貴渡神社

たかのりじんじゃしゃでんちょうこく

栃尾織物の基礎を築き、縞紬を広めた、祭神植村角左衛門貴渡翁を奉るために嘉永元年(1848)建てられた神社。社殿は小さいものの、全体が雲蝶の彫刻で埋め尽くされています。

貴渡神社の雲蝶の作品は、養蚕の過程と糸取から機織りまでの様子が中国的な人物の服装・表情で表現されています。また、御堂の南北及び東の上部側面には十二支の彫刻がみられます。

主な作品
社(やしろ)北側・・・桑摘みと蚕の飼育
社南側・・・繭(まゆ)煮と機織り
正面向拝・・・竜、獅子鼻、象鼻
向拝上手挟・・・鳩、雀
長押(なげし)上・・・十二支など

基本情報

住所新潟県長岡市栃堀/貴渡神社
交通アクセス●JR信越本線「長岡駅」よりバスで50分、栃尾車庫から栃堀行きバス乗換20分
●関越自動車道「長岡IC」または北陸自動車道「中之島見附IC」より車で40分
駐車場●普通車:有り
●大型車:有り
備考●市指定有形文化財
※昭和55年6月27日指定

●拝観するには事前に問い合わせが必要
●観光ガイドは要予約

問い合わせ先

問い合わせ先栃堀区事務所(平日の午前9時~12時)
電話番号0258-52-3521