野山を彩る村松紅葉めぐり/五泉市
2021年12月01日
いいね
6901ビュー
紅葉シーズンも終盤ですね。
みなさん、紅葉狩りには行きましたか?
妙高高原、清津峡、八海山、もみじ園、弥彦公園、中野邸、荒川峡…挙げればきりがないほど、新潟県内にも紅葉の名所はたくさんあります。
今回は五泉市の村松方面に紅葉を探しに行って来ました。
みなさん、紅葉狩りには行きましたか?
妙高高原、清津峡、八海山、もみじ園、弥彦公園、中野邸、荒川峡…挙げればきりがないほど、新潟県内にも紅葉の名所はたくさんあります。
今回は五泉市の村松方面に紅葉を探しに行って来ました。
最初に訪れたのは「村松公園」。
明治39年に日露戦役を記念して作られたそうで、石碑なんかも建っています。
約3,000本の桜が植えられていることから、どちらかというと桜の名所として花見に訪れる人が多い公園ですが、じつは紅葉もかなり見応えがあるんです。
明治39年に日露戦役を記念して作られたそうで、石碑なんかも建っています。
約3,000本の桜が植えられていることから、どちらかというと桜の名所として花見に訪れる人が多い公園ですが、じつは紅葉もかなり見応えがあるんです。
石段の上から見ると、まるで夕焼けに染まる雲のようなモミジ。
今年は10月過ぎても暖かかったせいか、例年よりも紅葉が遅いようでした。
次に向かったのが早出川の支流「仙見川渓谷」。
とても水のきれいな川で、夏になると子どもたちが川遊びをしたり、釣り人が渓流釣りをしたりしています。
少し山道を登っていくと「壷滝(つぼたき)」という看板があり、渓谷に降りる道があるんですが、この道が急傾斜な上に雨上がりは滑りやすいので要注意です。
新之助も足を滑らせてしまい、階段を何段か跳ねながら落ちてしまいました。
降りたところには、渓谷を縫いながら勢いよく流れる急流が現れます。
これが「壷滝」なんですが、滝というよりは急流ですね。
紅葉した渓谷を流れる様は日本画のようですが、くれぐれも落ちないように足元には気をつけてください。
とても水のきれいな川で、夏になると子どもたちが川遊びをしたり、釣り人が渓流釣りをしたりしています。
少し山道を登っていくと「壷滝(つぼたき)」という看板があり、渓谷に降りる道があるんですが、この道が急傾斜な上に雨上がりは滑りやすいので要注意です。
新之助も足を滑らせてしまい、階段を何段か跳ねながら落ちてしまいました。
降りたところには、渓谷を縫いながら勢いよく流れる急流が現れます。
これが「壷滝」なんですが、滝というよりは急流ですね。
紅葉した渓谷を流れる様は日本画のようですが、くれぐれも落ちないように足元には気をつけてください。
仙見川渓谷
住所/新潟県五泉市仙見谷
アクセス/●JR磐越西線「五泉駅」より車で40分
●磐越自動車道「安田IC」より車で40分
駐車場/普通車:仙見川河川公園にあり、上流にはなし
一旦戻ってルートを変え「早出川ダム」に向かいます。
県道564号線を川に沿って進むと「ころもはし」という橋に差し掛かります。
県道564号線を川に沿って進むと「ころもはし」という橋に差し掛かります。
橋の上から川を覗き込んでみると、紅葉した樹々の下にはカーテンみたいな岩が川の水に姿を映していました。
柱状に並んだ岩が、布のしわのように見えることから「衣岩(ころもいわ)」と呼ばれています。
透き通った水面には、緑や黄色に岩や紅葉の影が映っています。
柱状に並んだ岩が、布のしわのように見えることから「衣岩(ころもいわ)」と呼ばれています。
透き通った水面には、緑や黄色に岩や紅葉の影が映っています。
河原に降りることもできるので、時間があれば降りてみましょう。
「衣岩」を真っ正面から見ると、かなり迫力のある姿だったりします。
