春の花散歩 秋葉区の「新潟県立植物園」へ行ってみよう/新潟市


2021年04月30日 2212ビュー
春の花が咲き出したと思ったら、もう通わずにはいられない場所があります。
花好きの私ぱせりにとって、春の花散歩といえば新潟市秋葉区の「花と遺跡のふるさと公園」、新潟県立植物園の池の周りの園地がオススメコース。
カワヅザクラから始まり、ソメイヨシノ、チューリップ、八重桜、中でも珍しい黄緑色の桜、そしてツツジ、ボタンと花の季節は続いていきます。今まさに彩り豊かな時期です(取材4月中旬)。
 
秋葉区は「花のまち」。
特に小合地域では、アザレア、チューリップ、ボケ、ツツジ、ボタン、シャクヤクなど、春の花の、日本を代表する生産地です。植物園では花文化の歴史を知ることができます。
 
これから私が「花のまち」秋葉区の、花の施設をご紹介しましょう!
 
まずは、新潟県立植物園へ。
案内していただいたのは、NHKの園芸番組にもご出演の倉重祐二園長です。
園地の中央、池の脇にある観賞温室が目印の新潟県立植物園は、1998年に開園した、県立では日本で最北の植物園です。ツツジ属(アザレア、シャクナゲなど)の日本一のコレクションがあります。
観賞温室のドームの中は滝が!
さながらテーマパークのアトラクションのような雰囲気。ジェットコースターは走っていませんが・・・。
温室の中にひっそりと咲くのは、倉重園長がボルネオで採取してきた小さなシャクナゲの花。
植物園の植物コレクションは、自生地で種を採取し、苗を作っているそうです。どこに生えていたかなどの由来も記録し、保存していくことも、大事なお仕事です。ほかにも交配のために花粉を分けてあげたり、世界の植物園とコレクションの交換をしたりするらしいですよ。
温室内にあるヒスイカズラは、藤のように垂れ下がる翡翠色の花が、まもなく満開を迎えます。

(ちなみに温室の開花ピークは2・3月です)
ドームを出たところにあるのがタビビトノキの実(見本)です。温室内のタビビトノキは、はしごをかけて、職員さんが交配し、どうやら結実したようですよ。そのうち青い実を見る機会ができるかも?
5/16(日)まではシャクナゲ・ツツジ展が開催中。
アザレア(ツツジが昔輸出され、改良されて日本に戻ってきたもの)コレクションや、新潟で作られた品種が並んでいます。白やピンク・赤系が多い中、新潟生まれの薄いラベンダー色の「舞娘」がきれいでしたよ。
「昔、花屋はなく、植物は明治初期に通信販売がはじまった。通信販売のはじまりは植物」
と、教えてもらいました。
植物園では、新潟の長尾草生園さんが、明治41年に出版した植物カタログの一部を紹介しています。花の説明は、2行くらいの短い文章でしたが、それで想像を膨らませて買う。届いた苗では花の様子も咲かないとわからないけど、それが楽しみだったんでしょうね。
 
シャクナゲ・ツツジ展が終わると、次はコーヒー展です。
実はカフェ好きの倉重園長は、コーヒーの種からカップまでと「にいがたコーヒープロジェクト」を2017年からスタートし、コーヒー関連のイベントや講座も企画しています。あ、園長は紅茶もお好きです。
水草類の展示室もあります。西蒲区出身の写真家で、ネイチャーアクアリウムの創設者、故・天野尚さんの作った水槽があります。幻想的な清涼感のある癒やしのコーナーです。
園地では、早咲きのシャクナゲも、例年より早く開花し始め、どうやらGW頃には見頃になりそうな気配です。
5/1~5まではシャクナゲまつりも開催されますので、ぜひお散歩にお越しください!
新潟県立植物園

新潟県立植物園

新潟県立植物園の園地は無料でご利用頂けます。
観賞温室のみ入館料が必要です。

温室利用案内
開館時間 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は火曜日)

住所:〒956-0845 新潟市秋葉区金津186
TEL:0250-24-6465 FAX:0250-24-6410

散歩ついでに、ぷち山登りはいかがでしょう?
「花と遺跡のふるさと公園」には、古津八幡山遺跡 史跡公園がありまして、実は桜の隠れた名所です。
一番高いところからは中央区のスタジアムも見えました!
古津八幡山古墳跡

古津八幡山古墳跡

史跡公園
通年利用可能、終日開園しています。
史跡公園へは弥生の丘展示館脇から徒歩5分程です。
丘陵を登るため歩きやすい靴でお越し下さい。

【史跡古津八幡山 弥生の丘展示館】
新潟市秋葉区蒲ヶ沢264番地

家に帰っても花と一緒にいたいと思ったあなたは、ぜひ、新津フラワーランドへ。
私は全国どこの園芸店も、販売面積がこれだけの大規模が「普通」だと思っていたのですが、この規模は新潟市だけで、全国的にはめずらしいそうです。品数が多くて安いので、隣県からも買い付けにやってくるお客さんがいるとか。なるほどだから隣接のお店で、新潟のお土産が売っているのですね。
こちらの施設は、秋葉区の花卉(かき)生産者の組合が出資して作られたもので、通年して50以上のイベントも開催されています。
新津フラワーランド

新津フラワーランド

住所 新潟県新潟市秋葉区古津891-1
営業時間(年中無休)
・ 4月~9月:9時30分~17時30分
・10月~3月:9時30分~17時
電話番号 0250-24-8787

秋葉区にはもうひとつ、「花と遺跡のふるさと公園」からは、少し離れたところですが、JAが経営している花夢里にいつという花卉販売の施設もあります。
こちらは、道の駅にも登録されていまして、温室が2棟、屋外売り場の他に、飲食店や農産物直売所があります。
 
秋葉区で1日花散歩、里山を楽しみ、花を愛でてはいかがでしょうか。
道の駅 「花夢里にいつ」

道の駅 「花夢里にいつ」

住所 新潟県新潟市秋葉区川根438
営業時間
・4月~6月:9時~18時
・7月~3月:9時~17時
休日 12/31・1/1
電話番号 0250-21-6633

立ち寄ったところ

この記事を書いた人
小柴ぱせり

72年新潟市生まれ、99年結婚、夫婦二人暮らし。イラスト描きます。 読書、創作、映画、音楽、演劇、着物など、文化系多趣味で、ちょっと?鉄子。企画運営好き。 15年-18年は信州暮らし。
https://314musubiya.9nzai.net/