もっちり&つるり!県産米粉を使った夏季限定の米粉ラーメンまとめ9杯/新潟市・小千谷市


2026年09月03日 20ビュー
新潟の食といえば?と聞かれて、皆さんはどう答えますか?
新潟を日本を代表するラーメン王国にするべく活動している私としては、ラーメンであってほしいと切に願いますが、現実はそんなに甘くはありません。

やっぱり、米ですよね。しかし新潟ラーメン伝道師として諦めていません!県産のお米とコラボしたラーメンが夏季限定で提供中なんです。

米どころ新潟は米粉も日本一

農林水産省が都道府県別に集計した「令和6年産水陸稲の収穫量」によると、第1位は新潟県。味はもちろん、生産量も日本一。これはご存じの方も多いかと思いますが、米粉用米の生産量も日本一って知ってましたか?

同じく農水省のデータによると、令和7年度見込は新潟県が約6万トンで日本一。
ちなみに日本で初めての米粉専用の製粉工場ができたのも新潟県(1998年に胎内市で設立)ということもあり、​米粉も新潟県が誇る食のひとつなんです。

小麦粉と比較すると馴染みの薄い米粉ですが「グルテンフリー」「アミノ酸含有量が多い」「油の吸収率が低い」などの特徴から、その評価が最近高まっているんです。

その魅力をもっと知ってもらいたい!ということで、新潟県が産学官連携で取り組んでいるのが「米粉ラーメンプロジェクト」です。

米粉麺を使った多彩なラーメン9杯が9月末まで提供中

「ラーメン=自由」を体現するような多彩な9杯。開発したのは県内のラーメン店9軒で、そのすべてに米粉麺を使用しています。
 
左が小麦粉を使った中華麺で右が米粉麺。色がまったく違いますよね。中華麺と比べて表面がツルツルしているので喉越しが抜群。米本来の甘みを感じる独特の味わいです。
この多彩な米粉ラーメン9品のメニュー名を考案してくれたのが、県立新潟中央高校食物科の「米粉ラーメン探求チーム2期生」の皆さん。
米粉ラーメンを試食する前に僭越ながら私がメニュー名の考え方についてレクチャー。高校生らしい斬新でキャッチーな名前を考えてもらいました!
前置きが長くなりましたが「米粉ラーメン開発プロジェクト」に参加している9店舗とそのラーメンをご紹介します。

中華そば満月巻店「ちゅるん!煮干し米粉つけ麺」/新潟市西蒲区

魚介の風味を利かせたあっさり系のらーめんから濃厚みそまで、豊富なラインアップが評判のお店です。
「ちゅるん!煮干し米粉つけ麺」(1,200円)の透き通ったつけ汁は香味油とダシに煮干しを大量に使用しているので、喉越しのいい米粉麺をすすると口の中に魚介の風味があふれます。

別添えのレモンでさっぱりと味変も楽しめますよ。

中華そば満月巻店

住所:新潟市西蒲区赤鏥2-324
電話:0256-77-8775
営業時間:10時~20時LO
定休日:なし
席数:30席
駐車場:共有あり

元祖新潟濃厚味噌東横小千谷店「TOMATO×MISO濃厚洋風つけ麺」/小千谷市

新潟五大ラーメンのひとつ「新潟濃厚味噌」の老舗である東横の小千谷店は阿部幸製菓の工場直売所に併設しています。

「TOMATO×MISO濃厚洋風つけ麺」(1,080円)はガラスの器に盛られた米粉麺とモッツァレラチーズ、トマトベースの赤いつけ汁が清涼感を演出。
冷水で締めた米粉麺は平打ちでツルツル&モチモチでコシもしっかり。

つけ汁はトマトと味噌がベースで、中に忍ばせたアサリのうま味も感じます。
米粉麺をつけ汁につければ、力強いトマトの風味にキレある酸味。味噌やほんのりチーズのコクも加わる洋風テイストです。

