子どもも喜ぶ!ピクニックのススメ。テイクアウトランチを持っておでかけしよう!/十日町市・津南町
ぽかぽかの太陽に向かって、ぽつりぽつりと蕾が開き出し、「みんな外に出ておいで〜」と呼ばれているような気持ちになります。
そんな日は、私も1歳を過ぎた息子と一緒にお昼ごはんを持ってピクニックに出かけるのが定番になっています。
なにを隠そう、小さな子どもと一緒だとごはんの時間って戦場なんですよね……。
あっちもこっちも汚れる上に、飽きたら立ち歩くし、大人がゆっくりごはんを味わう時間なんて皆無です。
せっかくおいしいものを食べに出かけても、子どもはじっとしていないし、周りの目も気になる。大人は全然食べた気がしないし、余計疲れた……なんてことも。
これがピクニックをすると、解決できることがあります!
外だから多少汚れても気にならないし(もちろん後片付けはきちんとします)、子どもは自然のなかで遊んでいてくれるので、その姿を見守りながら大人はゆっくりごはんを食べることができます。
(もちろんマナーは守りましょう)
さらに、めいっぱい遊ぶので、そのあとはぐっすりお昼寝してくれちゃうという、大人にとっても子どもにとってもいいことづくしなんです。
昨今は新型コロナウイルス感染症の影響で、おでかけするにもいろいろと配慮が必要になっていますが、ピクニックなら密な環境も避けられるので安心して楽しめます。
今回は私たち親子もよく利用しているテイクアウトできるお店と、おすすめのピクニックスポットをセットでご紹介します!
おすすめコース①ナカゴグリーンパーク
ゴルフコースやドッグラン、奥にはキャンプ場もある広大な公園です。
ピクニックにおすすめなのは、展望がよく、開放的な芝生広場。
ベンチやテーブル、東屋もあります。
手洗い場もあるので、汚れたときや、食事前にすぐに手を洗えるのも子連れにはうれしいところ。
うろちょろする子どもがいると、館内やトイレまで行くのは大変です。
こちらには洋式が2つ、和式が1つと、車椅子使用者が利用できるトイレがあります。
土管って漫画などでは見たことがありますが、公園や空き地で見ることはなくなりましたよね。
しかも、かな〜り長い。なかなかの冒険です。
子どもはもちろん、大人の方がなつかしくて楽しんでしまいそうですね。
これなら「危ないからだめ!」という一言を言わなくてもいいですよね。
子どもにとっても、親にとっても、うれしい配慮だなぁとジーンとしてしまいました。
裸足になって、思い切り遊んじゃいましょう!
ナカゴグリーンパーク
住所:新潟県十日町市上野甲2924-28
電話: (025)768-4419(FAX兼)
開園時間:ゴルフコース・ドッグランなど 8:00〜17:00
芝生広場は上記以外の時間も使用可能
駐車場あり
トイレあり
おすすめランチ①千年の市じろばたのお母さんが作ったお惣菜
千年の市じろばたは、地域のお母さんたちが始めた直売所&レストラン。
お母さんたちが畑で育てた野菜を使った、心がほっとするようなお惣菜がたくさん並んでいます。
いなり寿司の中に、ご飯ではなく、そばが入っています。
なんとも不思議な組み合わせなのですが、これがとっても美味しい!
そばと一緒に入っているネギもアクセントになっていて、癖になる味なんです。
私はここに来ると、吸い寄せられるように毎回買ってしまいます。
「カグラ」とは十日町周辺(中越地方)の伝統野菜である「神楽南蛮」のこと。
まんまるで肉厚なピーマンのような形の唐辛子です。
神楽南蛮のピリッとした辛味がアクセントになっており、野菜もたっぷりとれるメニューです。
今回はちょうど山菜シーズンだったので、こごめと青菜とふきのとうのごまあえ(税込350円)をチョイス。
雪深いこの地域の山菜は、アクもなく、やわらかいので、とっても食べやすいんです。
よもぎ入りの米粉で作った皮まんじゅうです。
今回は「かて」と呼ばれる大根菜の味噌漬けが入ったあんぶを選びました。
もちもちでとっても美味しい!
こちらは時間が経つと固くなってしまうので、その場合はレンジを弱に設定して20秒ほど温めるといいと教えていただきました。
(温めすぎると破裂してしまうそうなので、気をつけてください)
そのほか、むらさきいもプリン(税込160円)やいちごパイ(税込220円)などのスイーツ系も充実しているので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
またお惣菜には全て賞味期限が記載されています。
期限を守っていただくことはもちろん、ピクニックにお持ちの場合は通常よりも傷みやすいので、お早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
千年の市 じろばた
住所:新潟県十日町市水口沢76-20
電話:025-768-4341
営業時間:旬の食材コーナー 9:00~17:00
冬期間(1月・2月)は9:30~16:30
レストラン 11:00〜14:00
定休日:年末年始/冬期間(1月・2月)は毎週火曜/3〜12月は無休
詳しくはお問い合わせください
おすすめコース②清津川フレッシュパーク
夏になると、川遊びやBBQを楽しむ家族連れでにぎわう公園です。
今回はちょうど桜が七分咲きで、とってもきれいでした!
