人気ラーメン店が夜は居酒屋に!?地元の銘酒×お得なおつまみを堪能/小千谷市
2026年08月14日
いいね
19ビュー
ラーメンは世界で一番自由な食べ物。提供する場所もラーメン店ばかりではありません。特に多いのが居酒屋。締めの一杯を求めてお店を変える必要もないとあって、提供するケースをよく目にしますし、あまりの好評にラーメン店をオープンしちゃう!なんてこともしばしば。
今回はその逆、つまり居酒屋メニューの提供をはじめたラーメン店をご紹介。その数がとにかくすごかった!そしておトク!
今回はその逆、つまり居酒屋メニューの提供をはじめたラーメン店をご紹介。その数がとにかくすごかった!そしておトク!
ラーメン激戦区で大人気!小千谷市「麺や ようか」
関越自動車道小千谷インターを降り、市街地に向かって約5分のところにある「麺やようか」。木のぬくもりを生かした外観と白い看板が目印です。
店内は広く、高い天井と大きく取った窓で開放感が抜群。ゆったり座れるボックス席とオープンキッチンを間近に見られるカウンター席があります。
こちらの特徴はメニューの多さ。券売機の周りにはラーメンの写真がズラリ!淡麗から濃厚まで幅広くそろい、初めて訪れる人は目移りしてしまいそう。数年前までは日替わりラーメンもあったというから、ご主人の創作意欲に驚かされます。
看板メニューは「塩そば」(920円)。別々に取った鶏ガラと魚介のだしを合わせた風味豊かなスープに自家製麺が泳ぎます。麺の量は並盛りで200gと多く、大盛りも50円とおトク。
チャーシューは鶏のモモ肉とムネ肉の2種類。どちらもしっとりとやわらかく、やさしい味付けはスープとの相性もバッチリです。
こだわりの詰まった多彩なラーメンが人気のようかですが、本題はココから!
こだわりの詰まった多彩なラーメンが人気のようかですが、本題はココから!
夜は50品超のおつまみと190種類の日本酒がズラリ
テーブルを埋め尽くす料理と日本酒。これが夜営業のようかのスタイルです。
おつまみはお酒を飲む人のみ注文でき、一部のメニューは昼でもオーダーOK。
おつまみはお酒を飲む人のみ注文でき、一部のメニューは昼でもオーダーOK。
麻婆豆腐(750円)やチャーシューエッグ(430円)、チョレギサラダ(430円)とどれもボリューム満点、そして安い!なにかと値上がりしている昨今、ありがたい半面、心配にもなるコスパ感。
「食材の多くはラーメンでも使用していて、タレやだしもラーメンのものを流用しています。皿もこだわっていないし、ウチはラーメン屋ですから、なるべく値段は抑えています」とご主人の覚張さん。
人気の麻婆豆腐には塩そばのだしを使い、みそラーメンのタレで味付けしているそう。「だから味が濃くなっちゃう。チャーシューエッグにはラーメンのチャーシューを使います」と覚張さんは笑いますが、ラーメン店ならではのコクとこってり感にお酒が進みます。
人気の麻婆豆腐には塩そばのだしを使い、みそラーメンのタレで味付けしているそう。「だから味が濃くなっちゃう。チャーシューエッグにはラーメンのチャーシューを使います」と覚張さんは笑いますが、ラーメン店ならではのコクとこってり感にお酒が進みます。
ドリンクの種類も豊富で、特にお店で力を入れているのが日本酒。
その品ぞろえは驚きの190種類!新潟県内はもちろん、全国の銘酒がそろっていて、カウンター席上部の壁にはラベルがズラリと貼られています。お店には居酒屋でも珍しい日本酒専用冷蔵庫があるほど、鮮度維持もバッチリです。
その品ぞろえは驚きの190種類!新潟県内はもちろん、全国の銘酒がそろっていて、カウンター席上部の壁にはラベルがズラリと貼られています。お店には居酒屋でも珍しい日本酒専用冷蔵庫があるほど、鮮度維持もバッチリです。