元祖新潟濃厚味噌東横小千谷店

住所:小千谷市東吉谷字大柳甲8ー1(阿部幸製菓直売所内)
​電話:0258-82-8817
​営業時間:11時~21時(平日15時~17時はラーメン休み。直売所は終日10時~)
​定休日:不定休
席数:20席
駐車場:共有あり

中華菜館よ志だイオン東店「夏に食べたい!魚介たっぷりパッタイ!」/新潟市

新潟市東区のイオン東店1階にある「中華菜館よ志だ」は、熟練の職人がつくる本格中華を味わえるお店。

「夏に食べたい!魚介たっぷりパッタイ!」(1,200円)に使用している麺は、米粉と小麦粉をブレンドしたこの企画のために開発したオリジナル。
米本来の甘みとツルツルした喉越しが、多彩なトッピングと相性抜群です。

パッタイはタイでお馴染みの麺料理で、元来米粉麺を使うので相性は言わずもがな。
モヤシやニンジン、ニラなどの彩り豊かな野菜や卵をナンプラーの香る甘酸っぱいタレで豪快に炒めます。

ライムを搾ってサッパリ味変もオススメです。

中華菜館よ志だイオン東店

住所:新潟市東区大形本町3-1-2 イオン新潟東1F
電話:050-8892-9600
営業時間:11時~21時
定休日:なし
席数:52席
駐車場:共有あり

海老寿DELUX「海の恵みと麺香る 海老塩ラーメン」/新潟市

新潟県産南蛮海老のうま味が凝縮した贅沢な海老出汁ラーメンが評判のお店です。

「海の恵みと麺香る 海老塩ラーメン」(1,080円)は丼の中央に丸ごと1匹の海老をのせた豪華なビジュアル。
香ばしい海老の香りが口いっぱいに広がるスープにツルツルモチモチの米粉麺が相性抜群です。

サッパリ塩ベースのためジメジメと暑い日でもスルスルと食べられます。

海老寿DELUX

住所:新潟市中央区西厩島町2337-1 藤マンション1F
電話:025-378-4471
営業時間:11時~14時30分、17時30分~21時
定休日:日曜
駐車場:4台

麺や来味「夏色ビーツ&トンコツ」/新潟市

ラーメンの新しい形を常に研究し、化学調味料に頼らず味を探求し続けるお店。淡麗系から濃厚系までメニューは多彩で、創意に富んだ限定麺も登場します。
金~日曜のみ、各日10食限定で提供している「夏色ビーツ&トンコツ」(1,050円)はまずスープの色に驚きます。
ピンクの元はビーツという根菜。ほかの根菜とともにスープで煮て細かくペースト状に。お店自慢の豚骨スープと半々の割合で合わせることで、後味スッキリな濃厚スープに仕上がります。白さの際立つ平打ちの米粉麺がスープを吸ってピンク色になっているところも注目です。

麺や来味

住所:新潟市東区大形本町5-6-6
営業時間:11時~15時(14時50分LO)、17時30分~21時(20時50分LO)※材料なくなり次第終了
定休日:月曜の夜、火曜、ほか不定休
席数:36席
駐車数:26台

元祖新潟濃厚味噌 東横本店「元祖!越後米粉味噌ラーメン」/新潟市

新潟バイパス紫竹山インターを降りてスグのところにある「元祖新潟濃厚味噌東横本店」。店名にもある通り、新潟五大ラーメンのひとつ「新潟濃厚味噌」の老舗です。今回の米粉ラーメンも看板メニューをアレンジした「元祖!越後米粉味噌ラーメン」(1,080円)です。

スープはうま味と塩味を凝縮した超濃厚仕様。やや平打ちの米粉麺は縮れのないストレートのため、喉越しが抜群。味噌と米の相性は言わずもがなです。そこにシャキシャキの炒め野菜と香ばしいチャシューが絡み、一口ごとに満足感が押し寄せます。
東横の代名詞「割スープ」を注ぐことで、自分好みの濃さに調整可能。ダシの効いた割スープを加えると味噌のコクと香りが一層引き立ちます。

元祖新潟濃厚味噌東横 本店

住所:新潟市中央区紫竹山1-8-20
電話:025-290-4770
営業時間:11時~15時(14時30分L O)、17時~21時(20時40分L O)
※ 土・日曜・祝日は11時~21時(20時40分L O)
定休日:なし
席数:65席
駐車場:20台

