雪国新潟ならではの体験!ほんやら洞とかんじきウォークを体験してみた/十日町市


2026年03月02日 35ビュー
新潟の冬のレジャーと言えば、スキー、スノーボードを思い浮かべる方が多いと思いますが、雪国の新潟では、さまざまな雪の体験ができるんですよ。

今回は、新潟ならではの雪国体験をしてきたのでご紹介したいと思います。

まずは、「ホンヤラドウ体験」から。

ホンヤラドウって聞きなれない言葉ですよね。

ホンヤラドウとは雪でできた部屋のこと。
かまくらに似ていますが、屋根があるのが特徴で、頑丈なつくりになっています。
最初にスタッフさんが、ホンヤラドウや十日町の文化について教えてくださいました。

十日町の人々は、小正月の1月14日夜から15日朝にかけて行われる予祝行事「鳥追い」の後にホンヤラドウの中で餅を焼いたりして過ごしていたのだそう。

鳥追い...?また聞きなれない単語が出てきましたね。
それは後で説明するとして、まずはホンヤラドウに入ってみます!

かまくらの中でお餅焼いて食べるのが子供の頃からの憧れ...


すでに餅とみかんが網の上に...♡

ていうか、みかんって焼くんですか!???

ホンヤラドウの中には、豆炭コタツが入っていてぬっくぬく。
寒すぎず、暑すぎずちょうどいいあんばい。

その中で焼き立てのお餅とみかんをいただきます。

あぁ、、、なんて贅沢なんでしょう、、、
オプションで、パン作り体験、妻有ポークのシチューも追加できるとのこと。
今回は豪華に2点追加しちゃいました!
パン作りは自分で生地をこねて棒に巻きつけて焼くだけ。
小さいお子様でもできるので、子連れファミリーにもおすすめです。
辛抱強く焼けるのを待ちます...

この焼きあがっていく過程も楽しいですね!
火加減は少しコツがいりますが、スタッフの方が丁寧に教えてくださるので、初めてでもきれいに焼き上がりました。

パンが焼きあがるころ、ポークシチューもほどよく煮込まれ、いよいよ実食。

焼きたてのパンをちぎり、シチューにたっぷりディップしてひと口。

「うまっ…!お肉やわらかっ!」

口に入れた瞬間にほろりとほどけ、とろけるような甘みと旨味がじゅわっと広がります。

使用しているのは、ブランド豚「妻有ポーク」。
脂の融点が約32℃と低く、“人肌でとろける”と言われるほどやわらかな肉質が特長なのだそう。

どうりで、この甘さと口どけ。

雪国の寒さの中でいただく、あたたかなシチューと焼きたてパン。
体の芯までほっと温まる、贅沢なひとときでした。
お腹がいっぱいになったところで雪遊びタイム♪

一緒に参加したお子さん達は、雪だるま作りに夢中です!

どんな顔に仕上げようかな?
何かいい素材ないかな??

スタッフさんと一緒に作り上げていきます。
大人チームは雪うさぎを作ってみました!

かわいい出来栄えで大満足!!
会場には、鳥追いなどで使われるスゲボウシも用意されており、記念撮影もできます。

スゲボウシはもう作れる人がいないため、稀少なものとなっているのだそう。
それを体験できるなんて、ありがたい体験です。

※鳥追いとは、農作物を荒らす害鳥や害虫を追い払い、その年の豊作を祈願する日本の伝統的な行事です。
続いては、棚田かんじきウォークの会場である「蒲生の棚田」へ移動します。

蒲生の棚田は日本の原風景が残る景色として人気のスポット。
冬は雪が積もるため、普段は歩いていけないのですが、かんじきを履けば歩いていけるのだそう。
本ツアーでは、プロのガイドさんが同行。安心して参加できます。

まずはかんじきの履き方から教わります。
ぱっと見、難しそうと思ったのですが一緒に真似したらなんとかなりました!
装着完了!
これを履くだけで雪に沈みにくくなります。

「あくまで沈みにくくなるだけで、深くめり込まないだけなので過信しないように」
とガイドさんから注意が。

なるほど。なるほど。
棚田へ向かうため林の中を通ります。

「ここでクイズ!この木は何の木でしょうか?」
突然ガイドさんからクイズが。

茶色い木は杉ってわかるけど、白っぽい木はなんだろう...?
正解は、ブナでした。

本来、ブナは標高1000メートルぐらい高い場所でしか育たないのだとか。

「それがなぜ、こんな低い標高でも繁栄しているのかわかりますか~?」
ここでまたクイズです。

ちなみに現在の場所の標高は200メートルほど。
一体...なぜなんだ!!!!
 
理由は豪雪地帯にありました。

ブナは圧雪に強いため、雪の圧で押しつぶされても、雪が融けると立ち上がるんですって。そのため根元だけがぐにゃっと曲がって、あとは天井に向かって垂直に伸びているのが特徴なんだそう。

豪雪でも生き残る力がある、すなわち、積雪量が多くなるほど森の中でブナは優占度が高くなるのだそう。

すごいな、ブナは、、、
そんなこんなしているうちに、蒲生の棚田に到着です。

棚田は雪にすっぽりと覆われていました。
これはこれで風情があっていいですね。
帰りの道中は、小動物の足跡を発見!

ふだん見ることができないものをたくさん見れました。
本来であれば、棚田を見ながらティータイムの予定だったのですが、雪のため急遽予定を変更。
近所にあるお店「MURA PUB」にお邪魔しました。
こちらは蒲生の棚田にある里山レストラン。
地産地消をモットーにランチ、ディナーを提供しています。

焼き笹団子をいただいたんですが、これが香ばしくて美味しい!!
お店オリジナルのクロモジ茶とセットでいただいたのですが、香り高く、良いお味でした。
クロモジと言えば高級爪楊枝の材料として有名ですが、この新芽だけを使っているのだそう。

どうりで美味しいわけです!!
 
ホンヤラドウで味わうあたたかな時間、雪とともに生きてきた人々の知恵、豪雪の中でたくましく育つブナの森、そして雪に包まれた棚田の静かな風景。

どれも、雪国だからこそ出会える特別な体験でした。

ただ“遊ぶ”だけではなく、雪とともに暮らしてきた文化や自然の力強さに触れられるのが、この雪育体験の魅力。
今年の冬は、ぜひ雪国新潟で“雪と暮らす知恵”を体験してみてはいかがでしょうか。
ホンヤラドウ体験

ホンヤラドウ体験

期間:1月中旬~2月末(降雪状況により変動)
問合:NPO法人GGG(スリージー)
電話:025-761-7433

棚田かんじきウォーク&雪上ティータイム

棚田かんじきウォーク&雪上ティータイム

期間:1月~3月(降雪状況により変動)
問合:HOME HOME Niigata
Instagram:https://www.instagram.com/homehomeniigata

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湯沢・魚沼エリア

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とも

2児の母。O型。大雑把な性格。おでかけの計画を立てるのが苦手。「何とかなるでしょ」と見切り発車してよく予定がズレこむ。