリパーク湯沢いちご村
住所:〒949-6102 新潟県南魚沼郡湯沢町神立750-1
アクセス:JR上越新幹線越後湯沢駅より車で約5分/関越自動車道湯沢ICより車で約5分
電話:025-780-6011
営業期間:1月下旬~6月下旬
営業時間:10:00~16:00 ※いちごがなくなり次第終了
定休日:不定休
※団体での利用は電話またはFAXで要予約です。
※食べ放題は2月~3月は休みです。また、いちごの生育により実施できない場合があります。

秋には珍しいキウイの原種さるなし狩り!「黒沢観光くり園さるなし園」

  • さるなし

「さるなし」はキウイの原種で、親指の先ほどの小さい果実。酸味のある爽やかな甘さが特徴です。食物繊維やビタミンCを豊富に含んだ身体に良いフルーツで、別名「こくわ」とも呼ばれています。

生産量が少なく、また傷みやすいため、市場に出回りにくい果物ですが、味は絶品!珍しいさるなし狩りは、ひそかに注目を集めています。

施設名:黒沢観光くり園さるなし園
住所:〒949-8522 新潟県十日町市伊達甲1177
アクセス:JR飯山線土市駅から車で約10分/関越道六日町ICから車で約40分/関越道石内塩沢ICから車で約20分
電話:025-752-2824
営業期間:9月中旬〜10月中旬
営業時間:9:00〜16:00
※天候によりオープン時期が前後する場合があります。

次のお休みには、家族や友人と一緒にフルーツ狩りへGO!

  • もも狩り

観光農園の魅力は、「その時期に一番おいしい品種」を「収穫したての新鮮な状態」で味わえること!スーパーや果物屋さんに並んでいるフルーツとの違いに、きっと驚くはずです。

新潟県には、フルーツ狩りのできるスポットがたくさんあります。週末のお出かけに、ドライブデートでの立ち寄りに、採れたてのフルーツを食べに行きませんか。

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。お出かけ前に電話やウェブサイトなどでご確認ください。