オーシャンビューの客室露天風呂から臨む日本海の夕陽にうっとり 新潟空港から行ける温泉宿巡り・瀬波温泉編/村上市


2026年02月24日 22ビュー
新潟空港から行ける、おすすめ温泉宿をご紹介するシリーズの第3弾!

今回訪れたのは、新潟県の最北端に位置する村上市。明治時代の石油掘削中に湧出し、開湯120年以上の歴史ある名湯「瀬波温泉」です。
瀬波温泉は、何といってもロケーションが抜群。ゆったりくつろげる旅館やホテルからは、日本海の美しい夕陽を眺めることができます。

新潟空港からのアクセスは、瀬波温泉直行ライナーの利用が便利です。約70分で到着します(ご利用2日前の16時までに要予約)。
公共交通機関を使う場合は、空港リムジンバスで新潟駅まで約25分、JR白新線で村上駅まで約80分、温泉街まではタクシーで約10分の道のりです。

心和む時間が過ごせる、くつろぎの宿「旅館 静雲荘」。

日本海沿岸に旅館やホテルが並ぶ瀬波温泉。お邪魔したのは静かなロケーションと岩船漁港で水揚げされた新鮮な魚介、地元食材を使用した料理が自慢のくつろぎの宿 「旅館 静雲荘」です。
入口の右手には吊るされた立派な鮭が、風に吹かれて揺らめいていました。村上の風物詩です。
玄関で靴を脱ぎ、ロビーにあがります。古き良き和モダンなつくりで、落ち着く雰囲気です。

ここからも海が見えるので、部屋にお邪魔する前にひと息つくのも良さそう。テラスに出れば潮風を感じることもできます。
静雲荘は本館と別邸「華海廊」があり、本日は別邸「華海廊」に宿泊しました。

本館から別邸までは、屋根付の回廊を使用します。ロビーからは少し歩きますが、その道のりも特別感があっていい感じ。
玄関に準備されていたマフラー。こういう気遣いやおもてなしにホッとします。

メゾネットタイプの客室と絶景露天風呂。

別邸「華海廊」は全部で4部屋。すべて露天風呂付きのメゾネットタイプです。

1階は和室のお部屋とフリースペース。奥に露天風呂があります。
2階は寝室スペースで、向かいにはカウンターがありました。カウンターの窓から見える海の様子が素晴らしいのですが、この写真は後ほど。
こちらがお部屋の露天風呂。
冬の時期、静雲荘に宿泊される場合は少し早めのチェックインがおすすめです。
この日の日の入りは16時30分頃。

瀬波温泉の源泉は約95度で、配湯は約60度と高温のため浴槽の上の部分だけ熱くなっている場合が多いとのこと。必ず“湯もみ”をして入るよう、注意書きと仲居さんからのご案内がありました。

しかし、ちゃんと説明を聞いていたはずなのに失念していた筆者は、お湯が熱くて叫んだあと、海風に吹かれながら慌てて湯もみをする羽目になりました。
みなさん、冬の時期は特に寒いので服を脱ぐ前にしっかり湯もみしましょう。

目の前の日本海で水揚げされた新鮮な海の幸と絶品村上牛

夕陽が沈むのを見届けてからお風呂を出たら、皮膚の内側からぽかぽかとあたたかくなっているように感じます。
少し長湯したことでお腹が空いてきました。

夕食は宿の方がお迎えにきてくれて、本館の個室会場へ。
お造りは村上の近海で獲れたお魚3種と、甘海老、白身魚の薄造りです。ボンボリは、日本海に浮かぶ漁火のともしびを表しているそうです。

村上と言えば、全国ブランドの村上牛は欠かせません。笹川流れの塩でいただく陶板焼きと温泉玉子付のすき焼きをいただきました。ほっぺがとろけ落ちそうです。
(※プランにより、村上牛の陶板焼きかすき焼きのどちらかになります)
鮭白子豆腐や鮭の焼漬など、村上ならではの料理が彩りよく並びます。かきのもとも上品で美味しかったです。
地元の食材に合わせるのは、やはり地酒ということで〆張鶴の「月」本醸造をいただきました。

柔らかく華やかな香りで、お料理の邪魔をしない美味しい日本酒です。
ご飯物は海鮮炊き込みご飯、鯛の兜アラ煮もいただいて、お腹いっぱいになりました。あまりにも満腹だったので、デザートは無理を言って部屋に届けていただきました。お風呂のあとにゆっくりいただきます。

大浴場の蒼林庵は華海廊と同じ建物です。のれんの右側を進むと華海廊へ。

旅館の朝は早起きに限る。

早めに就寝し、起きてカウンターのカーテンを開けると美しい朝焼けが広がっていました。

まっすぐ先に見えるのはおそらく粟島(あわしま)です。この色合いは本当に一瞬しかないので、窓を開けて波の音を聴きながらゆっくりこの時間を堪能しました。
カウンターはこんな感じ。
朝食は夜と同じ個室会場でいただきます。

朝の光が入り込んで、つやつやのご飯がより一層美味しそうです。湯豆腐、鍋など消化に優しいメニューなのも嬉しい。
気さくで優しい支配人の大滝さん。瀬波温泉の観光スポットやおすすめのお店など、何でも聞いてみてください。
くつろぎの宿「旅館 静雲荘」

くつろぎの宿「旅館 静雲荘」

住所:新潟県村上市瀬波温泉1丁目2−85
電話番号:0254-52-1766

瀬波温泉からちょっと足をのばして……町屋を散策。

静雲荘から車で約10分、越後村上町屋通りでは昔ながらの町屋づくりのお店が並びます。

村上茶やお団子が楽しめる喫茶店やお土産処もあります。天気の良い日は町並みを眺めながら歩くだけでも風情を感じられておすすめです。

瀬波温泉に宿泊した際は、ぜひ町屋通りにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

村上散策

この記事を書いた人
井高あゆみ

新潟県在住のフリーライター。「目の前のことを全力で楽しむ」好奇心旺盛なインドア人間 。店舗や企業のインタビュー・取材を中心に活動中。お笑いと爬虫類をこよなく愛する。