甘い果汁がじゅわ~! 年間2万人以上が訪れる越後姫の名農家「斉藤いちご園」でいちご狩り/燕市
2025年04月09日
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皆さん、こんにちは。取材ライターの新井まさみです。
新潟県が誇るブランドいちご「越後姫」。冬から春にかけてスーパーや産地直売所にズラリと並び、春の訪れを感じさせてくれます。
県内全域でさまざまな地域で栽培されていますが、今回ご紹介するのは一軒の農家。「県央エリアのいちごならここ!」と名高い、新潟県燕市にある「斉藤いちご園」さんです。
(ちなみに冒頭の画像は、色味の加工なし。この色ツヤ……おいしくないわけがない!!)
新潟県が誇るブランドいちご「越後姫」。冬から春にかけてスーパーや産地直売所にズラリと並び、春の訪れを感じさせてくれます。
県内全域でさまざまな地域で栽培されていますが、今回ご紹介するのは一軒の農家。「県央エリアのいちごならここ!」と名高い、新潟県燕市にある「斉藤いちご園」さんです。
(ちなみに冒頭の画像は、色味の加工なし。この色ツヤ……おいしくないわけがない!!)

春を告げる赤い宝石「越後姫」とは
「斉藤いちご園」をご紹介する前に、まずは「越後姫」の説明を。
「越後姫」は、平成8年に誕生した新潟のブランドいちごです。その特徴は、芳醇な香りと甘さ! そして、果肉がやわらかくジューシーで、頬張ると甘みが口いっぱいに広がります。収穫期は12月下旬から6月頃までと長く、寒さ厳しい新潟でゆっくりと熟成するため、甘みが強くなるのだそうです。
一方で、果肉が柔らかく少しの振動で実が潰れてしまうので、長距離輸送が難しいという難点が。最近では少しずつ県外に出回るようにはなってきたそうですが、まだまだほとんどが県内で消費されているとのこと。デリケートな娘なんですよ、私のように(え?)
だからこそおすすめしたいのが、一番おいしい摘みたてを味わえる、いちご狩りや直売所でのお買い物♪
「越後姫」は、平成8年に誕生した新潟のブランドいちごです。その特徴は、芳醇な香りと甘さ! そして、果肉がやわらかくジューシーで、頬張ると甘みが口いっぱいに広がります。収穫期は12月下旬から6月頃までと長く、寒さ厳しい新潟でゆっくりと熟成するため、甘みが強くなるのだそうです。
一方で、果肉が柔らかく少しの振動で実が潰れてしまうので、長距離輸送が難しいという難点が。最近では少しずつ県外に出回るようにはなってきたそうですが、まだまだほとんどが県内で消費されているとのこと。デリケートな娘なんですよ、私のように(え?)
だからこそおすすめしたいのが、一番おいしい摘みたてを味わえる、いちご狩りや直売所でのお買い物♪

越後姫一筋25年、斉藤いちご園へ
JR燕三条駅から車で約12分、新潟県燕市にある「斉藤いちご園」にやってきました。
同園は、直売をメインにいちご狩りも開催している「越後姫」一筋のいちご農家。「いちご一粒一粒に愛情をこめ、おいしい、安心、安全ないちごを届ける」を経営理念に掲げ、日々おいしいいちごの生産に励んでいます。
なんと年間来園者数は2万人以上!! 県内外から多くの人々が訪れる観光スポットになっています。
同園は、直売をメインにいちご狩りも開催している「越後姫」一筋のいちご農家。「いちご一粒一粒に愛情をこめ、おいしい、安心、安全ないちごを届ける」を経営理念に掲げ、日々おいしいいちごの生産に励んでいます。
なんと年間来園者数は2万人以上!! 県内外から多くの人々が訪れる観光スポットになっています。
同園のいちご作りのこだわりについて、3つのポイントを2代目の斉藤裕志(さいとうひろし)さんにお聞きしました。
ポイント1. 丁寧なメンテナンス作業
甘さやみずみずしさなど、越後姫の魅力を最大限に引き出すためには日々のメンテナンスが大事! 枯葉を取り除いたり、芽の数を調整したりと細かな作業を丁寧に行っています。また、その日の天候や時間帯によっても日光の当たり方が異なるため、ハウスの中の適切な温度管理も大切なのだとか。
ポイント2. 完熟で収穫
いちごは追熟しない果物のため、一番美味しく食べられる「完熟」を見極めて収穫しています。この道10年以上の収穫のスペシャリストと、訓練されたスタッフにより収穫し、鮮度が落ちないようその日のうちに出荷しています。
