スキー・スノボだけじゃない! 越後妻有でスノーアクティビティを満喫【前編】/十日町市・津南町


2021年01月30日 2614ビュー
昨シーズンの少雪と打って変わって、この冬は雪がたっぷり。
今シーズンはスキー場を訪れる人も多いことでしょう。
でも、雪の楽しみ方はスキー、スノボだけではありません!

今回は、スキー・スノボ以外でも冬の新潟を満喫できる、さまざまな“スノーアクティビティ”越後妻有地域で体験してきました!
ウインタースポーツの経験がない方も必見です♪

越後妻有(えちごつまり)とは?

新潟県のホームページから情報を拝借すると、越後妻有とは『新潟県南部に位置する十日町市津南町妻有郷(つまりごう)』といわれるエリア。また、『日本一の長さを誇る信濃川中流域に開けた盆地を中心に栄えた地域』です。
最近では「大地の芸術祭」が行われているエリアとしても知られています。(そのほうが分かりやすい???)
また、新潟県内でも特に積雪が多い地域で、2メートルの積雪は当たり前!という雪国の中の雪国です。

その1:メープルシロップ狩り&雪上デイキャンプで米粉パンケーキ(やぶこざきキャンプ場/十日町市)

まず最初は、十日町市松代エリアにある「やぶこざきキャンプ場」へ。
この日は朝から晴天で、絶好のキャンプ日和♪
車を停めた駐車場からキャンプ場へ。
歩く道はこんな感じ…
両サイドは雪の壁!
2メートルくらい積もってますね~。
 
こちらでは、スノーシューを履いてガイドさんと雪上を歩きながらメープルシロップを採取したり、デイキャンプでパンケーキを焼いたりできるという企画。
女子力高まりそう!(男だけど…)
 
今回ガイドとしてご案内していただいたのは、TOC十日町アウトドア体験センターの小山さん。
まずは、スノーシューの履き方からレクチャー。
スノーシューは靴を選ばないので、冬用のブーツや長靴であればOKです。
履き方を教えていただきながら…意外と簡単に履けました。
かっこいい!(^ω^)v
 
スノーシューを履いたら、いざ出発!

誰も足を踏み入れていない雪原を歩くのは、気持ちがいいですね!
森の中を歩きながら、メープルシロップとなる樹液(メープルウォーター)を採取しているポイントを巡っていきます。
寒い冬に木自身が凍ってしまわないようにたくさん樹液を出すそうで、そこからおすそ分けをいただきます。
 
キャンプ場にあるイタヤカエデの木のいくつかには、樹液を採取するためのタンクが取り付けられています。
こんな感じ。
本場カナダの蛇口を木に打ち込んで樹液を溜めていきます。
1月下旬はまだ樹液の出始めということで、ポタ…ポタ…と少ない感じですが、多い時期には3時間で4リットルも溜まるそうです!
メープルシロップは茶色いイメージがありますが、カエデの樹液はさらりとした感じで透明。これを煮詰めていくとメープルシロップになるそうです。

ガイドの小山さんのウィットに富んだトークを聞きながら森を歩いていると、動物の足跡を発見!
ここでクイズ。
何の動物でしょう?」と小山さん。
正解は…

 
ウサギです!
そういや、先ほどもウサギが食べたであろう木の芽を教えてもらいました。
ちなみに、進行方向は右だそうです。

続いて、今にも雪が落ちてきそうな迫力のあるスポットでは写真をパチリ。
ちなみに、この雪の状態は安全だそうです(´ω`;)
 
他にも、森の中にある植物の話や、動物の隠れ家などを教えてもらいながら、雪原ハイクを楽しみます。
雪原ハイクも終盤。
ちょっとした坂を上って視界が開けた先に見えたのは…
デイキャンプの会場です!
何やらモクモクと煙が立ち上っています。
女性スタッフがお出迎え。
炭火やらチェアやらいろいろと準備されているっぽい~!!
手ぶらで楽しめるのがうれしいですね♪
 
キャンプスペースからの眺めはこんな感じ。
見晴らしが良く、天気も良くて、サイコーです!
 
