涼しい⁉スキー場で夏キャンプ!キューピットバレイのロッジとキャンプ場に宿泊/上越市


2025年09月04日 26ビュー
猛暑が、ひどい。そんな時は涼しいところに行きたいものです。

しかし、昨今夏のキャンプは眠れるか心配なくらい暑そう。でも、調べてみたら新潟にはスキー場が夏にキャンプ場として利用できるところもあります。

標高が高いスキー場なら涼しいかもしれない。

というわけで、この夏テントを買ったキャンプ初心者の我が家が、スキー場のキャンプ場と、ロッジに宿泊してきたので、正直レポします!

冬はスキー場!夏はキャンプができるキューピットバレイ

今回宿泊するのは、上越市にあるキューピットバレイ。

新潟駅から高速を使って約2時間20分、高速道路を降りて山を登っていくと、ところどころかわいい雪だるまを見かけ、テンションが上がります。
なお、この日の温度は34度(7月下旬)。暑い。

山のほうに上っていくと、数度下がりましたが、まだ、暑い。マジで、外で眠れるか不安でしかない……
キャンプ場はどうかな~と思いながら到着。
オシャレなフロントでチェックイン。
受付の後ろにはオシャレなキャンプギアなどが並ぶスペースが。
スキー場に出てみると、おおおおお!これが夏のスキー場の姿!圧倒的、開放感(ここに宿泊ではありません)!
ドッグランもありました!ここはコテージやキャンプサイトでも一部わんちゃんが利用できるのでペット連れにもうれしい施設ですね~。
でもでもでも、到着当時、午後2時半、正直、暑い……下界より2度くらい下がっているものの、約30度。まだまだ暑かったです。

今回は暑さが心配なので、ロッジとキャンプサイト両方を借りて宿泊。

ロッジのカギ、かわいくないですか?期待が膨らみます。

キューピットバレイのロッジは可愛くて最高!

まずはロッジから向かいましょう。
少し丘を登っていくとロッジが並んでいました!
早速中へ。

え。かわいい。ときめく。住みたい。
二階の寝室も見てみましょう。

え。ときめく。ここで寝起きしたい。
トイレも、洗面台も、お風呂もきれい。ドライヤーもあります。
キッチンスペースには冷蔵庫もあり、中には自由に飲めるお水も。助かる~!

壁にかかっているのはコンロで、お湯を沸かしたり、コーヒーを入れることもできます。俄然楽しみが膨らむ!
プランは、

●わんちゃんと泊まれるプラン
●素泊まりプラン
●朝ごはん付きプラン(部屋へデリバリー付き)
●夕朝食付きプラン(部屋へのデリバリーや食材を持ち込んでのバーベキュープランなど


と利用したいスタイルに合わせて選べます!
そしてうれしいのは、キャンプ場から車ですぐの温泉施設の券付きなこと!

コテージ前でバーベキューをしたい方はできるロッジが限られてくるので予約時に伝えましょう。
コテージ前でできなくても、キャンプサイトでBBQができるので場所を変えて利用するのもいいですね!

では、キャンプサイトも見ていきます。

海も山も見える開放的なふかふか芝生のキャンプサイト

ロッジを見ながら駐車場に向かっていき、さらに上ったところにキャンプサイトがあります。
最高なのが、キャンプサイト近くまで車で行けること。

加えて、スタッフさんが一緒にキャリーカートで荷物を運んでくれます。神サービスか。
待ってくれ、キャンプサイト、開放感すごいんですけど!
写真ではわかりにくいのですが、後ろは山に囲まれ、前は海がチラ見えできる最高のロケーションです。
キャンプ場はしきりなどはなく、1サイト5名で宿泊できます。

こちらのキューピットバレイキャンプ場、行ってみてわかったのですが、タープやコンロを持っていないキャンプ初心者にもピッタリのキャンプ場でした。
というのも、テントの貸し出しはないですが、その他のレンタルが充実しています。

見てください。この充実ぶり。

アウトドアアイテムを事前に頼んでおけば、好みの食材を買っていくだけでアウトドア気分を味わえます。なんてお手軽!
しかも炊事場もきれいで、一部はお湯も出ます。
ごみも細かく分別できて帰るときの荷物を少なくできるのもありがたすぎる~
この洗面台とゴミ置き場の近くにトイレもあり便利(虫対策で夜は動けばつく外灯と、自分でスイッチを入れる方式)。
1点だけ注意してほしいのは、最寄りのスーパーなどは車で20分ほど降りる必要があります。酷暑が続くので水分などの買い出しだけはしっかりしておくこと推奨です。

さて、早速持参したテントと寝具、買い出した食材など最低限のものだけ運んで……
あとはレンタルで依頼したものを受け取ります!
タープ、机、椅子、カトラリーからうちわまで、ついていてすごく助かる~
BBQコンロセットは網も、炭もついていて、返却も炭をゴミ箱に落とした状態での返却でOKなので子連れにはすごくおすすめ。

焚火セットも焚火台と薪がついてきて、こちらも灰をゴミ箱に入れて返却でOKなので撤収作業がすごく助かりました。
というわけでテント設営!レンタルタープもよき!
だんだんと夕方に近づいてくると、おや?涼しい。風がさわやか。
子どもたちものびのび走り回る姿、久しぶりに見た。来てよかった~。

温泉&自然の中でご飯と満点の星空の下焚火

ご飯が先か、お風呂が先かと悩みながら、お風呂は19時までなので(最終入場18:30)ささっとお風呂に向かいます。
こちらはキューピットバレイ敷地内にある「ゆきだるま温泉 久比岐野」!

