宝石「ヒスイ」拾いに行ってみた。/糸魚川市


2018年03月23日 310380ビュー

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宝石「ヒスイ」拾いに行ってみた。

こんにちは。
ヒスイハンター とも です。

深緑の半透明な宝石「ヒスイ」。
糸魚川市は日本随一のヒスイの産地。

小滝川ヒスイ峡(小滝川硬玉産地)は特に有名な産地で、 写真の通りゴロゴロしています。
黄色の矢印の石がヒスイです。
ね。ゴロゴロしてますよね。
ここから流れ出たヒスイは姫川を下り… 
糸魚川市内の海岸に打ち上げられます。

小滝川ヒスイ峡でのヒスイ採取は禁止されていますが、海岸に打ち上げられたヒスイは拾ってもOK。
数年前には100万円を超える翡翠原石が発見されてテレビで話題になりました。

このことから、この付近の海岸はヒスイ海岸とも呼ばれ、 多くのヒスイハンターが今でも一攫千金を夢見て訪れています。(*^▽゚)b
そんなわけで、私もヒスイ拾いに行ってきました!
いい天気に恵まれ波も穏やか。海岸を歩くにはもってこいのお天気です。
で、どやって拾うの…?

難しい知識や装備は不要、波打ち際を歩いてヒスイを拾うだけ。
誰でもすぐにヒスイハンターになれます。

ただ、せっかく拾うなら知識はあった方がいいです。
ヒスイがどんな石なのかを知っているかでホンモノに出会う確率は違ってきます。

あえて知識を持たずに拾うのもありです。
適当に拾ったらヒスイだった!なんてのも楽しいですよね。

ヒスイをお勉強するにもってこいの場所が「フォッサマグナミュージアム」。
こちらでは本物のヒスイを見ることはもちろん、 触ることもできます。
ヒスイを拾う上で、どんな手触りの石なのかを知っておくのは結構重要。

学芸員さんがいればヒスイと出会うコツ、拾える場所なんてのも教えてくれますし、 拾ったヒスイの鑑定もしてもらえます。
私も一応勉強してきました。
本気で拾いたい人は以下を参考にどうぞ。

1.白っぽい
ヒスイ=緑色というイメージですが、原石は白っぽいのが多いです。

2.角ばっている
とっても丈夫なので、他の石より角ばっているのが多いです。

3.重たい
ヒスイの比重は3.2。普通の石などよりずっしりとしています。

4.きらきら光る
ヒスイは光を通します。ペンライトや太陽にかざしてキラキラ輝いていればホンモノかも。

では、さっそく海岸を歩いてみましょう。
お。早くもライバルに遭遇。

ヒスイ・ハンティングには前を歩いている人を黙って追い越さないという暗黙のルールがあります。
とすると、この場所はやめた方がいいかしら…?

「ヒスイ拾いですか?」思い切って声をかけてみました。
「いえ、違うんですよ。ガイドをやっていまして、石の勉強をしているんです。」

な~るほど。どうやらここで拾っても問題なさそうです。

この砂利のなかにヒスイが埋もれているかと思うとワクワクしちゃいます!!
久々にハンターの血が騒ぐぜ!

探し出すとあれもこれもヒスイに見えるから困る!
これが楽しいんですけどねww

こちらが今回 拾ったヒスイと思われる石たち。
さ~て、この中にホンモノはあるのでしょうか?

正解は…あります!
後日学芸員さんに鑑定してもらったところ2個ヒスイでした。

最もヒスイの発見率が高くなるのが、雪解けの頃。

小滝川上流から雪解け水が勢いよく流れ出す時に、 ヒスイも一緒に流出するらしく、3月~5月あたりが狙い目なんだそう。

ぜひ足を運んでみてくださいね。
フォッサマグナミュージアム

フォッサマグナミュージアム

場所:新潟県糸魚川市大字 一ノ宮1313
時間:9時~17時(最終受付16時30分)
料金:大人500円、小学生〜高校生以下 無料
電話:025-553-1880

ヒスイ海岸

ヒスイ海岸

場所:新潟県糸魚川市 押上
問合:糸魚川市観光案内所
電話:025-553-1785

この記事を書いた人
とも

2児の母。O型。大雑把な性格。おでかけの計画を立てるのが苦手。「何とかなるでしょ」と見切り発車してよく予定がズレこむ。

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