「文化」で旅する新潟(佐渡エリア、新潟・阿賀エリア、弥彦・燕三条エリア編)

2023.02.06

旅の楽しみの一つは、地元の人の暮らしに触れてみること。
こんな郷土料理があるんだ、地元の人の話すこんな言葉聞いたことないな、こんな伝統芸能はほかでみたことないかも。
そんな小さな発見を通して、新潟を再発見する旅をご提案します。よそ行きでない、地元の暮らし目線で新潟を旅してみるのはいかがでしょうか。今回は佐渡エリア、新潟・阿賀エリア、弥彦・燕三条エリアのご紹介です。

楽しいお祭りや催しとつながっている芸能。好奇心のおもむくまま、伝統の世界に飛び込んでみましょう。

〈鬼太鼓〉の舞を習う/佐渡市

〈鬼太鼓(おにだいこ)〉は、五穀豊穣祈願や厄払いを目的にした佐渡の伝統芸能の一つ。集落ごとに鬼のお面や衣装、踊り方など、受け継がれてきたものが異なることが特徴です。
佐渡島の中央に位置する新穂(にいぼ)地区の日吉神社を拠点に活動する新穂中央青年会の皆さんが、鬼太鼓の所作や太鼓を観光客に教えるワークショップを開催。実際に演者さんと話をし、体験してみると、鬼太鼓の魅力が深まり、地域にとってどれだけ重要なものかがよく理解できます。


INFORMATION

伝統芸能〈鬼太鼓〉の舞を習う

住所:新潟県佐渡市新穂55 新穂中央青年会事務局(さどやニッポン内)
関連サイト:新穂中央青年会FB(www.facebook.com/NIBondeko

〈ふれあいハウス潮津の里〉で のろま人形絵付け/佐渡市

学生たちが修学旅行や体験学習に訪れる〈ふれあいハウス潮津の里〉。4体1組の佐渡に伝わる操り人形「のろま人形」の絵付けや「能面作り体験」など、佐渡の伝統工芸体験プログラムが充実しています。宿泊施設としての利用も可能。
  • のろま人形絵付け,佐渡市


INFORMATION

ふれあいハウス潮津の里(ふれあいはうすしおづのさと)

住所:新潟県佐渡市背合38
関連サイト:ふれあいハウス 潮津の里(niigata-kankou.or.jp/experience/8915

新潟の 伝統芸能 に触れる旅へ ――モデルコースはこちら

  • 薪能,舞台,佐渡


新潟の 伝統芸能 に触れる旅へ

モデルコース:niigata-kankou.or.jp/ngt/umitokawa/traditional

⾃然が豊かで山深い地域、海に近い地域、職⼈たちが働くものづくりの町とでは、使われている⾔葉が実は少し違うんです。地元の話を聞いて、その土地らしさを感じてみては。

レトロ商店街〈本町下市場〉/新潟市

下町(しもまち)に位置する〈本町下市場〉は、別名「フレッシュ本町」とも呼ばれる商店街でレトロな雰囲気が魅力。はじまりは1617年。商業区画として本町通りが整備された時から地元の人々に愛されている市場です。お店をのぞいてみると、新潟特産の珍しい野菜や果物、新鮮な魚がずらり。地元の言葉がにぎやかに飛び交う中で、新潟の人びとの生活を垣間見ることができます。
  • 本町,商店街,新潟市,古町
  • 本町,商店街,新潟市,古町


INFORMATION

本町下市場(ほんちょうしもいちば)

住所:新潟県新潟市中央区本町通12番町、13番町
駐車場:なし
営業時間:8時〜17時
定休日:不定休

新潟の 方言 に親しむ旅へ ――モデルコースはこちら


新潟の 方言 に親しむ旅へ

モデルコース:niigata-kankou.or.jp/ngt/umitokawa/dialect

お米はもちろんのこと、季節ごとに多彩な顔ぶれがそろう海と山の幸。時には地域外のものも海と川の水運を使って行き来し、各地の食文化を作ります。

〈亀徳泉〉で貴重な鯉料理に舌鼓/五泉市

山の中にぽつんと佇む〈亀徳泉(きとくせん)〉は、新鮮な鯉料理が自慢の割烹。1880年に鉱泉を見つけた初代が温泉宿を開いたのが始まりという長い歴史があります。この地域の美しい湧き水を張った池で鯉を1週間以上泳がせることで、泥や餌を吐かせて淡水魚の臭みが消え、身がきゅっと引き締まる。これがおいしさの秘密です。鯉の洗い、鯉の甘露煮、鯉こく(味噌で煮立てた汁物)と、それぞれ違ったおいしさが味わえる鯉料理のコースが一番人気です。


INFORMATION

亀徳泉(きとくせん)

住所:新潟県五泉市刈羽乙1360
駐車場:有り(10台)
営業時間:11:00〜18:00
電話番号:0256-57-2971
関連サイト:「亀徳泉」で 鯉料理を食べるぞ(niigata-kankou.or.jp/blog/728

レトロな〈善作茶屋〉でトコロテンを味わう/加茂市

加茂市街地から加茂川に沿った県道9号線に佇む〈善作茶屋〉は、明治初期から150年以上つづく老舗です。看板メニューは美しい湧き水を活かして作ったトコロテン。店前の石の水槽の中で冷やされていて、注文すると、女将さんがトコロテン突きでニュルっと押し出してお椀に盛ってくれます。トコロテンに酢、醤油とカラシをつけ、店前のベンチに腰掛けながらお箸一本で食べるのが粋です。


INFORMATION

善作茶屋(ぜんさくちゃや)

住所:新潟県加茂市黒水1185
駐車場:有り(4台)
営業時間: 4月末〜10月/9:00〜17:00(天候により変更)
定休日:木曜、11月~4月末
電話番号:0256-53-4502

新潟の 郷土料理 に満たされる旅へ ――モデルコースはこちら


新潟の 郷土料理 に満たされる旅へ

モデルコース:niigata-kankou.or.jp/ngt/umitokawa/localfood

新潟旅のヒントがここに――新潟の文化を体感し、心豊かにする旅へ

「NIIGATA Culture Tourism」では、新潟の各地で育まれてきた地域文化や伝統産業、歴史文化など、土地の文化に触れることで、心が満たされていく旅を提案します。


NIIGATA Culture Tourism

webサイト:n-story.jp/nct/niigatasado

ガイドブック(100ページ):n-story.jp/nct/niigatasado/digitalbook