新コース誕生!今代司酒造堪能コース~酒蔵見学と会席ペアリングランチ~に参加してみた!/新潟市


2025年08月31日 52ビュー
こんにちは。
生まれも育ちも新潟、日本酒大好き♡おくたにです。
今回は、お友達から耳寄り情報ゲット!
新潟市中央区にあります今代司(いまよつかさ)酒造さんが、2025年6月より「今代司酒造堪能コース~酒蔵見学と会席ペアリングランチ~」の提供を始めたとのこと。
日本酒好きというなら、これは行かずにはいられません。
さっそく、お誘い頂いたお友達と一緒に参加してきました。

発酵のまち沼垂で酒造り「今代司酒造」

今代司酒造は1767年創業。
現在蔵があります沼垂(ぬったり)地区で酒造りをはじめたのは1899年のこと。
 
沼垂地区は新潟市中央区、JR新潟駅からすぐ。
信濃河口近くで、昔は栗の木川が通っていたため(現栗の木バイパス沿い)、港からの船運で入手した原料を使用し、お酒や味噌、醤油などの発酵食品が盛んに造られていました。
同蔵がこの地でお酒造りをはじめたのも、このような理由があったからだったそうです。
今代司酒造は“むすぶ酒”をテーマとしており、ただお酒を造って売る……だけでなく、地元企業と連携して様々な商品を作ったり、イベントなどを開催したりして新潟のお酒や食、地域の魅力を発信し続けています。
 
沼垂が今も「発酵のまち」として、県内外から多くのお客様が訪れる人気スポットの一つになっているのも、このような取り組みがあってこそ!
 
うん。私、プライベートでお酒や味噌買いに行ったり、イベント参加したりして、たーくさんお世話になっています(笑)

今代司酒造堪能コース~酒蔵見学と会席ペアリングランチ~とは

2025年6月からはじまったこの企画の概要がこちら。

酒造りの現場を間近で体感できる酒蔵見学と、見学後に日本建築でゆったりと楽しむ会席弁当ランチを組み合わせた“和の魅力を五感で味わう体験型コース”です。かつて創業家が暮らした趣のある日本建築にて、地元食材をふんだんに使った四季折々の料理と、当蔵自慢の日本酒のペアリングをお楽しみいただけます。

(引用)「酒蔵見学×日本建築での会席ペアリングランチ」コース誕生

https://imayotsukasa.co.jp/press_release/4768/

 

ぶっちゃけると、今代司酒造の蔵見学はこれまで何度か行ったことがあったのですが、創業家が暮らした建物の存在については初めて知りました。
 
(うーん、すごい気になる!!)
 
しかも、昼食というのが「ホテルイタリア軒」の会席弁当だというのだから、こちらも心惹かれますよね。
(イタリア軒については後述します)

 

今代司酒造堪能コースに参加してみた

<酒蔵見学>

向かう先は今代司酒造直売店
最初に会計で受付をします。
(事前申し込み)
 
まずは蔵見学。
11:30スタート。
 
蔵は直売店のすぐ奥です。
この大きい暖簾の向こう。
 
中は要所にクーラーが設置してあり、冷たいおしぼりやお水が用意されてありました。
参加したのは7月末の暑い日でしたが、暑さによるストレスはなかったです。
 
蔵の中を、酒造りの工程順に回ります。
ご案内してくれたのは直売店副店長の鈴木さん。
ちょっと難しい酒造りや機械の説明も、分かり易く丁寧に教えてくれました。
お話上手!ついつい聞き入っちゃいます。
 
蔵の中での写真撮影は全てOK(動画はNG)
 
でも、なんて言うか、写真を見るのと実際に来るのじゃ全然違います。
 
ズラッと並んだ大きい仕込み用タンクを目の前にすると、押し迫ってくるような迫力を感じるし。
 
貯蔵庫の、静かでひんやりした空気を肌で感じた時には「あぁ…お酒が眠っているんだな」って、ソワソワぞくぞくしました。
胸の中で「美味しくなーれ♫」って唱えてきたのは内緒(笑)
 
