地元で愛されるソウルフードの数々
レトロな旅情も味わえる、ご当地グルメに注目!
2018.09.03
「イタリアン」と言ったら「イタリアン焼きそば」?「唐揚げ」と言ったら「半身揚げ」?!
地元民に愛されるソウルフードは、その誕生秘話を紐解くと二度美味しいかもしれません。
驚きのボリューム!カレー風味が食欲をそそる「半身揚げ」
新潟のから揚げと言えば、コレ!鶏の半身を丸ごと揚げる豪快な料理で、まずはその大きさに驚きます。半身を使っているだけあって、鳥のさまざまな部位を一度に楽しめるができ、これでもか!というボリューム。味付けはカレー味がスタンダードで、外はカリっと、中はしっとり柔らかなな歯ごたえ。カレーの香ばしい香りの中に、しっかりと鶏の旨みを感じます。
もともとは新潟市内を中心に、下越地方では鶏の一般的な食べ方として定着していましたが、現在では県内各地の居酒屋やレストランなどでいただけます。ピリッと濃い目のカレー味には、のど越しの良いクラフトビールが最高のペアリング。友人や家族とわいわいシェアして食べるのも楽しい逸品です。
もともとは新潟市内を中心に、下越地方では鶏の一般的な食べ方として定着していましたが、現在では県内各地の居酒屋やレストランなどでいただけます。ピリッと濃い目のカレー味には、のど越しの良いクラフトビールが最高のペアリング。友人や家族とわいわいシェアして食べるのも楽しい逸品です。
焼きそばとパスタのおいしいコラボレーション!「イタリアン」
「イタリアン」と聞いて思い浮かべるのはなんでしょう?パスタ?ピザ?新潟で「イタリアン」と言えば、ソース焼きそばにミートソースをかけた、スパゲティ風焼きそばのことを指します!
イタリアンの発祥は、昭和35年。新潟の繁華街・古町にあった甘味処「三日月」が”フォークで食べられるスパゲティ”をコンセプトに開発したことがはじまり。麺はパスタではなく太い中華麺を使用し、それをキャベツなどの具材と一緒にソース焼きそばのように炒め、上からミートソースをトッピングした逸品です。
一見、マッチングしないように思いますが、これが合う!ミートソースの優しい甘みと、麺のスパイシーさが絶妙のバランスで、ペロっと平らげてしまうおいしさです。
最近ではカレーをかけた「カレーイタリアン」やホワイトソースをオンした「ホワイトイタリアン」といった進化系メニューも登場。未知の味を体感してみてください。
イタリアンの発祥は、昭和35年。新潟の繁華街・古町にあった甘味処「三日月」が”フォークで食べられるスパゲティ”をコンセプトに開発したことがはじまり。麺はパスタではなく太い中華麺を使用し、それをキャベツなどの具材と一緒にソース焼きそばのように炒め、上からミートソースをトッピングした逸品です。
一見、マッチングしないように思いますが、これが合う!ミートソースの優しい甘みと、麺のスパイシーさが絶妙のバランスで、ペロっと平らげてしまうおいしさです。
最近ではカレーをかけた「カレーイタリアン」やホワイトソースをオンした「ホワイトイタリアン」といった進化系メニューも登場。未知の味を体感してみてください。
バリエーション豊かな味を楽しめる ご当地ラーメン
知る人ぞ知る”ラーメン王国”新潟。人口に対するラーメン店の数は全国でもトップクラスで、寒さをしのぐグルメとして昔から定着していました。全国的に注目されるようになったのはごく最近のこと。ラーメン評論家の石神秀幸さんが「新潟4大ラーメン」を紹介し、その後三条カレーラーメンが加えられた「新潟5大ラーメン」が知られるところとなりました。いずれもしっかりとした文化的背景と特徴があり、ラーメン通ならずとも一度は食べてみたくなるラインナップです。
大量の背脂と極太麺に濃い目の醤油味がパンチの効いた「燕背脂ラーメン」、スパイシーなショウガが体を芯から温めてくれる「長岡ショウガじょうゆ」、トロっとした超濃厚熟成味噌スープの「割りスープ付きみそ」、屋台で生まれた透き通るような煮干しダシの「新潟島あっさりしょうゆ」。70年以上の歴史を誇り店ごとのバリエーションを楽しめる「三条カレーラーメン」。
このほか、とん汁ラーメンやモツラーメンなど、個性豊かなラーメンが続々登場!いまだ進化し続ける新潟ラーメンを食べ歩いてみませんか?
