秋の高原で癒し効果。妙高高原ビジターセンター/妙高市


2022年10月26日 5397ビュー

今年春にオープンしたばかり。妙高散策の拠点

妙高高原ビジターセンターは、国立公園になっている妙高戸隠連山を楽しむための拠点として、今年の春にオープンしたばかりの施設。前々から気になっていたんですけど、やっぱり新潟市から遠い……。なのでどうせ行くなら、少し時間に余裕がありそうな秋にしよう、とずっと思ってたんです。
気候的にも過ごしやすそうだし、紅葉も見られるかもだし。
というわけで、ようやく行くことができました。

いもり池のほとり。絶好のロケーション

場所は池の平温泉にもほど近い、景勝地・いもり池のほとりにあります。
日曜日で、秋晴れの行楽日和ということもあり多くの家族連れでにぎわっていました。
内部は展示室とカフェ・物販スペースを備えた休憩スペース、それにイベントなどで活用する工作室の3つからなっています。

展示室はコンパクトだけど充実の内容

まずは展示室から。入り口のプロジェクションマッピングの演出が、「出来立ての施設だな」っていう感じがしますね。素敵です。
中は国立公園の気候や景色、そして生き物たちをパネルや標本などで紹介。植物やライチョウが目を引きます。
水槽にはいもりもいました!
また、昆虫の標本を拡大して観察したり、どんぐりの重さを天秤で比べてみたり、といった子どもたちに人気のコーナーもあり、トレッキングや散策を前に家族で楽しむ学べるスペースになっていました。個人的には国蝶であるオオムラサキが気になります。
展示はコンパクトながら想像以上に充実していてびっくりです。子どもたちの夏休みの自由研究にはもってこいかも。
そして、こちらが工作室。この日は使用していませんでしたが、ワークショップや自然体験教室などにもってこいな感じ。

休憩スペースは魅力たっぷり

まずは物販ですが、施設限定のお土産品などのほか、
人気ブランド「ノースフェイス」のショップがあります。これが、施設の雰囲気にマッチしていて良い感じです。
そして、この休憩スペースの魅力は、いもり池から妙高山を見上げる絶景。気分はゴージャスなラウンジにいるようです。テラス席や窓際のソファーでコーヒーを飲みつつくつろいだら最高に気分がいいだろうなあ。
カフェ「SOF&(ソフと)」はコーヒーとソフトクリームがメインですが、おすすめは金・土・日・祝日に数量限定で提供している「季節のフルーツソフト」。
今回は信州中野のぶどう農家さんが作ったシャインマスカットをふんだんにあしらった贅沢な一品(税込850円)。長野との県境ならではの組み合わせですね。濃厚なソフトクリームにぴったりの組み合わせだし見た目もきれい。
通常の「濃厚ミルクソフト」(税込450円)やカフェラテ(ホット税込490円・アイス税込600円)など定番メニューも人気。

いもり池は遊歩道もばっちり整備されています

自然に囲まれた湿地のロケーションはヒーリング効果も抜群。整備された遊歩道はとても歩きやすくて快適でした。
私が訪れた10月16日時点では、そろそろ木々が色づき始めたくらい。きっと、この記事が公開される月末あたりからは美しい紅葉が楽しめるんじゃないかと思います。
また、同センターの松井茂館長曰く「寒気が入って妙高山の山頂付近が白くなった三段染めもおすすめです。まさに眼福な景色が広がります」とのこと。
それも見たい!きっとSNS映えするんでしょうね。
こちらには、十割そばが人気の畔のおそば屋さん「芭蕉苑」さんも。天気が良いのでお昼には多くのお客さんで賑わっていました。次回はこちらも来てみたいですね。

日帰りはちょっともったいないかも

日曜日でも静かで、妙高山は本当にきれいでずっと見ていられる。
すごくリラックスできるので、時間があっという間に過ぎていきます。
正直、ちょっと新潟まで帰るのがしんどかったです。できれば、もう少しゆっくりしていきたいな、と思わせてくれるスポットでした。
そういえば、のぼりで知ったのですが、今年は池の平温泉開湯100周年だそうです。記念の企画も色々あるとか。どうせなら1泊くらい考えておけばよかったな、と思ってしまいました。
次はミズバショウの季節にでも遊びにいきたいです。

妙高高原ビジターセンター

住所:新潟県妙高市関川2248-4
入館料:無料
定休日:無休(ただし都合により休館する場合があります)
営業時間:午前9時から午後5時まで
TEL:0255-75-5270

この記事を書いた人
ヤマダ マコト

新潟市秋葉区在住。サラリーマンの傍らkindleストアで電子書籍にて地元・新潟を舞台にしたエンタメ小説を発表。インディーズながら一部で熱烈な人気を集め、どっちが本業か分からなくなりつつある中年男。

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