新潟の郷土料理「のっぺ」が楽しめるお店【その③】居酒屋で新潟の味を堪能「鶴ノ羽」/新潟市
2021年01月11日
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新潟を代表する郷土料理「のっぺ」(のっぺい、のっぺ汁とも)。
今回は新潟市の繁華街でのっぺを提供しているお店をいくつかご紹介します。
それぞれのお店の人気メニューなども併せてご紹介!
最終回となる第3弾は、新潟駅南口エリアにある「鶴ノ羽」です。
今回は新潟市の繁華街でのっぺを提供しているお店をいくつかご紹介します。
それぞれのお店の人気メニューなども併せてご紹介!
最終回となる第3弾は、新潟駅南口エリアにある「鶴ノ羽」です。
のっぺとは
県内全域で昔から親しまれている郷土料理。
主にお正月などに食べる家庭料理となっています。冠婚葬祭の際に振る舞われることも。
もともとは、神様に奉納した秋の収穫物で作った料理だった…という説があります。※諸説あり
主な特徴としては、何といってもサトイモが入っていること。独特のぬめりはのっぺに欠かせません!
他にも、ニンジンやコンニャク、かまぼこなどいろいろな具材が入っています。
また、きのこや貝柱から取っただしのうま味ものっぺの特徴といえるでしょう。
鮭を入れたり、鶏肉を入れたり…温かいor冷たい…汁があるorなし…など地域や家庭によって細かい違いがあり、さまざまなのっぺが食べられています。
主にお正月などに食べる家庭料理となっています。冠婚葬祭の際に振る舞われることも。
もともとは、神様に奉納した秋の収穫物で作った料理だった…という説があります。※諸説あり
主な特徴としては、何といってもサトイモが入っていること。独特のぬめりはのっぺに欠かせません!
他にも、ニンジンやコンニャク、かまぼこなどいろいろな具材が入っています。
また、きのこや貝柱から取っただしのうま味ものっぺの特徴といえるでしょう。
鮭を入れたり、鶏肉を入れたり…温かいor冷たい…汁があるorなし…など地域や家庭によって細かい違いがあり、さまざまなのっぺが食べられています。
酒の肴にぴったりののっぺ
駅南のメインストリート・けやき通りからちょっと奥に入った所にある鶴ノ羽。
地魚や郷土料理、豊富な地酒も楽しめる和風居酒屋です。
ふらりと立ち寄る県外のお客さんや、ちょっとした接待でも利用されるそうです。
それでは、早速のっぺのご紹介から!
地魚や郷土料理、豊富な地酒も楽しめる和風居酒屋です。
ふらりと立ち寄る県外のお客さんや、ちょっとした接待でも利用されるそうです。
それでは、早速のっぺのご紹介から!
「新潟名物 のっぺ」(680円+税)
こちらののっぺは汁気が少ないタイプ。また、冷たい状態でいただきます。
(新潟市では冷たいのっぺが主流です)
イクラがのっていないので見た目は大人しい感じですが、サトイモ、ニンジン、コンニャク、シイタケ、タケノコ、かまぼこなど具材がゴロゴロと入っていて種類も豊富。干しシイタケのほか、カツオや昆布、煮干しのだしが効いています。
また、ぬめりが比較的少ないのっぺですね。
こちらののっぺは汁気が少ないタイプ。また、冷たい状態でいただきます。
(新潟市では冷たいのっぺが主流です)
イクラがのっていないので見た目は大人しい感じですが、サトイモ、ニンジン、コンニャク、シイタケ、タケノコ、かまぼこなど具材がゴロゴロと入っていて種類も豊富。干しシイタケのほか、カツオや昆布、煮干しのだしが効いています。
また、ぬめりが比較的少ないのっぺですね。
「うちののっぺは酒の肴仕様です」とオーナーの気賀澤(きがさわ)貴史さん。カッコイイ。
「海あり、山あり、四季によってさまざまに楽しめる新潟の食文化を楽しんでほしいですね」と語ってくれました。
そんな気賀澤さんおすすめの肴をいくつかご紹介しましょう。
「海あり、山あり、四季によってさまざまに楽しめる新潟の食文化を楽しんでほしいですね」と語ってくれました。
そんな気賀澤さんおすすめの肴をいくつかご紹介しましょう。
新潟らしい酒の肴がずらり
かきのもとのおひたし(380円+税)
きれいな赤紫色の食用菊。(かきのもと=食用菊のこと)
菊を脇役的に使う料理は全国に数あれど、菊だけをメインに味わうのは新潟ならではでしょう。
ほのかな苦みがクセになる郷土料理です。
鶴ノ羽のおひたしは、三杯酢にカツオのだしを加えた土佐酢です。
酸味の中にうま味が引き立ち、かきのもとの苦みとマッチしています。
地物の菊が楽しめるのは旬の秋頃ですが、お客さんからのリクエストも多いことから、鶴ノ羽ではさまざまな産地から仕入れ、長い期間楽しめるようにしているとのこと。
続いては、海の幸から。
こちら!
