地元ライター厳選!新潟の郷土料理「のっぺ」を楽しめるお店3選

2021.03.08

新潟を代表する郷土料理「のっぺ」(のっぺい、のっぺ汁とも)。主にお正月などで食べられています。
のっぺの特徴はサトイモが入っていること。独特のぬめりはのっぺに欠かせません。
他にも、ニンジンやコンニャク、かまぼこ、鮭を入れたり、鶏肉を入れたり、温かいまま食べたり、冷やして食べたり、汁がある、汁無しなど地域や家庭によって細かい違いがあります。
今回は新潟市の繁華街でのっぺを提供しているお店をご紹介します。

わっぱ飯・田舎料理 田舎屋

田舎家は「元祖 わっぱ飯」のお店。田舎家ののっぺは「のっ平」という表記。(価格は単品700円+税)
具材はサトイモ、ニンジン、コンニャクにタケノコ、キノコ、さらに鮭と鶏肉も入っいて具だくさん。
キクラゲが入っているのは珍しいかもしれません。
そして、何といっても「とと豆」がのっている昔ながらのスタイル。
「とと豆」とは、イクラを煮て加熱したもの。加熱の仕方が絶妙で、いわゆる半熟状態なのでプチプチとした食感が残っています。

須坂屋そば

新潟駅前にある「須坂屋そば 新潟駅前店」。新潟のそば「へぎそば」を提供しています。
須坂屋そばののっぺは、生イクラが彩りを添える「のっぺ」(640円/税込)。
つゆはしょうゆベースですっきりとしつつも豊かなうま味。シイタケのだしが効いています。
サトイモ、タケノコ、コンニャク、ニンジン、キノコ類など具だくさん♪ギンナンも入っています。

鶴ノ羽

地魚や郷土料理、豊富な地酒が楽しめる和風居酒屋「鶴ノ羽」。
こちらののっぺは汁気が少ない「新潟名物 のっぺ」(680円+税)。
サトイモ、ニンジン、コンニャク、シイタケ、タケノコ、かまぼこなど具材がゴロゴロと入っていて種類も豊富。干しシイタケのほか、カツオや昆布、煮干しのだしが効いています。冷たい状態でいただきます。

郷土料理のっぺが食べられるお店いかがでしたでしょうか。同じ「のっぺ」でもそれぞれお店によって違うことがお分かりいただけたと思います。
同じ料理なのにこんなにバリエーション豊富な郷土料理も珍しいのではないでしょうか。ぜひ食べ比べてみてくださいね。