石打丸山スキー場がリニューアルオープン!「SNOW GARDEN」で見つける新しい雪山の楽しみ方/南魚沼市


2022年01月30日 12065ビュー
雪山の楽しみ方といえば、最近ではスキーやスノボだけでなくスノーシューのような経験がなくても楽しめるアクティビティが増えましたね。

とはいえやっぱりそれなりの装備が必要だったり、雪の中でのアクティビティなので寒いのは変わらなかったりして、なかなか足が向かないという方もいるのではないでしょうか。

そんなインドア派にもぴったりなスポットが、この冬石打丸山スキー場にリニューアルオープンしたと聞き、早速遊びに行ってきました!

スノーテラスとスノードームを楽しむ「SNOW GARDEN」

スポットの名は「SNOW GARDEN」。石打丸山スキー場の中腹にできたスノーテラスとスノードームが特徴のエリアです。

魚沼平野と越後三山を見渡すことができるこのエリアでは、スキーやスノボとは違いホットドリンク片手にゆったりと雪山を楽しむことができます。

まずは石打丸山スキー場中央口へ

「SNOW GARDEN」へは、スキー・スノボ客と同じようにスキー場中央口からアクセスできます。

「SNOW GARDEN」のあるエリアまではゴンドラに乗らないとたどり着けないので、まずはリゾートセンターでチケットを購入します。

チケット売り場はセンター内と外の窓口の二つ。室内はレンタルの受付もあり混雑しているので、外の窓口で購入するのがおすすめ
チケットはスノーガーデン単体の入場料(税込1500円)ゴンドラ乗車券付きのセットプラン(税込3000円)があります。

今回私たちはスキーやスノボをする予定がなかったので、セットプランを購入しました。 スキーやスノボでリフト券をお持ちの方はスノーガーデンの入場料だけで利用も可能です。

ゴンドラに乗って楽々「SNOW GARDEN」へ

チケット購入後はゴンドラ乗り場へ。「サンライズエクスプレス」という最新鋭のゴンドラ。見た目からしてかっこいい!

息子も「うわ〜!」と歓声をあげていました。速度も早く、あっという間に山頂駅へ。

ゴンドラを降りると、スキーヤーやボーダーが次から次へと滑っています。
ここから「SNOW GARDEN」は見えづらいのですが、降りて右手奥の方にドームテントが見えます。

「SNOW GARDEN」まではゲレンデを横断しなくてはいけないので、滑ってくるスキーヤーやボーダーには注意!

「あの人たち手ぶらでどこに行くんだろう?」という目で見られながら、ドームテントを目指して少しゲレンデを下っていきます。

まずは受付を済ませよう

「SNOW GARDEN」受付は近くにあるオーストリアスノーハウスの1階。こちらで利用シートに記入をして受付は完了です!

今回のスノーガーデンセットプランはウェルカムドリンク付き!コーヒーか紅茶を選んで、オリジナルタンブラーに入れてくれます。

このタンブラーももらえるんですよ〜。雪上でも冷めにくくて嬉しいですね。

「SNOW GARDEN」に到着!

こちらの入り口にもスタッフがいるので、チケットを見せます。

「SNOW GARDEN」には大小2タイプのおしゃれなスノードーム、そしてキッズ向けのスキースクールやソリ滑りゲレンデがあります。
そして何よりこの展望!この日も天気がよく、魚沼平野がこんなにはっきりと見えました。

展望エリアには真っ赤なベンチも並んでいて、天気の良い日はコーヒー片手にこの景色を眺めるだけでも大満足です。

ソリや雪遊びも充実!

とはいえ来たからには雪遊びも堪能したいところ。「SNOW GARDEN」ではさまざまなタイプのソリやバケツとスコップなどの雪遊びグッズも借りることができます。

ソリゲレンデにはスノーエスカレーターもあり、楽々頂上まで登ることも。
「キッズパーク」と銘打ってあるわけでもなく、新スポットとしてまだ知られていないこともあってかウィンターシーズン真っ只中の週末でしたが空いていて遊びやすかったですよ。

これからどんどん混んでくる可能性があるので、今が穴場かもしれません。

おしゃれなだけじゃない!快適すぎるスノードーム

「SNOW GARDEN」に来たら、やっぱり一番のメインはこちらのドームテント。こちらは事前予約制で60分の利用制限があります。

内装もおしゃれ!まるでグランピングのようです。
見た目だけでなく、機能も充実!中に入るとじんわり暖かく、とても居心地のよい温度。透明テントで外の雪景色がこんなにはっきり見えるのに、とても暖かくてなんだか不思議な気分でした。

消毒液やウェットティッシュなども置いてあり、衛生面でも安心。

さらに子ども用のアウトドアチェアーも!
ドーン!

