飲んで、食べて、話して、新潟を知る!地酒200種が集結する食の観光案内所「Niigata food campus TABIBAR & CAFE SUZUVEL」/新潟市中央区
2026 10.12
新潟駅直結の「タビバー&カフェスズベル」は200種以上の新潟地酒と地元食材を楽しめる食の観光案内所。
バー利用だけでなく、モーニングからランチ、カフェ、ディナー、テイクアウトにも対応しているローカルファーストレストランです。
今回は「くぼケン」こと“にいがたおいしいナビゲーター”久保田健司さんにお話を伺いながら、日本酒を頂きました!
- おくちゃん

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新潟の日常と非日常が融合する食の複合施設
「Niigata food campus SUZUVEL/TABIBAR&CAFE (ニイガタフードキャンパス スズベルアンドタビバー)」は、新潟駅直結、ホテルメッツのお隣にあります。
元々ここにあったSUZUVEL(2018年オープン)に、CoCoLo新潟西NにあったTABIBAR&CAFE (2019年オープン)が駅の改良工事で合流。
2023年に「Niigata food campus SUZUVEL/TABIBAR&CAFE」として新たにオープンしました。
スズベルは、ローカルファーストフードと旅をコンセプトにしており、地元新潟の食材をふんだんに使用したデリスタイルのレストラン。地元の人も多く利用しています。
店名は、運営するスズグループの“スズ”と“トラベル”のベルを掛け合わせたところから。
一方のタビバーは、日本酒観光案内バーというコンセプトで“旅(タビ)”と“Bar(バー)”に掛けてあります。
この2店舗が一緒になったことで、日常(ファーストフード)と非日常(旅)、地元客と観光客が混在する新しい食の複合施設となりました。
多くの著名人も訪れ、メディアも注目する大人気スポットです。
何を隠そう私もよく通っていますので、皆さまが訪れた際、お会いしてしまうかもしれません(笑)
たくさんの新潟地酒が飲める……ということでクラシカルな「和」のイメージがあったかもしれませんが、店内はモダンで洋風。
幅広い年齢層が過ごしやすい空間になっていると思います。
地元の食材をふんだんに使用したデリスタイルで食事を楽しむことができ、麹を使用したカレーも人気です。
にいがたおいしいナビゲーター「くぼケン」に会いに行こう!
タビバーで新潟の日本酒を教えてくれるのが“にいがたおいしいナビゲーター”「くぼケン」こと久保田健司さんです。
「タビバー」と言えば「くぼケン」。「くぼケン」と言えば「タビバー」です!!
今日はお店や日本酒のことだけでなく、久保田さんについてもお話を伺いました。
久保田さんは新卒で車屋さんに就職。当時は食にも興味がなく、日本酒に至っては学生時代からバツゲームのツールでしかなかったと言います。
コンパなどで一気飲みとかさせられた時代ですよね。
同世代なのでよく分かります(笑)
- ライター・おくちゃん
- お店にも漫画本を置いていますよね。

- 久保田さん
- 僕のスタートを伝えるためにも置いています。

- ライター・おくちゃん
- 舞台となった蔵元さんだけでなく、多くの蔵元さんや生産者さんの所に直接足を運び勉強されていますよね。お店の業務をこなしながらですと時間的にとても大変だと思うのですが……。

- 久保田さん
- お店のシフトに入る前の時間や休日を利用しています。趣味も兼ねているので。日本酒だけでも新潟には92蔵(2026年9月現在)あるので、もっともっと勉強しないといけません。味についてはそれぞれ好みがあるでしょう?!だから造り手の「想い」だけはしっかり伝えたいです。新潟の蔵の全てを深く語れるようになりたいです。

- ライター・おくちゃん
- 確かに新潟には多くの酒蔵があるので必然的に日本酒の数も多くありますが、それでも1つのお店で200種以上飲めるというのはタビバーくらいじゃないかと思うのですが…?

200種類以上ある日本酒のメニューは圧巻!
勝手に日本酒女子と言っている私も、この種類には圧倒されます。
(写真に収めきれない)
けど、日本酒好きさんはメニューを眺めているだけでも興奮してワクワクするんじゃないかな!?
- 久保田さん
- 本当はもっとまんべんなく置きたいんですよ。

- ライター・おくちゃん
- え?もっと増やす予定ですか?

