月岡のキッコリータウン ぐーるりの森へ/新発田市


2021年10月22日 1076ビュー
こんにちは、海沿い生まれの小柴ぱせりです。
海か山かどちらが好きかと問われたら、山の景色が安心できて好きです、と答えます。風で揺れる木々の音や鳥のさえずりで、生きているものの存在を感じることができるような気がするからです。ひとりだけど、ひとりじゃない、なんてね。
 
そんな私がでかけたのは、新潟市近郊から車で40分、月岡温泉街のすぐ近くの森です。
月岡温泉街の1本山側の道、県道300号線沿いにある、月岡わくわくファームの横に、めざすキッコリータウンぐーるりの森があります。
めざせわくわくファーム!駐車場の遊歩道を上がった先に、森はあります。
お!かわいらしい建物が見えてきましたよ。
キッコリータウンぐーるりの森を整備しているのは【SHELTER project】、キャプテンは荻原学さんです。
荻原さんの森の活動のきっかけは、東日本大震災の原発の事故でした。
20代の頃から自分のために、古来の日本食に習い、穀物や野菜海藻中心の食事を摂り、素朴で健康的な暮らしをしていました。
こどもが産まれてからは、未来を担うこどもたちに、いまある自然の環境を残してあげたいと、環境保全や食品保全に興味を持ったと言います。
2014年頃からやっていた森の活動が、ある方の目に止まり、
「月岡に森があるんだけど、なんとかできる?」と、聞かれて、
「できますよ」と、月岡の森の整備が始まりました。
キッコリータウンぐーるりの森が開いたのは2016年の春ですが、そこから整備を続けながら今日に至ります。
そんな荻原さんの本業は大工さんで、本業もやりつつ、週末に森の整備をし、森にある建物は、彼が建てています。「パーマカルチャー建築」という様式の、その場にある資源を用いて、環境への負担を最小限につくる建物です。
丸太の皮を剥き、柱を円形に立て、多角形になる屋根を中心で合わせて、建物を作っている姿に、技術をもった職人の背中を見ました。
森の建物は場当たりで作るオリジナルのデザインです。幻想の物語の世界に入り込んだような建物で、まわりの景色に調和すると、異世界に入った気分になりますね。
近頃は、このような建物に注文が入り、県外のあちこちで建築していると話していました。
私の親も大工なので建築話に花が咲いたのですが、大工だからといって、日本家屋だけを作るわけではないのですね。平日と週末と働き詰めで、休む暇がなく大変だろうなあと思いながら、自分の技術で、好きなことを広められる力はすごいと感じました。
「これからも、整備は続けて森の維持を続けながら、自然の素材を使った建物を建てていければいい。最終目標は、この場所を引き継ぐ人があらわれてくれたらいいなあ」
と、お話していました。
森を整備するというよりは、村を作っている感覚で、ここに住みたいという方が来て、みんなで建物作ったり、みんなでご飯作って食べたり、コミュニティが生まれてくる姿を想像しているようです。
この森になら、そんな未来が開けている気がします。
森はこれまで、整備されている様子を見てほしいので自由開放していたのですが、コロナ禍で屋外を利用する人が増えたので、やむなく来場者数を管理する形にしました。
週末のイベントのときは開放しているので、誰でも訪れることができます。
 
毎月第4日曜日にはオーガニックマーケット「おひさま日曜市」が開催されていますので、マーケットを目指してくるのもオススメしますよ。
それ以外の週末も、いろいろ企画されていますので、ぜひ森に訪れてみてください。

オーガニックマーケットおひさま日曜市 

第4日曜日開催(冬季休業あり)

主催:自然栽培新潟研究会
協力:ECO village SHELTER project U・STYLE
2021年11月28日(日)おひさま日曜市(月岡キッコリータウン)
2021年12月26日(日)おひさま日曜市(月岡キッコリータウン)※
※天候によって会場変更の場合があります。

潟マルシェ

潟マルシェ

おひさま日曜市は、潟マルシェに出店。
こちらは鳥屋野潟湖畔の森での開催です。

会場:県立鳥屋野潟公園 鐘木地区 ユスリカの森
実施日:5~10月(8月を除く)の毎月第2日曜日 10-14時
主催:U・STYLE

ぐーるりの森のご案内

ぐーるりの森の整備活動の日

毎月第1日曜日
今まで整備してきた場所も、まだ手が回っていない場所も、里山という環境は、とにかく手を入れ続けていくことがとても大切。みんなで集まって活動する日です。

ぐーるりの森 循環マーケット

年に一度、5/5こどもの日に開かれる、小さな村祭りです。
自然栽培の農産物や素材にこだわったパンやお菓子、手間暇かけてつくられた日用品など環境にやさしい品々が並ぶお店や、エコロジカルな手仕事を体験できるワークショップのお店が、森のあちらこちらに出現します。
地域通貨を稼げる“お仕事体験”や、子供たちが店主の“こども商店”など、子供たちが楽しい取り組みもいっぱいです。(ぐーるりの森 こども循環マーケット)

里山保育プログラム ぐーるり森のもりのこどもえん

月2回、週末に開催する、里山保育プログラムです。

グリーンウッドワーク越後新潟

みずみずしい柔らかい生木から、斧やナイフなどシンプルな手道具だけで、生活道具を作り出すグリーンウッドワーク。出張開催もあります。

ぐーるりの森 野営場

2021年5月29日オープン
何もかも揃っている最近流行りのキャンプ場とは対照的に、暮らしに必要な最低限の設備しかありません。今時代なかなかない“不便さ”味わうことができます。(登録制)

ぐーるりの森のシェルターキャンプ

福島にお住いの親子を対象とした週末保養企画です。 
ぐーるりの森(私設野営場)での共同生活のキャンプ(テント泊)になります。

キッコリータウンぐーるりの森

キッコリータウンぐーるりの森

住所:新発田市月岡408 わくわくファーム横の森

Eco village 【shelter project】
TEL 080-3145-0910(おぎはら)
MAIL shelter@tiny.jp
HP http://shelter.tiny.jp/

今日寄ったところ

この記事を書いた人
小柴ぱせり

72年新潟市生まれ、99年結婚、夫婦二人暮らし。イラスト描きます。 読書、創作、映画、音楽、演劇、着物など、文化系多趣味で、ちょっと?鉄子。企画運営好き。 15年-18年は信州暮らし。
https://314musubiya.9nzai.net/