さあ、いよいよパンケーキを焼きます!
果たして、オサレなパンケーキができるのか?!?!
優しいスタッフさんからの説明を受け、まずは材料をまぜまぜ…地元産の米で作った米粉(グルテンフリーのミックス粉)や牛乳などをかき混ぜて生地を作り、鉄板の上に流し込んで焼いていきます。
うまく焼けるかな…左の人、ちょっと失敗気味かも(笑)
いい感じです!
(自分のじゃないけど(;^ω^)
多少の燃えカスが入っても気にしない!(笑)

最初はなかなかうまくいかなかったものの、2枚、3枚と焼いていくうちにだんだん上手になってきました。(だいたい4枚くらい焼けます)
 
出来上がりはこんな感じです!
うん、焼きリンゴも添えちゃって、なんとなくオサレ!! 素晴らしい出来栄え♪
(自分のじゃないけど・・・(;^ω^)
今回同行のお仲間、Oさんの作品でした。

メイド・イン・やぶこざきのメープルシロップ、たっぷりかけちゃうぞ♪♪♪
今日は樹液があまり出なかったそうなので、昨日採った樹液で作ったシロップをいただきましたが、濃厚だけどいやらしくない甘さが美味♪
一般的なメープルシロップよりもかなり透明です。

シロップも米粉も超・地元産。
開放的な冬空の下、雪原で食べるパンケーキ、最高でした!
(ちなみに悪天候の場合は、建物の中で行うそうです)

メープルシロップ狩り&雪上デイキャンプで米粉パンケーキ」は2月末頃まで開催。(天候により前後あり)
カップルや女子旅、そしてファミリーにもおすすめです!!

 

メープルシロップ狩り&雪上デイキャンプで米粉パンケーキ

実施場所/やぶこざきキャンプ場 十日町市蓬平829
主催/(一社)十日町アウトドア体験センター
申し込み/(株)HOME away from HOME Niigata
※最小人数2名〜最大人数10名
※詳細は下記ホームページにてご確認ください

ランチ:越後まつだい里山食堂(十日町市)

パンケーキで小腹を満たしつつも、本日のランチは大地の芸術祭の拠点の一つとして知られる「まつだい農舞台」の中にある「越後まつだい里山食堂」へ。
店内は水色一色。
一面ガラス貼りの窓の外には、棚田の雪景色が広がる、お店が丸ごとアート空間です。

日替わりの「里山ごはん」をいただきました。
糸ウリの炒めなます」や「カボチャの塩糀煮」など、旬の妻有野菜をふんだんに使った料理です。
いろいろなものをちょっとずつ食べられるのがいいですね!
肉料理も必ず1品入るそうで、今日は「妻有ポークと根菜のポトフ」でした。
お米はもちろん地元のお米(棚田米)! 白米と玄米が選べます。

ドリンクは「自家製赤シソソーダ」をオーダー。
さっぱりとして美味♪

鏡のテーブルには、天井のアート(地元の風景写真)が写っています。

ごちそうさまでした。

越後まつだい里山食堂

所在地/十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内
TEL/025-594-7181
営業時間/10:00~17:00(LO16:30)※ランチ11:00~14:00
定休日/火・水曜日

その2:ゲレンデキャンプ&長靴で遊べるスノーアクティビティ(越後妻有松之山温泉スノーパーク/十日町市)

旬の地元料理を堪能したあとは、スノーアクティビティ体験で松之山温泉スキー場(越後妻有松之山温泉スノーパーク)へ。
日本三大薬湯の一つ「松之山温泉」の近くにある、のどかな風景が広がるスキー場です。
規模は比較的コンパクト。市外・県外の方にとっては穴場的なスキー場かもしれませんが、モーグルの大会なども開催されているんですよ。

こちらではゲレンデキャンプができ、スキー・スノボ以外のスノーアクティビティが充実していると話題です。

ご案内いただいたのはスキー場の村山さん。
 
まずはゲレンデ内にあるキャンプエリアへ。
なだらかなゲレンデを上がっていくと、大きなドーム型のテントを発見!
キャンプエリアでは持ち込みテントの設営も可能ですが、こちらでは手ぶらで楽しめる「設営撤収おまかせ!レンタルセット」というものがあります。
テント(料金により各種)はもちろん、テーブルチェア、そしてストーブまでもご用意いただける素敵なセット♪
開放的なスキー場でのプライベート空間。アウトドア気分が高まります!

ちなみにこの日は、市外から訪れたカップルがデイキャンプを楽しんでいましたよ。

テントの中で、コーヒーをいただきながらしばし休憩。
気がつくと、テントの横には何やら楽しそうな乗り物たちが…!
 
子どもたちが絶対好きなやつ!!
(いや、大人だって好きです)

デイキャンプと一緒に楽しみたいのが、スノーアクティビティの数々。
松之山温泉スキー場には、さまざまなアイテムが充実しています。
片っ端から体験させてもらいましょう!!

スイカのヘルメットを装着し、まずは「エアボード」から!
乗り方やコツを教えていただきながら、まずはなだらかな斜面で練習。
空気がパンパンに詰まったエアボード
底には溝が付いていて、取っ手を持ち、ダイブする感じで乗り込みます。
「曲がるときは体重移動をしながら」…など基本練習をして、リフトに乗り込みました。
いざ、ゲレンデへ! ライドオ~ン!!
うまい! っていうか、カッコイイ!!
(自分じゃないけど 笑)
さすがOさん。ナイスライドです。
パンケーキもエアボードもお上手(´ω`)

ちょと練習しただけで、ある程度思うように滑ることができました。
視点が低いので、スピード感抜群~!!