- 久保田さん
- 92蔵の主力酒+αを置いて新潟をPRしたいです。

- ライター・おくちゃん
- そこまで久保田さんを突き動かしているのはなんでしょうか?

- 久保田さん
- 新潟に来られた方が喜んでくれるのを見るのが一番うれしい。
1人でも2人でも3人でも、新潟のファンになってもらいたいです。
僕自身の(食やお酒を好きになる)スタートが遅かったから、禊を落とすように(笑) 
久保田さんが子どもたちに向けた食育授業のボランティアをやっているのも、そのような想いから。
「新潟を好きになってくれれば、将来、新潟から出ていく人が減るんじゃないかと思っています」と言います。
お客様は“人生の旅人“そして“仲間“
久保田さんは、日本酒や生産者さんの「想い」を伝えるだけでなく、その場にいるお客様同士を繋げ、この場所で、その瞬間にしか出会えない特別な「旅の時間」を体験させてくれます。
(1人で静かに飲みたいという方ももちろん大丈夫)
なんていうか、コミュ力ハンパない。
- ライター・おくちゃん
- 久保田さんはお店に来られたお客様に「いらっしゃいませ」ではなく「おかえりなさい」ってお迎えしますよね。この挨拶にはなにか意味があるんですか?
ほかにも、お客様とコミュニケーションを取る際に大切にしていることなどあれば教えてください。 
- 久保田さん
- 「おかえりなさい」というのは自然と出てきたんです。お客様は人生の旅人だから。その途中にちょっとでも「ここ」に寄ってもらいたい。あとは仲間だと思っています。地元の常連さんと観光客の方を繋げるのは意図してやってはいますが、地元の皆さんは自分たちが「好き」なものを伝えたいんですよね。代わりに説明してくれるのがありがたいです(笑)

- ライター・おくちゃん
- では、久保田さんが考える新潟の魅力はなんでしょうか?

- 久保田さん
- 人です!!人が魅力的!蔵元さんや生産者さんたちは多くは語らないけど本当にすごいことをしているんです。だから代わりに伝えたいと思うんです。

- ライター・おくちゃん
- 最後に、今後の展望などがありましたら教えてください。

- 久保田さん
- 2020年から「新潟の食や文化」を伝えることを始めました。10年でスペインのビルバオ(美食文化で有名な街)のようになれたらいいな、と思っていて…もうあと4年しかないけれど、それでも少しずつ訪れる人は増えているので、新潟の食を目指して世界中から人が集まる街にしていきたいと思います。