ポイント3. 熟練スタッフにより選別
越後姫は実が柔らかいので、傷が付かないように手作業で選別しています。いちごを”持つ”のではなく、”触れる”ぐらいのやさしさなのだとか。そして、最終的に斉藤さんがチェックをして、不備のないように心がけているそうです。
ポイント1. 丁寧なメンテナンス作業
甘さやみずみずしさなど、越後姫の魅力を最大限に引き出すためには日々のメンテナンスが大事! 枯葉を取り除いたり、芽の数を調整したりと細かな作業を丁寧に行っています。また、その日の天候や時間帯によっても日光の当たり方が異なるため、ハウスの中の適切な温度管理も大切なのだとか。
ポイント2. 完熟で収穫
いちごは追熟しない果物のため、一番美味しく食べられる「完熟」を見極めて収穫しています。この道10年以上の収穫のスペシャリストと、訓練されたスタッフにより収穫し、鮮度が落ちないようその日のうちに出荷しています。
ポイント3. 熟練スタッフにより選別
越後姫は実が柔らかいので、傷が付かないように手作業で選別しています。いちごを”持つ”のではなく、”触れる”ぐらいのやさしさなのだとか。そして、最終的に斉藤さんがチェックをして、不備のないように心がけているそうです。
令和2年度には「全国優良経営体表彰 6次産業化部門」で農林水産大臣賞を、「新潟県優良農業経営体等表彰 6次産業化部門」において新潟県知事賞を受賞。
テレビや雑誌などにも取り上げられるなど、県央地域を代表するいちご農家さんの一つです。
テレビや雑誌などにも取り上げられるなど、県央地域を代表するいちご農家さんの一つです。

お得が盛りだくさんの直売所へ
それでは、直売所に行ってみましょう。お店に入った瞬間、ふわ~んと甘い香りに包まれて思わずうっとり。
営業期間は、1月から6月頃まで、毎日10時~17時まで営業しています。(売り切れ次第終了)
営業期間は、1月から6月頃まで、毎日10時~17時まで営業しています。(売り切れ次第終了)
贈答用の立派なものから、M・Lサイズ、ちょっと変形したB品まで、直売所ならではの多彩なラインアップ。お値段も直売所での販売が一番お得になっているそうです。
その中でも驚いたのが、こちら!
その中でも驚いたのが、こちら!
で、で、でっか~~い!! その名も「ダイヤモンド越後姫」。
通常のいちごと比べて、その大きさがお分かりでしょうか。こちらは、1月から2月までの約1ヵ月間のみ味わうことのできる幻のいちごです。いや、越後姫自体が幻と言われているので、幻の中の幻!
通常のいちごと比べて、その大きさがお分かりでしょうか。こちらは、1月から2月までの約1ヵ月間のみ味わうことのできる幻のいちごです。いや、越後姫自体が幻と言われているので、幻の中の幻!
(左がダイヤモンド越後姫、右がMサイズの越後姫)
通常Mサイズの越後姫の重さが一粒あたり約20gなのに対し、ダイヤモンド越後姫は約50~80g。しかし、大きいと大味で薄くなる、なんて思っていませんか?! 正解はNO! 大きいいちごほど甘みが強いそうです。
そして同園では、ダイヤモンド越後姫をさらに突き詰めた究極系と評されるいちごがあるんです……
通常Mサイズの越後姫の重さが一粒あたり約20gなのに対し、ダイヤモンド越後姫は約50~80g。しかし、大きいと大味で薄くなる、なんて思っていませんか?! 正解はNO! 大きいいちごほど甘みが強いそうです。
そして同園では、ダイヤモンド越後姫をさらに突き詰めた究極系と評されるいちごがあるんです……
※ご提供画像
その名も「甘満の恵み(かんまんのめぐみ)」。
こちらもダイヤモンド越後姫と同様、収穫できるのは1月~2月の中でもほんのわずかな期間。さらに「甘満の恵み」となると、ハウス全体の中でもわずか0.2%程度しか収穫できないのだとか。まさに奇跡のいちごなのです!!
その名も「甘満の恵み(かんまんのめぐみ)」。
こちらもダイヤモンド越後姫と同様、収穫できるのは1月~2月の中でもほんのわずかな期間。さらに「甘満の恵み」となると、ハウス全体の中でもわずか0.2%程度しか収穫できないのだとか。まさに奇跡のいちごなのです!!