大量の背脂と極太麺に濃い目の醤油味がパンチの効いた「燕背脂ラーメン」、スパイシーなショウガが体を芯から温めてくれる「長岡ショウガじょうゆ」、トロっとした超濃厚熟成味噌スープの「割りスープ付きみそ」、屋台で生まれた透き通るような煮干しダシの「新潟島あっさりしょうゆ」。70年以上の歴史を誇り店ごとのバリエーションを楽しめる「三条カレーラーメン」。
このほか、とん汁ラーメンやモツラーメンなど、個性豊かなラーメンが続々登場!いまだ進化し続ける新潟ラーメンを食べ歩いてみませんか?
新潟県民のソウルフード「タレカツ」
新潟県で「カツ丼」と言えば、玉子でとじたものでもなければ、ソースをかけたものでもなく、揚げたカツを甘辛いタレにくぐらせた「タレカツ丼」のこと。港町として早くから西洋文化が入ってきた新潟市で、昭和初期頃から庶民の間で広まったと言われています。
ご飯の上にタレカツがのったシンプルなものですが、ボリュームは満点!丼いっぱいに敷き詰められたカツは細かいパン粉でカリっと揚げられ、醤油ベースの甘辛いタレがじゅわっと染み込んでいます。ご飯との相性が抜群で、ひと口、またひと口と箸が進む飽きのこない味わいです。
お店によって肉の厚さやタレの風味が異なり、食べ比べてみるのもおすすめです。
ご飯の上にタレカツがのったシンプルなものですが、ボリュームは満点!丼いっぱいに敷き詰められたカツは細かいパン粉でカリっと揚げられ、醤油ベースの甘辛いタレがじゅわっと染み込んでいます。ご飯との相性が抜群で、ひと口、またひと口と箸が進む飽きのこない味わいです。
お店によって肉の厚さやタレの風味が異なり、食べ比べてみるのもおすすめです。
見た目と味のギャップ!「レッド焼きそば」「糸魚川ブラック焼きそば」
まずはその見た目に驚く「レッド焼きそば」と「糸魚川ブラック焼きそば」。いずれも、地元の食材を使った新しい料理で街を活性化しようと、地元の有志が集まり開発されました。上越市の「謙信公 義の塩ホワイト焼きそば」と並び、上越の三大焼きそばと称されています。
「糸魚川ブラック焼きそば」の”黒”の正体は糸魚川で穫れる真イカのイカ墨。中華麺とイカ、イカ墨が使われていれば、その他、食材や味付けは自由というルールで、お店によってまったく異なるスタイルの焼きそばを楽しむことができます。
オムレツがのったものや、あんかけのかかったかた焼きそば、つけ麺やカレーがけなど、実にバリエーション豊か!スタイルは違えど、どれもイカ墨のコク深い味わいと磯の香りを存分に感じられます。
見た目から激辛を想像する妙高市赤倉温泉のご当地ぐるめ「レッド焼きそば」。赤色の元はパプリカやトマトなどの地元の高原野菜で、予想を裏切る優しい味わいのものが多いのだとか。(※一部店舗で辛い味もあります。事前にご確認を!)また、麺は妙高産の米粉を使用したモチモチの太麺。
見た目にも楽しいご当地グルメをぜひご賞味あれ!
「糸魚川ブラック焼きそば」の”黒”の正体は糸魚川で穫れる真イカのイカ墨。中華麺とイカ、イカ墨が使われていれば、その他、食材や味付けは自由というルールで、お店によってまったく異なるスタイルの焼きそばを楽しむことができます。
オムレツがのったものや、あんかけのかかったかた焼きそば、つけ麺やカレーがけなど、実にバリエーション豊か!スタイルは違えど、どれもイカ墨のコク深い味わいと磯の香りを存分に感じられます。
見た目から激辛を想像する妙高市赤倉温泉のご当地ぐるめ「レッド焼きそば」。赤色の元はパプリカやトマトなどの地元の高原野菜で、予想を裏切る優しい味わいのものが多いのだとか。(※一部店舗で辛い味もあります。事前にご確認を!)また、麺は妙高産の米粉を使用したモチモチの太麺。
見た目にも楽しいご当地グルメをぜひご賞味あれ!