続いては、「スノーバイク」
短いスノーボードを前後に連結してハンドルを付けたようなもの。
立ち乗りで滑るのが面白い感覚です。
自転車に乗れる人なら、乗りこなせるそうです。

アイテムはまだまだありますよ~!
「スノーカート」(左)はハンドルのついたソリのような感じです。
二人乗りもあり。ブレーキも付いてます!
「スノースタントスクート」(右)は、キックボードのような感じで乗ります。

これらのアイテムは、どれもリフトに乗せて利用することができるので、ゲレンデを「よいしょ、よいしょ」と歩くことなくロングクルージングが楽しめます。

さらには、お子さま向けのこんなものも!
キッズバイクのスキー版「スノーストライダー」
カッコカワイイ♪

これらのアイテムのレンタル料は、いずれも単品で1時間500円ですが、使い放題プランファミリーパック、グループパックがお得です。
(たぶん1時間では物足りないですよ~)


手ぶらもOKのデイキャンプと、遊びきれないほどの雪遊びアイテムが楽しめる松之山温泉スキー場。
長靴で楽しめるアクティビティは、今後注目の冬のレジャーであることを確信しました。
大人も子どもも、幅広い人々におすすめです!

ぜひ松之山温泉の宿泊とセットでご利用してみては?

松之山温泉スキー場(越後妻有松之山温泉スノーパーク)

所在地/十日町市松之山天水島909
TEL/025-596-3133
営業期間/2020年12月19日 ~ 2021年3月31日(予定)
※営業時間等、詳細は下記ホームページにてご確認ください

空とぶランタン(ニュー・グリーンピア津南/津南町)

本日最後のスポットは、十日町市のお隣、津南町にあるニュー・グリーンピア津南
大自然の中に広大な敷地を持つ高原リゾートホテルです。
スキー場やキャンプ場などがあり、四季を通じて賑わいます。

こちらでは「空とぶランタン」を毎日開催しています。

ホテルに到着後、ランタンとペンが配られました。
風船に願い事などをしたためます。
「疫病退散!」…念のため説明しますが、アマビエですよ(-.-)
(ちなみに、パンケーキライダーのOさんは「息子が元気に育ちますように」でした。ナイスパパ♪)

時間になったら、ホテル直結のゲレンデに集合です。
本日の打ち上げは17:00から。
(この日の参加者はちょっと少なめ)

「事前に見ておいてください」といわれチェックした動画の通り、ランタンを広げます。
スタッフの方々もサポートしてくれます。

ランタンに空気を入れて灯をともし、中の空気が温まったら準備OK!
みんなで一斉に空にリリースです!!
素敵なBGMとともに、ランタンが冬の夜空に浮かんでいきます。
静かに空を見上げたり、スマホを上空にかざす参加者の皆さん。

みるみるうちにランタンは上空へ。
灯りがどんどん小さくなっていく…
願いが叶いますように…。
明日もいい日でありますように…。(-人-)

あっという間でしたが、ロマンチックな時間でした♡
記念日や節目のタイミングなどに参加してみるのもいいかも。

ちなみに、参加者が多い日はこんな感じになります!
ス、ステキすぎる・・・これはすごいですね!
幻想的!!

※写真はコロナ禍以前の実施風景です。
 現在実施の際は、感染防止対策を徹底した上で行っています。


ニュー・グリーンピア津南の「空とぶランタン」は3月末まで毎日開催します。
(天候等の状況によっては、打ち上げができない場合もあります)

空とぶランタン(ニュー・グリーンピア津南)

所在地/中魚沼郡津南町秋成12300番地
開催日時/3月末まで毎日開催(2月まで17:00~、3月は17:30~)
※天候・降雪状況により、打ち上げが出来ない場合あり

これまで、冬のレジャーといえば、スキー・スノボくらいしか思いつかなかったし、スノーシュートレッキングなんて雪山好きな方々のお話かと思っていましたが、とても手軽に楽しめることがよくわかりました。

冬のアクティビティもこれほどまでに幅広いとは…しかも簡単に始められるものばかり。
新潟の雪の楽しみ方は、まだまだありそうです。

本日の体験はここまで!
翌日の【後編】もぜひご覧ください。
この記事を書いた人
ケバブー阿部

長岡生まれ新潟育ち。 ​
郷土料理からラーメン、地酒やスイーツまで新潟の食を広く愛するフォトライター。