「新潟市新津鉄道資料館」で「Maxとき」と再会!/新潟市
東京と新潟を結ぶ上越新幹線。
ほとんどの人が一度は利用したことがあるんじゃないでしょうか。
ビジネス関係で利用する人もいれば、旅行や遊びで利用する人もいることでしょう。
夢を抱いて上京する人もいれば、懐かしい実家へ里帰りする人もいます。
考えてみると、新幹線をはじめとした鉄道には、いろいろな物語や思い出が詰まっているんですね。
2021年10月1日のラストランをもって引退したE4系新幹線、列車名「Maxとき」などにも新潟の人々の思い出が詰まっていたのではないでしょうか。
現在、E4系新幹線は新潟市秋葉区にある「新潟市新津鉄道資料館」で展示されています。
「新津市鉄道資料館」として、1983年に旧新潟鉄道病院新津分室跡の建物を利用してオープンし、1998年に旧新潟鉄道学園跡の現在地に移転しました。
2005年の新潟市への合併で「新潟市新津鉄道資料館」になった後、2014年にはふたつの実物車両を屋外展示に迎え、よりわかりやすくリニューアルが図られました。
その後も資料の充実が図られ、実物車両7両が展示されるようになりました。
「鉄道のまち新津」の鉄道文化に触れることのできるスポットとして、多くの鉄道ファンが訪れています。
券売機でチケットを購入して入館します。
最初に見えてくるのは「鉄道のまち新津ゾーン」。
新津と鉄道の関わりを紹介するゾーンで、鉄道関係者が着ていた制服や駅名のプレートなどが展示されています。
新潟や新津の資料を中心に、鉄道技術について紹介されています。
ゆかりのある車両の鉄道模型がお出迎えしてくれます。
電車の運転を疑似体験できる「電車運転シュミレータコーナー」もありました。
リアルな「電車でGO」みたい。
鉄道をめぐるエピソードを展示物と一緒に紹介しています。
現在では廃線になっている「新潟交通電車線」「蒲原鉄道」「赤谷線」などにまつわる資料なども展示してあります。
目の前で見ると迫力がありますね。
新之助は「銀河鉄道999」を思い出してしまいます。
メーテルが乗ってないかな……。
だんご鼻が特徴的で、真ん前から見るとイモムシみたいで愛嬌がありますね。
こちらには「485系特急形電車先頭車両」「国鉄115系近郊形電車」など5つの実物車両が展示してあります。
なんだか新潟駅にいるような錯覚を覚え、これから東京に向かうワクワク感を感じたりして。
いろいろな思い出がよみがえってきますねぇ……。
予約制になっていますのでご注意ください。
いかがだったでしょうか。
鉄道ファンは何時間でも楽しめるスポットだと思います。
最近、行き過ぎた鉄道ファンの行動が問題になることが多いですが、ルールやマナーを守って気持ちよく鉄道を楽しみましょう。
新潟市新津鉄道資料館
新潟県新潟市秋葉区新津東町2-5-6
TEL.0250-24-5700
開館時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
ミニSLは運行日の10:00〜16:00
(12:00〜13:00はお休み。詳細はお問い合わせください)
観覧料金/一般:300円(団体240円)
高・大学生:200円(団体160円)
小・中学生:100円(団体80円)
※土日祝日は中学生以下無料
※年間パスポートもあり
休館日/毎週火曜及び12月28日〜1月3日
※祝日の場合は翌日休館
※臨時休館になる場合もあります
新潟市新津鉄道資料館
新潟を愛する万年新米ライターです。持ち前の粘り強さで味わい深い記事を書いていきたいと思ってます。とくに観光ガイドには載っていないような、新潟の珍スポットや変スポットに力を入れて紹介していきたいです。