桂家国学関係資料(県指定文化財)
かつらけこくがくかんけいしりよう 桂家は初代誉秀(たかひで)以後次第に発展し、新発田藩新津組22ヶ村の大庄屋を命じられました。敬神崇祖(けいしんすうそ)、篤学(とくがく)の家系で四代誉章(たかあき)は垂加神道(すいかしんとう)を学び、万巻(まんがん)の書を蔵して、「萬巻楼」(まんがんろう)と名付け、六代誉正(たかまさ)は平田篤胤(あつたね)の門下で本居内遠(もとおりうちとお)、大国隆正と親交を持ちました。そして、七代誉重(たかしげ)も国学に傾倒し、鈴木重胤(しげたね)門下として庄内の大滝光憲(みつのり)とともに、重胤の大著「日本書紀伝」の刊行を手伝いながら、その校閲者になっています。
桂家の国学関係資料は、重胤から贈られた「日本書紀伝」の浄書本148冊をはじめ、重胤の著述、稿本、筆墨書簡などを主とし、ほかにも本居宣長(もとおりのりなが)、賀茂真淵(かものまぶち)、平田篤胤などの遺墨246点を数えます。これら資料は、江戸時代における原史料であるとともに、国学の地方伝播の実態を知るうえでも大変貴重な資料となっています。

基本情報
住所 | 新潟県新潟市秋葉区 |
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交通アクセス | <鉄道> JR信越線・羽越線・磐越西線「新津駅」より車で20分 <車> 磐越自動車道「新津IC」より車で25分 |
備考 | ●昭和42年3月県指定文化財 |

問い合わせ先
問い合わせ先 | 新潟市秋葉区地域総務課 |
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電話番号 | 0250-25-5673 |
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