魚のアメ横・寺泊を思い切り楽しむ日帰りドライブ

2020.05.21

漁港が近くにあることから新鮮で美味しい魚介が安く手に入ると、地元や都内を含む県外からも観光客が押し寄せるお魚天国・寺泊。魚のアメ横として知られるメイン通りで浜焼きを食べ歩きしたり、絶景を眺めたり、名湯で疲れを癒やしたり…。寺泊を中心に新潟での休日を丸一日楽しむドライブプランをご紹介します。

目的地の寺泊へ向かう前に、まずはこちらの施設へ。

トキと自然の学習館 トキみ~て

トキの美しさを間近で体感しよう

トキと言えば佐渡島というイメージが強いですが、一箇所だけで飼育していると病気などのリスクがあるため、実は長岡の施設でもトキの飼育が行われています。今までは一般公開されていなかったトキが、2018年の8月にオープンしたこちらでいつでも見られるようになりました。餌やりの時間は9時、13時、15時の1日3回。このタイミングを狙っていくと飛んだり池の中を歩いたり餌をつつくなど活発なトキの姿が見られます。受付には解説員さんが常にいるので、わからないことがあれば聞くこともでき、普段のトキの行動などを丁寧に教えてくれます。

【店舗情報】
店名:トキと自然の学習館 トキみ~て
住所:〒940-2522 新潟県長岡市寺泊夏戸2829
アクセス:北陸自動車道中之島見附ICまたは長岡北スマートICから車約30分
電話:0258-75-3201
駐車場:65台
時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
定休日:月曜・年末年始(12月29日~1月3日)※月曜が祝日の場合、翌日
料金:100円 ※中学生以下は無料


新潟ならではの貴重な体験をした後は、いよいよメインスポットへ向かいましょう。

寺泊魚の市場通り

地魚をはじめ全国の新鮮な海産物が集まる魚市場

地物はもちろん、全国の海産物が大集結している、通称「魚のアメ横」。日本海の潮風が気持ちいいこの通りは、いつも行き交う人と売り子の活気溢れる声で賑わっています。その歴史は1974(昭和49)年から始まり、現在では週末になるとまるで縁日のような賑わいよう。お得に海産物が買えるだけでなく、こちらの醍醐味といえばやっぱりその場で海の幸を食べられること。カキやホタテは注文すれば殻をむいてくれます。そして名物の浜焼きはサバやイカなど新鮮な魚介を串にさし、じっくり焼いているので身がふっくらして絶品。食べ歩きをしながら買い物を楽しみましょう。

【店舗情報】
店名:寺泊魚の市場通り
住所:〒940-2502 新潟県長岡市寺泊下荒町
アクセス:北陸自動車道中之島見附ICより車約25分、JR寺泊駅より車約10分
電話:0258-75-3363(寺泊観光協会)
駐車場:800台
時間:8時30分~17時(土・日曜・祝日は8時から)
定休日:なし(冬季は店舗により臨時休業日あり)


買い物の後はランチです。日本海に面した寺泊ならではのお店に行きましょう。

Cafe Winds

シーサイドのカフェで癒やしのひとときを

魚の市場通りから車で約5分。オーシャンビューのロケーションを堪能できるログハウス風カフェ。名物のカレーのほか、ピザやパスタなどを中心に多彩なメニューがそろいます。通常のメニューのほか、お店の黒板で期間限定メニューなども紹介しています。子供向けメニューも豊富で、思い切り遊べるボールプールを併設。隣接しているロッジベルウインズでは宿泊も可能です。

【店舗情報】
店名:Cafe Winds
住所:〒940-2501 新潟県長岡市寺泊野積107-177
アクセス:北陸自動車道中之島見附ICより車約35分
電話:0258-75-3770
駐車場:30台
時間:11時~21時LO
定休日:火曜