あと、特筆すべきはやっぱり木桶かなぁ。
60年ほど前までは木桶で造っていたそうなのですが、お酒の温度管理が難しいということや、そもそも木桶を作る職人さんたちが減ってしまったということで、現在のタンクに変更。
しかし、やはり木桶でお酒を造りたいという原点回帰の想いから、クラウドファンディングで木桶造りを復活させました。
 
新潟県は全国で一番多くの酒蔵があるのですが(2025年現在89蔵)木桶でも酒を造っているのは今代司酒造だけ!!!
全国的にみてもおよそ20蔵くらいしかないそうです。
 
その貴重な木桶を実際に見て欲しい!!!
 
また、前述したように、木桶は温度管理が難しいので、菌の繁殖が少ない寒い時期(1月中旬ごろから)の限られた期間、限られた量しか仕込むことができないそうです。
 
出来たお酒も貴重なので実際に飲んでみて欲しい!!
こちら、木桶仕込み純米酒「人と 木と ひととき」。
香り高いです(杉の香?)
まろやかながらも独特の複雑味があって、ハマると癖になっちゃうカンジ?!(個人的感想)
直売店で購入できるし、試飲コーナーにもあったら是非お試しを。
 
また、造りのお話だけでなく、お酒のラベルに表記されている「精米歩合」についての説明もありました。
実際に削られたお米を見ながら……。
ただ言葉で説明されるより頭に入ってくる!
はい。今日からドヤ顔で日本酒のうんちく語れるようになります。
当時使用していた道具なども展示。
エモい。
 
最後は写真撮影も❤
蔵人さんたちがよく持っているアレ(櫂棒)
タンクの中のお酒を混ぜ混ぜするヤツね。
(意外と重いんだよ)
<日本建築のお屋敷で会席料理とお酒のペアリング>
 
あっという間に酒蔵見学が終了。
(およそ30分)
 
この後は直売店の隣にあります、創業家が暮らしていたという日本建築のお屋敷にてランチです!

 
一歩足を踏み入れると……タイムスリップしたみたい。
昔は造りの時期に杜氏さんや蔵人さんたちが寝泊まりしていて、今は蔵人さんや従業員さんたちが「これから頑張るぞ」「お疲れ様」の会、なんかを開いたりしているんだって!
ひゃー!贅沢な空間。
時間もゆっくり流れているような、そんな感覚。
少人数制(Max10人)だからプライベート感もありますね。

居るだけで癒される❤
 
さぁ!待ちに待ったイタリア軒の会席弁当。
あ、箸置き可愛い❤
 
新潟のイタリア軒といえば!
日本最古の西洋料理店として有名なんですよ!!!
 
1874年(明治7年)創業。
1976年(昭和51年)からホテル業も開始し、現在のイタリア軒の姿になっています。
 
新潟で初めてランチサービスを開始したのもイタリア軒。
 
だからさ。
日本最古の西洋料理店かつ、元祖新潟ランチサービスのお料理って、気になりません?!
 
観光の一つとして、イタリア軒で食事することもおすすめしたいけれど、このコースに参加すれば「蔵」「日本建築」「イタリア軒の料理」と、一度に3ヶ所観光出来ちゃったよ…ってなるからお得感がすごい。
改めてありがとう!
 
そして、お料理にペアリングされるお酒がこちら。
どれも個性溢れるラインナップ。
 
まずはそのままの味わいを確認(自分流)
白状すると、季節限定の「風鈴」以外飲んだ経験あるんだけど、やっぱり合わせる料理によって全然違う印象になる。
もっというと入れる器も違うと口当たりも変わるんですよねぇ。
 
風鈴は、原酒らしいガッツリした感じはあるんだけど(度数も18度あるし)、ラムネのような甘さがあるせいか、ぐびぐびいっちゃう系。
うっかり飲み過ぎてしまうヤバいヤツだ(笑)
 