きれいな赤紫色の食用菊。(かきのもと=食用菊のこと)
菊を脇役的に使う料理は全国に数あれど、菊だけをメインに味わうのは新潟ならではでしょう。
ほのかな苦みがクセになる郷土料理です。
鶴ノ羽のおひたしは、三杯酢にカツオのだしを加えた土佐酢です。
酸味の中にうま味が引き立ち、かきのもとの苦みとマッチしています。
地物の菊が楽しめるのは旬の秋頃ですが、お客さんからのリクエストも多いことから、鶴ノ羽ではさまざまな産地から仕入れ、長い期間楽しめるようにしているとのこと。
続いては、海の幸から。
こちら!
丸干しイカ(480円+税)
佐渡産のイカを、肝が入ったまま干したもの。
スルメほど固くなく、半生くらいの状態のイカをお店で焼いています。
肝の濃厚なうま味が日本酒によく合うこと間違いなし!
ぜひ佐渡の地酒と楽しみたいですね。
(ご飯と楽しむ人もいるそうです。それもいいかも!)
また、鶴ノ羽ではこちらの佐渡グルメも人気とのこと。
佐渡産のイカを、肝が入ったまま干したもの。
スルメほど固くなく、半生くらいの状態のイカをお店で焼いています。
肝の濃厚なうま味が日本酒によく合うこと間違いなし!
ぜひ佐渡の地酒と楽しみたいですね。
(ご飯と楽しむ人もいるそうです。それもいいかも!)
また、鶴ノ羽ではこちらの佐渡グルメも人気とのこと。
いごねり(380円+税)
前回の第2弾(須坂屋そば 編)でもご紹介した、「イゴ草(エゴ草)」という海藻の煮こごりです。
鶴ノ羽では酢みそにからしを加えたピリ辛でいただきます。
他にも佐渡の海藻つながりでは「もずく」もおすすめ。
また、「手作り塩辛」も気になります!
あぁ…日本酒プリーズ!!
前回の第2弾(須坂屋そば 編)でもご紹介した、「イゴ草(エゴ草)」という海藻の煮こごりです。
鶴ノ羽では酢みそにからしを加えたピリ辛でいただきます。
他にも佐渡の海藻つながりでは「もずく」もおすすめ。
また、「手作り塩辛」も気になります!
あぁ…日本酒プリーズ!!
村上牛を使った名物も!
さらに、鶴ノ羽名物の一つ、村上牛を使った料理がこちら!!!
肉寿し(740円+税)
一瞬、「これは肉なの? 魚かも?!」 と自問してしまいそうなビジュアル!
ビッグサイズの「肉寿し」は、新潟が誇るブランド牛の村上牛を使用!!
1貫ですが、シャリもかなりのボリュームがあり、“映え”間違いなしのメニューです。
生肉をバーナーでさっと炙って、特製のたれを付けていただきます。
う~ん…肉のやわらかさと脂の甘味がたまらないっ!!
一瞬、「これは肉なの? 魚かも?!」 と自問してしまいそうなビジュアル!
ビッグサイズの「肉寿し」は、新潟が誇るブランド牛の村上牛を使用!!
1貫ですが、シャリもかなりのボリュームがあり、“映え”間違いなしのメニューです。
生肉をバーナーでさっと炙って、特製のたれを付けていただきます。
う~ん…肉のやわらかさと脂の甘味がたまらないっ!!
もちろん地酒もあります!
鶴ノ羽では、季節限定酒など希少なものも含め常時30種程度の地酒を取りそろえています。
定番の銘柄もありますが、写真左の「笹祝」(笹祝酒造/新潟市西蒲区)は中央区でもなかなか見かけない銘柄ですね。
地酒を含まないベーシックな飲み放題は1,500円+税(100分、2名~)ですが、500円+税を追加すれば10種類の地酒も楽しめます。
いろいろな銘柄をたっぷり楽しみたい人におすすめです!!
地酒と新潟らしい肴、そして村上牛の肉寿司も堪能できる鶴ノ羽。
ふらりと立ち寄れるお店ですが、席だけでも予約をおすすめします。
地酒を含まないベーシックな飲み放題は1,500円+税(100分、2名~)ですが、500円+税を追加すれば10種類の地酒も楽しめます。
いろいろな銘柄をたっぷり楽しみたい人におすすめです!!
地酒と新潟らしい肴、そして村上牛の肉寿司も堪能できる鶴ノ羽。
ふらりと立ち寄れるお店ですが、席だけでも予約をおすすめします。
鶴ノ羽
新潟県新潟市中央区米山1-7-19
TEL.025-288-5840
営業時間
17:00~25:00 ※L.O.24:00
※コロナ禍につき、当面は21:00までの営業
店休日 不定休