美しい日本庭園に癒される…新潟の“豪農の館”でカフェ・ランチ 5選

2022.06.23

踏みしめた床、見上げた天井、包み込む空気……
そのすべてに歴史が息づく”豪農の館”。
さまざまな表情を持つ屋敷の中で、おいしいコーヒーやランチをゆっくりといただきましょう。

<上越市>林富永邸/CAFE HAYASHI

  • 発酵あんこの白玉あんみつ
  • ほうじ茶ゼリーと味醂シロップ
  • 八酵手織り箱(ドリンクセット)

枯山水を眺めながら発酵スイーツを満喫して

木漏れ日が差し込む杉木立のアプローチを抜けると、そこには築39年という上越市指定文化財・林富永邸を利用したカフェ「CAFE HAYASHI」があります。屋敷の雰囲気にぴったりな年代物のお膳と器で提供されるのは、上越市の伝統食材である”発酵”を活かした酒かすや、米麹などを用いたスイーツ。

●住所
新潟県上越市三和区神田2245-24

●発酵+スイーツカフェ
営業日:金・土・日曜日・祝日 ※不定休あり
営業時間:10:00~17:00
備考:収容人数が限られているので予約優先

●電話番号
025-532-2602

林富永邸は高田藩の御林だった土地に建てられました。杉苔が敷き詰められた庭園は、晴れの日はもちろん雨の日も美しい!

<新潟市>北方文化博物館

建物、庭園、美術品、新潟の美があふれる豪農の館

新潟の伝統と芸術にあふれる豪農の館。広大な8,800坪の敷地には主屋、大広間、茶室、蔵といった建物をはじめ、越後が生んだ庭匠(にわしょう)・田中泰阿弥(たなか たいあみ)による池泉回遊式庭園、歴代当主によるコレクションなどの美術品を鑑賞できます。おみやげ処、喫茶、食事処(予約制)、宿泊施設(予約制)など施設も充実。

●住所
新潟県新潟市江南区沢海2丁目15-25

●営業日
年中無休

●営業時間
9:00〜17:00 ※12月〜3月は16:30まで

●電話番号
025-385-2001

<田上町>椿寿荘

江戸後期から昭和初期にかけて栄えた、大地主の離座敷

田上の豪農田巻家の離座敷で、日本中の銘木を集め寺院様式を取り入れた建物。銘木吉野杉や会津檜など、釘類を一本も使わない寺院様式は、枯山水の庭園と共にいつの日も重厚で華麗な趣を見せます。贅を尽くした屋敷庭園を眺めながら、お弁当(要予約)を楽しめますよ。

●住所
新潟県南蒲原郡田上町大字田上丁2402-8

●営業時間:9:00~16:00

●休館日
年末年始、毎週水曜日(10月、11月を除く)

●入館料金
大人400円、小人300円

●電話番号
0256-57-2040

椿寿荘では、事前に予約すれば税込2,400円(入館料込み)でお弁当が食べられます。湯田上温泉の4軒の宿が週替わりで担当しているのだそう。画像は、温泉旅館「末廣館」の地物の食材を使ったお弁当。

<関川村>東桂苑

日本瓦葺寄棟造りの風格のある建築物

時代劇のロケ地に選ばれることも多い、関川村の「東桂苑」。木造2階建て入母屋造りの堂々としたたたずまいが印象的で、純和風の風情ある庭園との調和も楽しめます。館内はカフェやワーキングスペースとしても利用可能。カフェではコーヒー、アイスクリーム、そば(土日のみ)を提供中。また、庭園を眺めながら楽しめるお弁当(有料、要予約)もあります。

●住所
新潟県関川村下関906-2

●東桂苑カフェ&お蕎麦
営業日:月~日曜
営業時間:9:00~16:00(東桂苑は11月~3月までの間休館)

●電話番号
0254-64-1349

<新発田市>清水園/喫茶室たゆたう

新発田市の清水園内の喫茶店で手作り焼菓子とコーヒーを

新発田の名勝・清水園内にそっと佇む喫茶室。喫茶室の格子窓からみる四季折々の景色と一緒に、引き立てのコーヒーが楽しめます。土間造りの古風な店内は、ソファ席やイス席、窓に面したカウンター席を用意。こじんまりとしたお店なので、ひとりや仲のいいお友達とふたりで過ごすのによさそう。

●住所
新潟県新発田市大栄町7丁目9-32

●喫茶室たゆたう
営業日:金・土曜日
営業時間:11:00〜16:30(L.O16:00)
備考:1人席と2人席のみの小さな店内※予約は承っておりません

清水園の庭園は、近江八景を取り入れたといわれている大名式回遊庭園で、寛文年間遠州流の茶人で幕府の庭方だった縣宗知が作ったものと伝えられています。

さまざまな表情を持つ屋敷の良さをじっくりと味わえるのが、豪農の館の魅力です。素敵な空間でおいしいお茶やコーヒーを飲み、ゆったりくつろぎましょう。

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