晴れた日は川も穏やかなので、水鏡に映る「衣岩」を眺めることができますよ。
晴れた日は川も穏やかなので、水鏡に映る「衣岩」を眺めることができますよ。
「衣岩」を過ぎて山道を登っていくと「早出川ダム」が見えてきます。洪水調整、水力発電など様々な目的のあるダムです。
天端道路を歩きながらダム湖を眺めることができます。
穏やかな水面に紅葉し始めた山が姿を映していました。
毎日8時30分から17時15分までダムカードをもらうことができます。
1人1枚ですのでルールを守ってゲットしましょう。
毎日8時30分から17時15分までダムカードをもらうことができます。
1人1枚ですのでルールを守ってゲットしましょう。
早出川ダム
住所/新潟県五泉市小面谷(田川内地内)
アクセス/●JR磐越西線「五泉駅」より車で45分
●J磐越自動車道「安田IC」より車で45分
駐車場/普通車10台
山を下りて今回のメインスポット「黄金の里」に向かいます。
堀に沿って並ぶ、赤や黄色に色付いた樹々が美し過ぎます。
堀に沿って並ぶ、赤や黄色に色付いた樹々が美し過ぎます。
行った時期には目当ての大イチョウがまだ紅葉していなかったので、昨年の写真で紅葉をお楽しみください。
真下に民家があるんですけど、ときどき煙突から炊煙が上がって、イチョウの木と見事なコラボレーションを見せてくれます。
また風に散る落ち葉が、秋の日差しに輝くのも幻想的です。
真下に民家があるんですけど、ときどき煙突から炊煙が上がって、イチョウの木と見事なコラボレーションを見せてくれます。
また風に散る落ち葉が、秋の日差しに輝くのも幻想的です。
他にも大きなイチョウの木がところどころにあって、その下にはイチョウ葉っぱの絨毯ができています。
きれいなんですが、イチョウの実特有の匂いも強烈です(笑)
きれいなんですが、イチョウの実特有の匂いも強烈です(笑)
黄金の里
住所/新潟県五泉市蛭野地区
アクセス/●JR磐越西線「五泉駅」より車で30分
●磐越自動車道「安田IC」より車で35分
駐車場/なし
最後に「切畑の乳銀杏(きりはたのちちいちょう)」に足を伸ばしてみました。観音堂の境内に立っている大イチョウなんですが、なんで「乳銀杏」と呼ばれているんでしょうか。
イチョウの幹から数十本の乳柱が下がっているからなんです。
この乳柱を削ったものを煎じて飲むと、母乳の出がよくなると言い伝えられているとか。
そのため母乳や安産の神木として崇拝されているそうですので、お悩みの方はお参りしてみてはいかがでしょうか。
残念ながら紅葉は見られませんでしたが、乳柱が見れたので良しとしましょう。
この乳柱を削ったものを煎じて飲むと、母乳の出がよくなると言い伝えられているとか。
そのため母乳や安産の神木として崇拝されているそうですので、お悩みの方はお参りしてみてはいかがでしょうか。
残念ながら紅葉は見られませんでしたが、乳柱が見れたので良しとしましょう。
切畑の乳銀杏
住所/新潟県五泉市切畑18
アクセス/●JR磐越西線「猿和田駅」より徒歩で30分
●磐越自動車道「安田IC」より車で15分
駐車場/なし
いかがだったでしょうか?
意外と紅葉の見どころが多い五泉市村松地区をめぐってみました。
今年はもう見頃を過ぎて落葉している樹も多いようです。 やがて来る雪景色の前に、色鮮やかな風景を目に焼き付けておきましょう。
意外と紅葉の見どころが多い五泉市村松地区をめぐってみました。
今年はもう見頃を過ぎて落葉している樹も多いようです。 やがて来る雪景色の前に、色鮮やかな風景を目に焼き付けておきましょう。
この記事を書いた人
新潟を愛する万年新米ライターです。持ち前の粘り強さで味わい深い記事を書いていきたいと思ってます。とくに観光ガイドには載っていないような、新潟の珍スポットや変スポットに力を入れて紹介していきたいです。