学校でグランピング&キャンプ!?「雪原学舎」で冬限定の雪国アウトドアを楽しむ/十日町市


2025年01月26日 175ビュー
皆さん、こんにちは!アウトドア観光ライターのナガシーです。

今回は、豪雪地帯として知られる新潟県十日町市に、
とんでもなく魅力的なスポットが誕生したとの情報をキャッチ!
いてもたってもいられず、早速現地に急行してきました!その名も「雪原学舎」。

なんと!廃校になった小学校をリノベーションして作られた、
冬限定のグランピング&キャンプ場なんです!

一体どんな体験が待っているのか?ワクワクしながらレポートしていきます!

タイムスリップしたかのようなノスタルジックな空間

関越自動車道 越後川口ICから車を走らせること約40分(東京方面からお越しの方は六日町ICから、約40分)。
あたり一面、銀世界が広がる中に、ひっそりと佇む木造の校舎が見えてきました。
これが今回の目的地、「雪原学舎」です。
懐かしい木造の校舎は、どこか温かみがあり、タイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
校舎の入り口をくぐると、そこはかつての職員室を改装したスペース。
木の温もりを感じる空間には、暖炉の火が優しく揺らめき、旅の疲れを癒してくれます。
早速、(株)雪原学舎 取締役の上村さんにお話を伺いました。

「この雪原学舎は、地域の活性化を目的に、廃校になった小学校を再活用しようというプロジェクトから生まれたんです。
冬の十日町は、豊富な雪を生かした観光資源がたくさんありますが、宿泊施設が少ないのが課題でした。
そこで、この校舎をリノベーションし、冬でも快適に過ごせるグランピング施設と、雪中キャンプを楽しめるキャンプ場を併設することにしたんです。」


なるほど!冬の十日町を盛り上げたいという、熱い想いが込められているんですね!

地元の味覚とアウトドアギアも充実!

雪原学舎には、「SETSUGEN Cafe」と、
新潟のアウトドアシーンを牽引する人気ショップアウトドアライフストアWESTのサテライトショップ
WEST 十日町雪原学舎 Satellite Shop」が併設されています。
SETSUGEN Cafeでは、
東京でイタリアンシェフをされていたスタッフによる絶品のパスタやケーキなどの軽食を楽しむことができます。
私がいただいたのは、海老とほうれん草をふんだんに使ったトマトクリームソースのパスタ。
ゴロゴロ入っている海老がぷりっぷりで、濃厚なトマトの旨味を感じるソースとの相性抜群!
生パスタを使用しているため食感も良く、本当に美味しいです!
食後には、手作りのケーキとコーヒーをいただきました。こちらも、甘さ控えめで、大人の味わいです。
そして、WESTのサテライトショップでは、
アウトドア好きにはたまらないアイテムがずらり!
WESTならではのセレクトされたギアや小物は、見ているだけでもワクワクします。
キャンプ用品の買い足しはもちろん、お土産探しにも最適です。
夜は、バータイムになり、地元のお酒やおつまみを楽しむことができます。
雪景色を眺めながら、ゆっくりとお酒を飲む時間は、まさに至福のひとときです。

元○○室が大変身!贅沢グランピング体験

また、館内の2階と3階にある教室グランピングルームを見学させてもらいました。
扉を開けた瞬間、思わず「わぁ!」と声が出てしまいました。
広々とした空間には、おしゃれな家具やインテリアが配置され、
まるで高級ホテルのスイートルームのよう!
 
「この部屋は、特に人気があるんですよ。窓からの眺めが最高で、まるで絵画を見ているようです。」と上村さん。
 
確かに、窓の外に広がる雪景色は、息を呑むほどの絶景!
雪がしんしんと降る様子を、暖かい室内から眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
実は案内されたのは、かつて音楽室だったという特別室。
防音材がそのまんま備え付けられているお部屋なので思いっきりはしゃいでも大丈夫!
小さなお子さんがいるご家族も安心して楽しめますね!
その他にも、様々なタイプのグランピングルームがあり、人数や好みに合わせて選ぶことができます。
どの部屋も、学校の面影を残しつつ、快適に過ごせるように工夫されているのが素晴らしいですね。
そして教室グランピングは夕食・朝食付きになっていて、
自分で調理するキャンプ鍋体験ができます。
 