※ご提供画像
同園のホームページに分かりやすい比較表があったので拝借しました。「甘満の恵み」はテニスボールと同様、もしくはそれよりも大きいんです!! 最初は、偶然実った大きないちご。それから研究と試行錯誤を重ね、これまでにない超特大サイズのいちごを安定して育てられるようになったそうです。
残念ながら2025年分は終了していますが、「ぜひ食べてみたい」という方は、2026年の1月頃から要チェックですよ。(甘満の恵みは完全予約制)
同園のホームページに分かりやすい比較表があったので拝借しました。「甘満の恵み」はテニスボールと同様、もしくはそれよりも大きいんです!! 最初は、偶然実った大きないちご。それから研究と試行錯誤を重ね、これまでにない超特大サイズのいちごを安定して育てられるようになったそうです。
残念ながら2025年分は終了していますが、「ぜひ食べてみたい」という方は、2026年の1月頃から要チェックですよ。(甘満の恵みは完全予約制)
その他、直売所ではシャーベットやジャムなど加工品の販売も。いちごをこれでもかとたっぷり使った、いちご農家ならではの贅沢なおいしさを提供しています。お土産や贈答品にも喜ばれること間違いありません。

入園料無料のいちご狩り! こだわりいちごを心ゆくまで
さぁ、おまちかね! 2025年のいちご狩り開始日に、子どもたちを連れて行ってきました。
入園料は無料で、45分間の食べ放題。シーズン中は毎日10:00~16:00まで受付していますが、いちごの生育状況によって早めに受付を終了することもあるので、おでかけをする際はご注意くださいね。開園初日は大盛況につき、なんとお昼頃に受付終了となっていました。
【料金】
入園料は無料で、45分間の食べ放題。シーズン中は毎日10:00~16:00まで受付していますが、いちごの生育状況によって早めに受付を終了することもあるので、おでかけをする際はご注意くださいね。開園初日は大盛況につき、なんとお昼頃に受付終了となっていました。
【料金】
- 大人(中学生以上)…2,400円
- 小人…1,800円
- 幼児…1,000円
- 2歳以下…無料
直売所で受付を済ませてから、指定されたハウスに向かいます。
いつも家で食べる時は「1人○個まで!!」と厳しい母(私)に制限されている我が子たち。「今日は何個食べてもいいんだよー!」と言うと、目を輝かせて足早にハウスの奥へ進んでいきました。
いつも家で食べる時は「1人○個まで!!」と厳しい母(私)に制限されている我が子たち。「今日は何個食べてもいいんだよー!」と言うと、目を輝かせて足早にハウスの奥へ進んでいきました。
初日だったので、まだまだ完熟していない実もありましたが、大粒で真っ赤に実ったいちごもたくさんありました。
娘は、大きないちごを見つけて嬉しそう。お口に頬張るやいなや「あまーーーい!!」とご満悦。甘い果汁がじゅわ~っと口いっぱいに広がります。
娘は、大きないちごを見つけて嬉しそう。お口に頬張るやいなや「あまーーーい!!」とご満悦。甘い果汁がじゅわ~っと口いっぱいに広がります。
もちろんそのまま食べても十分甘いのですが、味変用に練乳(+140円)も購入しました。開始15分で「もうお腹いっぱい」と言っていた長男ですが、練乳を付けると俄然やる気スイッチがオン!
45分間で1人30個近く食べたでしょうか……こんなにおいしい越後姫を心ゆくまで食べられるなんて、幸せ~!!
4月、5月と最盛期を迎える「越後姫」。完熟・摘みたてのおいしさを、ぜひその場で味わってみてください。
4月、5月と最盛期を迎える「越後姫」。完熟・摘みたてのおいしさを、ぜひその場で味わってみてください。
斉藤いちご園
新潟県燕市燕115
TEL/0256-47-1519
営業時間/直売所10:00~17:00、いちご狩り10:00~16:00(最終受付)
※いちごの生育状況により、なくなり次第終了
定休日/なし
駐車場/30台 大型バス可能
アクセス/上越新幹線 燕三条駅から車で15分
北陸自動車道 三条燕ICから車で15分
この記事を書いた人
富山県生まれ、新潟市在住のママライター。 グルメな夫、子鉄の長男、肉食の長女、リアクション芸人の私、の4人家族。 外食費と娯楽費が家計を圧迫していますが、おいしいモノとたのしいコトを求めて日々開拓中!
Instagram : https://www.instagram.com/maconnect2022/