お料理は新潟の食材、季節の食材がふんだんに使用されています。
料理長自らが合わせるお酒を飲んで考案されたメニューだとか。
 
(当然ながらどれも美味しいし、ペアリングもばっちり❤)
 
メニューに書かれたおすすめのペアリングだけではなく、自分なりのペアリングにも挑戦。
 
組み合わせは無限大。
新しい発見、探したい。
 
お友達と「どのお酒が好み?」「どれが美味しい?」って、話も弾みます。
 
伝統のビーフシチューは、お向かいにある峰村醸造の味噌を使ったデミグラスソース。
和食っぽいあっさりとした感じがして、けっこうどんなお酒にも合う感じだったなぁ。
味噌とお酒、同じ発酵食品だから合うよね!?
ブラックはさすがのキレある辛口で、スッと口の中を洗い流してリセットしてくれるからエンドレスに続くよね。
 
IMAは白ワインみたいだから牡蠣だけじゃなくて、白ワインに合うようなお料理ならどれもいけちゃう感じ。
 
個人的には甘党だから、かぼちゃ&ナスと風鈴パウンドケーキと純米大吟醸ヴィンテージがツボだったなぁ。
 
一つ一つ感想語りたいところだけど、ながーーーーくなるから割愛します(笑)
 
もちろん、お酒のお代わりもOKです。
別途料金なので、お酒が飲めなくても参加できますからご安心を!
また、お料理やお酒のメニューは季節によって変わりますので、都度SNS等でチェックしてみてくださいね。

番外編/直売所でデザートいただきました❤

お料理とお酒を堪能した後は、直売店へ戻り別途料金のお酒代を直売店の会計でお支払い(今回1,100円)
 
からの……試飲コーナーでお酒や甘酒を飲み(また飲む)
デザートもいただきました。
「浮き星ソフト」「さかすけジェラート」をチョイス。
 
ソフトクリームに乗っている「こんぺいとう」みたいなのが浮き星で、「あられ」に砂糖蜜をかけた新潟の伝統的なお菓子。
ソフトクリームには純米大吟醸酒が入っているのですが、お酒の味がする…というよりは、味噌のようなコクがあって食べやすくてすごく美味しい!
 
そして「さかすけジェラート」。
「さかすけ」というのは「酒粕」を乳酸発酵させたもので、新潟県醸造試験場が開発。もともと栄養価の高い酒粕をさらに乳酸発酵させているスーパーパワーフードなんです!
酸味があってヨーグルトみたいな感じなの。
だからジェラートにも程よい酸味があって、サッパリ食べれてこれもまた美味!
 
これでもか!っていうくらい、新潟らしいもの堪能してきましたよー!
ご馳走様でした!!

最後に

今回、私たちの他には県外からいらっしゃったお客様もいて、お互いに
「どちらからですか?」
「この後どこかに?」
「それならここがおすすめですよ~」
って、参加者同士、言葉を交わしながら楽しい時間を過ごすことができました。
 
今代司酒造がテーマにしている「むすぶ酒」の「むすぶ」には、
「今と古をむすぶ」
「地方と都市をむすぶ」
「人と人をむすぶ」
とあります。
 
体感した全てが、それに通じていたんだなぁと思いました。
 
日本酒は2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、和食に合う酒として人気が高まり、2024年日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録され、ますます注目を浴びています。
 
ぜひ、皆様もこの機会に「今代司酒造堪能コース~酒蔵見学と会席ペアリングランチ~」に参加してみてはいかがでしょうか。

今代司酒造

〒950-0074 新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号
直売店 【営業時間】AM 9:00-PM5:00 【定休日】年中無休(年末年始12/31~1/3休業)
直売店 TEL:025-245-0325

今代司酒造

この記事を書いた人
おくちゃん

WEBライター/日本酒ナビゲーター/スイーツコンシェルジュ 新潟市南区出身。
美味しいもの大好き!
油ものとお腹周りがキツくなってきたアラフォー・2児の母。