豊富な魚介を使用したキャンプ風アレンジのブイヤベースと、
ブランド豚「妻有ポーク」の深い旨味と地元の冬野菜の味わいを活かした本格ポトフの2種類から選べる鍋も嬉しいです。

雪中キャンプに挑戦

続いては、雪中キャンプ場へ。
広大なグラウンドは、一面真っ白な雪に覆われ、
幻想的な雰囲気を醸し出しています。
圧雪ゾーンは、雪を踏み固めてあるので、
テントの設営がしやすく、初心者でも安心です。
一方、新雪ゾーンは、ふわふわのパウダースノーが積もっているので、
雪遊びや雪中造形を楽しみたい方におすすめです。
雪中キャンプは初めてという方も多いので、
安心して楽しめるように、圧雪ゾーンと新雪ゾーンを用意しています。
」と上村さん。
 
私も実際に、雪中テントの設営に挑戦し、
このように無事にテントを張ることができました!
ぜひ雪中キャンプにチャレンジするときは、雪対策や防寒など安心万全に行うのをおすすめします!

雪原学舎で体験できる雪遊び

雪原学舎では、グランピングやキャンプだけでなく、
様々なアクティビティも用意されています。
館内にある元理科室だった多目的スペースには、
ボール遊びができるテントや、種類豊富なカードゲームが!
また、雪中キャンプが楽しめるスノーフィールドでは、
スノーシューやスノーチューブなど、冬ならではの遊びも満喫できます。
その中で私が体験したのは、スノーキャンドル作り。
まんまるの雪玉を作ったり、雪を積んで削ってキャンドルランタンを作れて、とても楽しいです!
雪に囲まれたフィールドで子供から大人まで色んな遊び方ができるのが面白いですね。

宿泊者限定!地元の湯を味わえる

入浴に関しては館内にある個別のシャワールームの他に、
グランピング宿泊者限定で近くの湯処の無料券がついてきます!
これは非常に嬉しい!
その中のゆくら妻有では、源泉かけ流しの温泉で
日頃の疲れが身体からスーと抜けるくらい内風呂も露天風呂も気持ちよかったです!
朝食では十日町産コシヒカリを使用した炊きたてのご飯をはじめ、
自分で調理を楽しむ目玉焼きセットもあり、キャンプ気分を味わえるユニークな朝食体験ができます。

子どもから大人まで冬を思いっきり楽しめるアウトドアスポット

廃校をリノベーションした「雪原学舎」は、
ノスタルジックな雰囲気と、冬ならではのアウトドア体験が融合した、
他に類を見ないユニークなアウトドアスポットです。
快適なグランピング、ワイルドな雪中キャンプ、地元の味覚を堪能できるSETSUGEN Cafe、
アウトドアギアが揃うWESTのサテライトショップ、そして様々なアクティビティ。
ここでしか味わえない特別な体験が待っています。
雪原学舎で、思い出に残る冬のアウトドア体験をしてみてはいかがでしょうか?
雪原学舎

雪原学舎

住所:新潟県十日町市本屋敷丁58-1
営業期間:2024年12月16日~2025年3月31日(冬季限定営業)
教室グランピング:チェックイン15:00~18:00、チェックアウト翌10:00
キャンプ場:チェックイン13:00〜15:00、チェックアウト翌10:00
カフェ・サテライトショップ:11:00~16:00 (カフェのラストオーダー15:30)
定休日:水曜日・木曜日(祝日を除く)

雪原学舎

この記事を書いた人
アウトドア観光ライター ナガシー

長岡市在住。元英会話スクールスタッフ・講師。2023年7月から新潟県地域おこし協力隊として「アウトドアで新潟の魅力」を発信活動中。
2022年の三条市でのデイキャンプがきっかけでI LOVE NIIGATA!
焚き火、キャンプ、モルック、登山が趣味。
アウトドアを通じた春夏秋冬楽しめる新潟をお届けします!
ブログ・SNS・YouTube(https://lit.link/ryoheinagashima