なんと源泉かけ流し。

⻩緑褐⾊のナトリウム・カルシウム塩化物泉で筋⾁痛や関節痛に効果的なのもうれしすぎる。癒されるぅ。
子どもも大人も気持ちよかった~と大満足で風呂から上がると25度前後の風が涼しい時間帯になりました。

この空気の中過ごせるだけでも、来てよかった……。
火をおこし、まずは焼きそばを。
そして網でお肉を焼いていきます。
自然の中で食べるご飯おいし~
子どもたちのリクエストでマシュマロも楽しみました!トロうまでハマる!
夜21時ころになると23度。す・ず・し・い!

夜~早朝まではクーラーをかけたロッジよりも外のほうが涼しかったです。
汗のひっこむ快適さの中、焚火も花火もただただ楽しい。

見上げれば、星をちりばめたような空が広がっています。
これだ!私の求めていた涼しいキャンプ!
テントの中に光が、と思ったら蛍が入っていてびっくり。

でもミスが一つだけ。暑いだろうと寝袋を持ってこずにタオルケットだけで来たのですが、21度まで温度が下がり、山風もあり、寒いくらい!
車にある衣類をかき集めてかけて寝ました(笑)!でも本当に涼しくてうれしかった~

朝は涼しい時間にお片付けして早めの撤収推奨!

キャンプの日の朝、子どもたちが早く起きるのはお約束ですよね。

はい。うちも早朝起きたので、静かに早朝の虫探しなどをしてもらい、黙々とできるだけ音をたてないように撤収作業。
早朝は涼しいので作業も快適~ごみを分別して、コンロや焚火台は指定の場所に戻し、キャリーカートに各アイテムを戻したら完了(タープはできる範囲でいいと言っていただいてました)。
なんですが、山影がなくなり、太陽が上がると一気に温度が上がります。

朝8時頃ですでに29度近くなっており、東屋で休みながら作業。
キャンプサイトはお片付けをしてそのままチェックアウト。

今回はロッジも借りていたので、コーヒーを淹れ、少し休んでカギを10時までにフロントに返却してロッジもチェックアウトしました。

フロントに向かう時点で、子どもたちに「また来たい」といわれる大満足ぶり。確かに涼しかった~(もう暑いけど笑)!

ロッジもキャンプサイトも大満足のキューピットバレイ

真夏の到着時点ではクーラーのきいたロッジが最高だと思いましたが、夕方が近づくとだんだんと気温が下がり、クーラーのきくロッジよりもキャンプサイトが涼しい現象が起きていました。

酷暑極まる7月末の利用でしたが、夜中は21度をたたき出しました。さすがスキー場のある高地。

涼しいキャンプが叶いました。
小さい子どもがいる場合は雨の心配のないロッジを借りて、キャンプサイトでのBBQもありかもしれません。
そしてキャンプサイトはきれいでレンタルも充実しているので、キャンプ素人から玄人まで快適に過ごせます。ふかふかの芝生で絶景を楽しめる贅沢キャンプ。

実際に泊まってみて、トイレや水回り施設も充実しており、ソロキャンも、家族でも、友達とも、ペットでも楽しめるキャンプ場だと思いました!

日中は温度が上がりますが、夕方~早朝は本当に涼しく過ごせましたよ~

新潟市からちょっと遠いですが、来る価値のある景色と設備と温泉で、うちもリピート予定です!!!
キューピットバレイキャンプサイト

キューピットバレイキャンプサイト

住所:新潟県上越市安塚区須川4820
営業期間:2025年4月26日(土)~10月13日(祝)(※その年の営業期間はHP参照)
チェックイン&アウト:チェックイン13:00~18:00(デイキャンプ10:00~14:00)センターハウスフロントにて チェックアウト10:00※キャンプサイトはなし、ロッジはセンターフロントにて10時までにカギを返却

この記事を書いた人
さかもとみき

太平洋側生まれ太陽育ち高知のはちきん(高知で気の強い女)が佐渡島の旦那のもとに嫁ぎました。大好きなものは日本酒、苦手なものは雪。佐渡に三年住んだあと、新潟市在住。好きなスーパーは原信とピアレマート。三児のママでライターコラムニストです! ブログ ⇒ 坂本、脱藩中。(https://sakamotodappanntyuu.hatenablog.com/