【食】新潟名物!食べられる菊「かきのもと」

2022.11.21

新潟の秋の味覚の代表格「かきのもと」。新潟では、江戸時代からエディブルフラワー(食用花)として楽しめる菊として、農家の庭先や畑の片隅で栽培されてきました。シャキシャキした食感が特徴の「かきのもと」は、一度食べたらクセになるはず!

「かきのもと」とは

  • かきのもと 新潟の食用菊
  • かきのもと 新潟の食用菊

柿…? 牡蠣…?
いえいえ、そうではありません。
「かきのもと」とは、食用菊のことなのです。

鑑賞用としても美しいこの菊は、新潟ではなんと江戸時代から食用菊として親しまれていました。

かきのもとの名前の由来は、「生け垣の根本に植えたから」、「柿の木の根本に植えたから」など、諸説ありますが、現在は、「柿の実が色づいてくるころ赤くなるから」というのが一般的になっています。

「かきのもと」は新潟県下越地方(新潟市など)の呼び名で、新潟県中越地方(長岡市など)や魚沼では「おもいのほか」、山形県では「もってのほか」とも呼ばれるそうです。

かきのもとの旬:10月上旬~11月下旬頃
生産地区:新潟市、燕市など
※出荷の約8割を新潟市南区が占めています

味・食感

  • かきのもと 新潟の食用菊 巻き寿司

シャクッとした歯触りとさわやかな風味が特徴的。口に入れるとふわっと花の香りが広がって、華やかな気分になること間違いなしです。

新潟では少量の酢を入れたお湯でさっとゆで、おひたしや酢のもので食べるのが一般的ですが、おにぎりや巻物などお米とも相性抜群。鮮やかなピンク色が料理に色を添える役目も果たしてくれます。

かきのもとを使った献立

-かきのもととかぶの梅風味和え-

かきのもとを相性のよい秋食材とあわせ、具沢山のサラダにしました。梅の酸味と果物の甘みがベストマッチ。

◎レシピの詳細はこちら
https://niigata-kankou.or.jp/ngt/uchigohan/recipe/20201007.html

-かきのもと と きのこの炊き込みご飯-

新潟は全国第2位のきのこ生産量を誇る「きのこ王国」でもあります。新潟県産のまいたけ・えのきだけと一緒に、うすくち醤油でふっくらと炊き上げます。

◎レシピの詳細はこちら
https://niigata-kankou.or.jp/ngt/uchigohan/recipe/20201009.html

-かきのもと秋の彩りちらし寿司-

見た目も華やかな「ちらし寿司」はお祝い事にもぴったり!秋鮭やイクラに色鮮やかなかきのもとを組み合わせて、贅沢に堪能してみてはいかがでしょうか。

◎レシピの詳細はこちら
https://niigata-kankou.or.jp/ngt/uchigohan/recipe/20201011.html

-オレンジ香る人参とかきのもとのスペイン風サラダ ハム添え-

かきのもとの食感の良さを生かして、スペイン風の人参サラダと合わせた一皿。フルーティーなオレンジの香りと生ハムと一緒に味わいましょう。

◎レシピの詳細はこちら
https://niigata-kankou.or.jp/ngt/uchigohan/recipe/20201006.html

-かきのもとと豚バラ肉のサラダ ライスペーパー包み-

かきのもとのシャキシャキとした歯ごたえの良さをダイレクトに感じられるよう、ライスペーパーで包みました。一緒に包む豚バラやおかひじきの食感もアクセントに。

◎レシピの詳細はこちら
https://niigata-kankou.or.jp/ngt/uchigohan/recipe/20201008.html

-鶏むね肉とかきのもとの和えもの-

かきのもとに鶏肉を合わせ、中華風の味付けで仕上げた一品です。クセになる味わいなので、おつまみにもおすすめ!

◎レシピの詳細はこちら
https://niigata-kankou.or.jp/ngt/uchigohan/recipe/20201005.html