広々とした芝生の広場は緩やかな起伏があって、トコトコ歩いて冒険したい盛りの子どもにもピッタリです!
小川もあるので、川遊びはまだちょっと……という小さな子どもでも安心して遊べますね。
小学生くらいのお子さんなら、みんなで作って食べるのも楽しそうですね!
車椅子使用者が利用可能なトイレがあるのはもちろん、中に入るとなんとベビーシートがあります!
これなら赤ちゃん連れでも、安心して遊びにくることができますね。
たっぷり遊んだあとは、ほっと一息あたたまってから帰路につけば満足度100%間違いなしです!
清津川フレッシュパーク
住所:新潟県十日町市芋川乙3266
問い合わせ:https://kiyotsugawafp.com 問い合わせフォームより
開園時間:足湯 9:00〜17:00
そのほかは上記以外の時間も利用可能
駐車場あり
トイレあり
おすすめランチ②norizo cafeの洋食ランチ
トロトロの目玉焼きが食欲をそそります!
肉厚なハンバーグとゴロゴロ野菜のボリュームも、卵を絡めることでぺろっと食べられちゃいました。
野菜も素材そのものの甘味がとってもおいしかったです!
こちらのロコモコ丼を提供しているnorizo cafeは清津川フレッシュパークから車で5分ほどのところにある「割烹 田町屋」の一角にあります。
子ども用の椅子も置いてあるのはうれしいですよね!
フレンチや洋食の修行をしていたご主人が作るカフェメニューは、おしゃれで食べ応えもあり、
おなかも心も満たされます。
テイクアウト可能なメニューはこちら。
また、割烹が忙しい時期には予約を受けられないこともあります。
カフェ自体も不定休なので、お問い合わせの上でおでかけいただくことをおすすめします。
norizo cafe
住所:新潟県十日町市山崎ロ77-1
電話:025-763-2057
営業時間:11:00〜17:00
定休日:不定休(お問い合わせください)
おすすめコース③津南見玉公園
「秘境」と称される秋山郷の入り口に位置する、壮大な公園です。
なんといっても一番の見どころはコレ!
「石落とし」と呼ばれる壮大な柱状節理を、こんなに間近で見られるのです。
苗場山麓ジオパークのジオサイトの一つにもなっており、圧巻の景色です。
また展望スポットに向かうまでの散策路は、迷路のようで子どもたちにも大人気。
たくさんの自然のおくりものを見つけながら歩くことができますよ。
息子は落ち葉のカーペットと木の枝がお気に入りでした。
洋式トイレが2つあります。
また隣接する直売所内にも、車椅子使用者が利用可能なトイレがあります。
こちらは例年ではGW〜11月初旬まで利用可能です。(冬季は封鎖)
見玉公園
住所:新潟県中魚沼郡津南町見玉地区
問い合わせ:025-765-5585(津南町観光協会)
駐車場あり(車椅子用あり)
トイレなし(見玉集落公共トイレ、直売所内トイレを利用可能)
おすすめランチ③Kura cafeのトルティーヤサンドとフルーツパンケーキ
妻有ポークは十日町市、津南町で育てられたブランド豚。
とってもやわらかくて、口の中で甘味がじゅわーっと広がります。
トルティーヤとの相性もばっちり!
またデザートに買ったパンケーキも、サンドのようになっていて食べやすく、テイクアウトできるのも新鮮でうれしいですよね。
パンケーキだけあって、結構食べ応えがあるので、家族でシェアするのがおすすめです!
イギリスのレストランでの料理経験がある店長さんが作るメニューは、海外でおなじみのメニューに津南町や十日町市の食材を掛け合わせたものも多く、地元のお客さんにとっても新しい視点を与えてくれています。
季節によって、旬の食材がどんなメニューに変身するんだろうとワクワクしちゃいますよね。
いろいろ選べるのはうれしいですね。
さらにお子さんが大きかったり、家族の人数が多い場合はこちらのアソーテッドBOXもおすすめです。
もちろんイートインも可能。
蔵を改装した店内はスタイリッシュでありながら、古材の温かみを感じられ、とても居心地がよい空間です。
Kura cafe
住所:新潟県中魚沼郡津南町下船渡449
電話:025-755-5549
営業時間:10:00〜17:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日の火曜日)
駐車場:4台(店舗横1台、道路挟んで向かい側3台)
マナーを守って、楽しもう!
・ゴミは持ち帰る
・立ち入り禁止場所には入らない
・無断で山菜や植物を採らない
など、マナーを守って楽しみましょう。
(そのほか注意事項は各公園内の案内看板を確認してください)
連休は密を避けて、ピクニックしよう!
これから始まる大型連休、人の集まるところには行きづらいし、どう過ごそう?と思っていたあなた!
おいしいテイクアウトランチを持ってピクニックに出かけるのはいかがですか。
千葉県出身。新潟県に移住して10年。雪国の暮らしの知恵が好きで、地域のじいちゃんばあちゃんから教わったことを日々研究中。古民家で夫、子どもと田舎暮らしを楽しみながら、フリーでライターやインスタ集客をやっています。
https://note.com/emiko_writer