初めて座った息子、このもたれかかれる感じが気に入ったらしく、このくつろぎ加減(笑)快適なドームテントを満喫していました。

何より完全プライベート空間なので、周りを気にすることなくゆっくりくつろげるのは嬉しいですね。
また快適だったもう一つの理由が土足で入れること。キャンプやグランピングでもテント内には靴を脱いで入らなければいけませんよね。

これ意外と面倒だったりします。ましてやスノーブーツの脱ぎ履きってかなり億劫です。

こちらのドームテントは靴のまま入れるので、コーヒー片手に、子どもを抱っこしていても簡単に出入りできちゃいます!

プライベート空間でゆっくりランチを堪能

食事は先ほど受付をしたオーストリアスノーハウスの2階へ。ここでテイクアウトしたフードをドームテントの中で食べることができます。

お昼前後になるとかなり混み合うので、ドームテント利用時間の前に余裕を持って買いに行くのがおすすめ。

ドームテントの利用時間は60分と限られているので、段取りよく食事を用意できるとゆっくり過ごせます。(私たちはバタバタしてしまいました)
ドームテントの利用客限定でこちらのバスケット(税込500円)もレンタルできます!おしゃれキャンプ気分が味わえてうれしいですね。

今回頼んだのはローストビーフサンド(税込1600円)プルドポークのテラスサンド(税込1400円)雪山のパンケーキ チョコバナナ(税込1100円)です。
ローストビーフサンドは八海山の醤油こうじを使った限定メニュー。

パンからはみ出すローストビーフのボリュームに、醤油こうじが効いていてとってもおいしかったです!
さらに私的おすすめは雪山パンケーキ!

薄めの生地ですが、もちもちしていて美味しく、ふちはカリッとしていて見た目よりも重くありません。
普通のパンケーキが苦手な方にもおすすめできるデザートです。

ちなみに今回も2歳の息子はお弁当を持参しましたが、キッズプレートもありましたよ。

インドア派もアウトドア派も新しい雪山の楽しみ方を見つけよう

雪で遊んだ後って、濡れているし体も疲れていますよね。でもそのあとはバタバタ帰ったり、休めても人混みの中だったりして、結局心身が休まらなかったりします。

その点「SNOW GARDEN」のスノードームはプライベートな空間でゆっくりと過ごすことができるので、雪遊びやスキー・スノボの後のまったりタイムにもぴったり!
体も温まり休めた後はゴンドラで快適に山麓まで降りることができるので、スキー・スノボはそこそこに楽しみたいという方にもおすすめです。

もちろん「SNOW GARDEN」単体でも十分楽しめますので、インドア派の方もこの機会に雪山デビューをしてみてはいかがでしょうか。

おまけの話

ちなみに、「SNOW GARDEN」の目の前はジャンプ台やレールが設置されているパークエリア。景色に飽きたら、スキーヤーやボーダーの技を見てるだけでも面白いです!

動くものが大好きな2歳の息子も、次々に滑っていくスキーヤーやボーダーが跳んだり回ったりするのに釘付けでした。
SNOW GARDEN(石打丸山スキー場)

SNOW GARDEN(石打丸山スキー場)

住所:新潟県南魚沼市石打1655
電話:025-783-2222
営業予定期間:2021年12月25日~2022年3月27日
営業予定時間:10:00~16:00
入場料:セットプラン(ゴンドラ乗車券付き) 大人3000円 小学生2000円 未就学児1500円 3歳以下無料
    ※その他のプランは公式サイトでご確認ください
その他:ドームテント利用は前日16時までに予約

この記事を書いた人
諸岡江美子

千葉県出身。新潟県に移住して10年。雪国の暮らしの知恵が好きで、地域のじいちゃんばあちゃんから教わったことを日々研究中。古民家で夫、子どもと田舎暮らしを楽しみながら、フリーでライターやインスタ集客をやっています。
https://note.com/emiko_writer