PHO’ MINH CoCoLo新潟駅店「もっちり!ちゅるり!ミョウガ香る味噌冷やし」/新潟市

東京の下北沢に本店を構え、70年以上続くベトナムの名店の味を楽しめるPHO’ MINH(フォーミン)。新潟店はCoCoLo新潟1FのWESTSIDEにあり、駅利用客以外にもファンの多いお店です。
名物は新潟米とタイ米をブレンドして作られたモチモチでつるつるの自家製麺を使ったベトナム料理「フォー」。2日間かけて煮込んだあっさりとした牛骨スープは、最後の一滴まで飲み干せるほどおいしいと評判です。

今回の「もっちり!ちゅるり!ミョウガ香る味噌冷やし」(980円)に使用している麺は、すべて県内産の米粉を使用。
モチモチした食感がみそベースの冷たいスープとよく合います。トマトやナスのほか、爽やかな香りのミョウガなどの夏野菜もたっぷりです。

PHO’ MINH CoCoLo新潟店

住所:新潟市中央区花園1-1-1  CoCoLo新潟 1F WEST SIDE
電話:025-288-1843
営業時間:11時~22時(21時30分LO)
定休日:CoCoLo新潟に準じる
席数:24席
駐車場:提携あり

笑美寿亭「サッパリ&クリーミー!旨辛ビビン麺」/新潟市

新潟市古町エリアにあり、ピリ辛から激辛まで、種類豊富な担々麺が看板。イチ押しは国産練りゴマとうま辛の自家製ラー油がたっぷり入った赤担々麺です。それを韓国風にアレンジしたのが「サッパリ&クリーミー!旨辛ビビン麺」(980円)です。

ゴマたっぷりのクリーミーなスープにコチュジャンで辛味をプラス。甘めに味付けたひき肉やピリ辛キムチ、キュウリなどで食感や味変を楽しんでください。

笑美寿亭

住所:新潟県新潟市中央区本町通6-1129-2
電話:025-225-1039
営業時間:11時~14時30分、17時30分~24時(土曜は22時まで)
定休日:日曜(月曜が祝日の場合は前日昼のみ営業)
席数:30席
駐車場:なし

中華食堂よしだ屋フレスポ赤道店「ゴマ香る野菜ゴロシャキ豆乳担々麺」/新潟市

ボリューム満点の定食をリーズナブルに味わえると評判のお店。イチオシは、300グラムの大盛りご飯に大ぶりでジューシーな唐揚げを5ピース盛った唐揚げ定食。麺類にも力を入れていて、熟練の職人が幅広いメニューを提供しています。

「ゴマ香る野菜ゴロシャキ豆乳担々麺」(1,200円)は麺が見えないほどトッピングがどっさり!
使用する麺は小麦粉と米粉をブレンドした自家製のストレート麺。中華麺ならではのモチモチ感と米粉らしいツルツルした喉越しがややとろみのあるスープとベストマッチ。

砕いたナッツやネギなどが食感のアクセントになり、濃い味のスープも最後まで飽きずに楽しめます。

中華食堂よしだ屋フレスポ赤道店

住所:新潟市東区上王瀬町2-55フレスポ赤道内
電話:025-271-3200
営業時間:11時~14時30分LO、17時~21時LO(土・日曜・祝日は11時~21時LO)※食材なくなり次第終了
定休日:なし
席数:42席
駐車場:300台

個性豊かな米粉ラーメン、いかがですか?提供は9月末までなので、食べ逃しなく!
この記事を書いた人
新潟ラーメン伝道師 片山貴宏

糸魚川市出身、新潟市在住。タウン誌編集部時代から新潟ラーメンの取材を続け、20年で食べたラーメンは5,000杯超。新潟を日本一のラーメン王国にするべく活動中。一般社団法人新潟拉麺協同組合の広報担当。好きな言葉は「大盛り無料」。
SNS:https://www.instagram.com/katayama_takahiro/