おなかを満たしたら、帰路につく前に絶景を楽しみましょう。弥彦方面へハンドルを切ります。

弥彦山スカイライン

四季を通じて変わる景色を楽しめる絶景コース

弥彦山をドライブしながら山頂を目指す全長13.7キロのコースは「日本百名道」にも選ばれていて、標高が高くなるにつれ、雄大な日本海や越後平野の美しい眺めが眼前に広がります。春は新緑、秋は紅葉とその季節に応じた絶景を楽しめ、山頂にある公園にある360度回転昇降展望台付きのパノラマタワーは、展望台がゆっくり回転しながら2~3分かけて上昇、最上部で3分間停止して3回転するので、どこからでも絶景が見られる仕組みになっています。駐車場からクライミングカーで行く展望食堂も日本海の眺望に定評があります。

【店舗情報】
店名:弥彦山スカイライン
住所:新潟県西蒲原郡弥彦村
アクセス:北陸自動車道三条燕ICより車約25分
電話:0256-94-3154(弥彦観光協会)
駐車場:200台
時間:5時~23時
定休日:23時~5時通行止、12/1~3/31は冬季閉鎖


運転の疲れもそろそろたまってきたところ。彌彦神社近くの温泉で疲れを取りましょう。

さくらの湯

源泉かけ流しをバリエーション豊かなお湯で楽しむ

彌彦神社から車で約10分。源泉100パーセント掛け流しのお湯を楽しめる温泉スポット。寝湯、つぼ湯、ハーブ風呂などバリエーション豊かな全8種類のお風呂があります。気軽に利用できる足湯テラスでのんびり会話を楽しむのもオススメ。ほかにも選べる浴衣、5種の岩盤浴にヒーリングルームと、女性にうれしいポイントもいっぱい。食事処はヘルシーな和食が充実しています。

【店舗情報】
店名:さくらの湯
住所:〒959-0318 新潟県西蒲原郡弥彦村麓1970
アクセス:北陸自動車道三条燕ICより車約35分、JR弥彦駅より車約5分、彌彦神社から車約7分
電話:0256-94-1126
駐車場:250台
時間:10時~22時(最終受付21時15分、岩盤浴最終受付20時15分)、お食事処「一葉」11時~21時30分(21時LO)
定休日:不定休(年に5回程度施設点検の為休み)
料金:大人1,000円、3歳~小学生570円(タオル・バスタオル・館内着付)
※平日17時以降は大人600円、3歳~小学生370円(タオル・バスタオル付)


温泉で疲れを癒したら、最後は旅の思い出に地場の特産品を買いに行きましょう。

道の駅燕三条地場産センター

ものづくりのまちならではの商品が約1万点!

北陸自動車道三条燕ICから約5分のところにある道の駅。800平方メートルの物産館には約1万点の商品が並んでいます。ジャンルは多岐にわたり、金属洋食器・包丁のほか、キッチン・園芸用品などの燕三条製品を産地価格で購入できます。越後銘菓や地酒などのお土産もそろっていて、定期的に包丁研ぎ体験、スプーン磨き体験などのイベントも実施しています。日程は公式ホームページをご確認ください。併設するレストラン「燕三条イタリアンBit燕三条本店」では地元食材を使った料理をプロジェクションマッピングルームなどで堪能することもできます。

【店舗情報】
店名:道の駅燕三条地場産センター
住所:〒955-0092 新潟県三条市須頃1丁目17
アクセス:北陸自動車道三条燕ICより車約5分、JR燕三条駅より徒歩約5分、新潟市中心街から一般道を通って車で約60分
電話:0256-32-2311
駐車場:119台
時間:9時30分~17時30分
定休日:第1水曜、年末年始


食べる・見る・買う…寺泊周辺は新潟の魅力を凝縮しています。ほかにも水族博物館や競りを見学できる寺泊漁業協同組合など見どころが満載。日帰りもいいですが、周辺は弥彦温泉や岩室温泉などの温泉地もあるので、宿泊して巡ればもっと地元の魅力を堪能できますよ。

この記事で紹介したお店マップ

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