お店では飲み放題プランもあり、開栓済み日本酒であれば120分で2,700円と料理と同じく安さに驚きます。もちろん単品注文もOKなので、詳しい銘柄や価格はお店でチェックしてみてください。
コロナ禍で日本酒推しの居酒屋スタイルに
麺や ようかのオープンは2008年。夜の居酒屋スタイルをはじめたのが2000年。そのきっかけは、新型コロナウイルスだったそうです。
「酒蔵が危機的状況だというニュースを見たんです。小千谷には新潟銘醸と高の井酒造があり、私の好きな銘柄もあります。ウチで取り扱うことで、売上貢献というかアピールになればいいなと考えたんです」と覚張さん。
「酒蔵が危機的状況だというニュースを見たんです。小千谷には新潟銘醸と高の井酒造があり、私の好きな銘柄もあります。ウチで取り扱うことで、売上貢献というかアピールになればいいなと考えたんです」と覚張さん。
ラーメン店というポピュラーな空間で地元を応援。その思いは小千谷だけに留まらず県内外へ徐々に広がり、コロナ禍を経た今では190種類。「日本酒を出すならそれに合う料理も」と始めたおつまみも50種類を超えました。
ラーメンだけでも30種類以上あって大変なはずなのに、夜はそれに加えておつまみも。しかも、「飲んだ後にサラッと食べられるように」と締め専用ラーメン「玉かけそば」を開発したというから驚きです。麺と生卵のみとシンプルながら、こちらも400円と安い!
現在は夜の居酒屋スタイルだけでなく、お店を使ったイベント「日本酒の会」を隔月で開催しています。覚張さんオススメの日本酒約90種類が飲み放題で、小千谷の新潟銘醸と高の井酒造の蔵人をゲストとして呼んでいるそう。「ラーメン屋もそうですけど、日本酒も作り手とお客様が話す機会がないので、それを作りたかったんです」(覚張さん)。
小千谷の居酒屋やそば店も協力して日本酒に合う料理を提供。地元の人たち向けの企画が今では市外や県外から参加するファンも多いとか。
小千谷の居酒屋やそば店も協力して日本酒に合う料理を提供。地元の人たち向けの企画が今では市外や県外から参加するファンも多いとか。
「ラーメンってパッと食べてスグ帰るのが基本。私も飲みに行くときはゆっくりと会話を楽しむのが好きだし、ウチの店でやれば会場代もかからないので、参加費も安くできますしね」と覚張さんは笑います。
日本酒の会の開催はようかの公式Instagramで発信しているのでチェックしてみてください。
お客様の笑顔のために、ラーメン店、日本酒推し居酒屋、イベント企画などさまざまな顔を持つ「麺や ようか」。地元を盛り上げるために他店や地域経済をも巻き込み、行動を起こす。その熱意は地方創生のモデルケースになるに違いありません。
日本酒の会の開催はようかの公式Instagramで発信しているのでチェックしてみてください。
お客様の笑顔のために、ラーメン店、日本酒推し居酒屋、イベント企画などさまざまな顔を持つ「麺や ようか」。地元を盛り上げるために他店や地域経済をも巻き込み、行動を起こす。その熱意は地方創生のモデルケースになるに違いありません。
麺やようか
住所:新潟県小千谷市若葉1-114
電話:0258-83-0816
営業時間:11時~15時、17時~21時LO(金・土曜は22時まで、21時45分LO)※スープなくなり次第終了
定休日:火曜
席数:40席
駐車場:22台
この記事を書いた人
糸魚川市出身、新潟市在住。タウン誌編集部時代から新潟ラーメンの取材を続け、20年で食べたラーメンは5,000杯超。新潟を日本一のラーメン王国にするべく活動中。一般社団法人新潟拉麺協同組合の広報担当。好きな言葉は「大盛り無料」。
SNS:https://www.instagram.com/katayama_takahiro/