日本酒女子がタビバーで美味しいおつまみと日本酒飲んでみた!
それでは!お待ちかねの日本酒time。
タビバーのおつまみメニューはこちらです。
ショーケースのデリから選べる(1品からOK)「SUZUおばんざい」の中から、三条車麩のタレカツがおすすめとのこと。
三条車麩のタレカツ
そのタレカツに合う日本酒を選びたいと思います!
(……さぁ、何を合わせて飲もうかな?)
200種以上あれば、さすがの私も迷います。
県外からお越しの皆さまも、当然迷われると思います。
1人じゃ決められない!おすすめ教えてほしい!という時は、遠慮なく「くぼケン」やスタッフの皆さまに聞いてみてください。
あ、くぼケンは聞く前に教えてくれるかもですが(笑)
ここで飲む時間がどれくらいあるのか(新幹線に乗る時間とか)?プライベートなのか出張なのか?初めて新潟に来たのか?どんなお酒を飲んでみたいか…? たくさんお話をしながら、その時にピッタリのお酒をセレクトしてもらえますよ。
私もアドバイスを頂きました。
これにはいわゆる普通酒や定番酒…みたいなお酒が合うって。例えば清泉の雪や麒麟山の伝統辛口など。
うーん…ならば!新潟の定番酒らしい味わいかつ、他ではあまり飲めない地域限定のお酒で…私も大好きな一本…。
麒麟山酒造「はでっぱの香」
麒麟山の「はでっぱの香」。麒麟山のお酒は伝統辛口をはじめご存知の方も多いかと思いますが、はでっぱはお蔵がある阿賀町限定で出しているので、新潟市内のお店で出会うことが少ないです。久保田さんじゃないけど、私も日本酒女子として麒麟山のお酒をめっちゃ語りたいところですが……。
今日は割愛してお料理とお酒をいただきます!
ジュワっと甘辛のタレが染み出てきて…お肉のような食べ応え。お麩だからヘルシー。
罪悪感なし!!
タレ舐めながらお酒飲めるけど。
あと、これはスズベルに通う私がどうしてもおすすめしたかったおつまみが「醤油のテリーヌショコラ」。
醤油のテリーヌショコラ
このテリーヌには、長岡にあります「越のむらさき」の醤油が使用されています。
奥の方に感じる醤油のコクがより濃厚なショコラを演出してくれるんです!
醤油とショコラが合うと知った衝撃。このスイーツだけでも食べて欲しいし、是非ともスーツと日本酒のペアリングも試してみて欲しいです。
スイーツの甘さに寄り添う甘口の日本酒を選ぶのもよし、甘さをさっぱり洗い流してくれるスッキリ系の日本酒を選ぶのもよしです。
スッキリ系なら久保田の「洗心」も良いと久保田さん。
でも、はでっぱの香があるから…ここは逆にスイーツと同じ甘い旨口系の日本酒を選んでみたい。
新潟は淡麗辛口だけでなく、濃くのある旨口系のお酒もたーーーっくさんあるんですよ。
ということで…これも久保田さんとあーでもないこーでもないと言いながら決めた一本が、長岡にあります葵酒造の「AGN/S 04」。
葵酒造の「AGN/S 04」
安政創業の老舗「髙橋酒造」が、2025年に「葵酒造」となりました。こちらは、その葵酒造とスズグループがコラボしたオリジナルシリーズ。
04は爽やかな香りと甘味が弾けるリッチな味わいと聞いたので、ショコラには絶対合うはず!!
タビバーでしか飲めません!
香り高いお酒はちゃんと香りグラスで提供してくれます。
また、どのお酒もお燗にすることもできます。
せっかくなので、「野菜たっぷり甘酒のスパニッシュオムレツ」も頼みました。辛口のお酒にも旨口のお酒にも合うと思います。
お店で食べて美味しかったものや、メニューに使われている調味料などは、お土産として購入することもできます。
可愛い雑貨もありますので、店内隈なく探検してみてください!
「おかえりなさい」を聞きに
新潟駅直結という抜群の立地で、200種以上の新潟地酒を味わえる「Niigata food campus SUZUVEL/TABIBAR&CAFE」。
でも、ここで楽しめるのは日本酒だけではありません。
新潟の食を味わい、地元の人と話し、造り手の想いを知る。
そして、そんな時間の中から「新潟っていいな」「また来たいな」と思えるきっかけが生まれる……。
久保田さんが大切にしている「おかえりなさい」という言葉のように、初めて訪れる人にも、何度も訪れる人にも、ふらっと立ち寄れる場所なのかもしれません。
新潟をもっと知りたい人も、おいしいものを楽しみたい人も、もちろん日本酒好きさんも。新潟駅に着いたらスズベル&タビバーへ。
飲んで、食べて、話して――ここから新潟の旅を始めてみませんか?
【Niigata food campus SUZUVEL/TABIBAR&CAFE】
住所:950-0086 新潟市中央区花園1丁目96-47CoCoLo新潟メッツ館1F
営業時間:
【SUZUVEL(スズベル)】
月~木:7:00~20:00/L.O.19:00
金土日、祝日、祝前日:7:00~21:00/L.O.20:00
(モーニング:7:00~10:00)
【TABIBAR&CAFE(タビバーアンドカフェ)】
7:00~23:00/L.O.22:00※日本酒はギリギリまでOK
休日:不定休
交通アクセス
新潟駅直結/ホテルメッツ隣
この記事を書いた人
おくちゃん
美味しいもの大好き!
油ものとお腹周りがキツくなってきたアラフォー・2児の母。











































同じ頃に、勤めていた会社がフランチャイズでピザ屋さんを始めて責任者になりました。業務を通じて新潟の農家さんたちと出会い「農業って面白い!でもこのままだとなくなってしまうのではないか?」「食や農業のことをしっかり伝えなきゃ」と思って……気が付いたら「ここ」に居ました(笑)