長岡のお土産たくさん!平日旅!/長岡市


2022年11月22日 8443ビュー
こんにちは!
長岡・柏崎地域振興局★ふらっと旅を楽しみ隊 おはぎです!

今回はお昼ぐらいに長岡駅を出発して長岡の美味しいお土産を買って珍しい温泉に入って癒されるバスの旅を楽しみたいと思います!

今日は珍しく平日旅!
お休みの日も楽しめるコースなので、ぜひまわってみてくださいね!

今回の旅のスケジュールはこちら!
本日はバスと徒歩で長岡市大積エリアを満喫します!
自然がいっぱいのエリアなので楽しみ―!

記事内の情報は2022年9月8日のものになります。
その後金額や時間に変更などある場合があるので、お出かけ前にはリサーチをお忘れなく!

さっそく大積に向かって出発!

大積へは長岡駅の大手口から出発です!
『柏崎駅前行き』のバスに乗って出かけます。
柏崎駅前行きは通常5番線出発なのですが、時間によっては2番線から出発になるので乗る時間に合わせて乗り場を間違えないように気を付けてくださいね!
困った!
どのバスに乗ったらいいのかわからない!
何番線出発なんだ!?

…というときはバス旅おなじみの案内所に聞いてみましょう!
私も悩んだので今回は案内所の方に教えていただきました。
2番線からバスに乗ってしゅっぱーつ!
リバーサイド千秋を経由することもあって、たくさんお客さんが乗っていました!
バスに揺られること30分ちょっとで大積のバス停に到着!
バスを降りたら横断歩道を渡って、バスが走っていった方に歩きます。

大きな樽蓋の看板が目印!栃倉酒造

バスを降りてから5分ぐらい歩くと、おおきな『米百俵』の看板が目印の栃倉酒造さんに到着!
 
よく見ると樽のふたが看板になってる!
大きい!
樽蓋の看板のほかに、お店の前に大きく張られた『米百俵』の紫色ののれんも目立つ―!
早速店内へ!
栃倉酒造 株式会社

栃倉酒造 株式会社

住所:新潟県長岡市大積町1丁目乙274-3
電話番号:0258-46-2205
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜日

入口に入るとすぐ出迎えてくれるたくさんのお酒!
ここに並んでいるお酒はすべて買うことができます。
たくさんあって悩んでしまう…!

ちなみに、入口のショップ部分は今年秋にリニューアル予定なんだとか!
取材した日は工事前でしたが、皆さんがいく頃にはもっと素敵なつくりにリニューアルされているかもしれません。
楽しみ!
事務所奥の壁には歴代総理大臣が書いたという『國酒』の看板がずらり!
酒造組合の方に配られるものだそうで、一人一人文字の雰囲気が違うので見ごたえがあります。

 
今回、「平日のみ少人数で事前に予約している場合は蔵の見学ができる!」という情報を事前につかんでいたので、蔵見学をさせていただきました! 
蔵の見学は必ずしもOKしてもらえるものではないそうなので、希望される方は必ず事前にお問い合わせをしてみてくださいね!
 
いざ栃倉酒造の中を見学!
最初に見せていただいたのは大きな精米機がある場所!

栃倉酒造さんは自社で精米機などをもっているので精米や削りを自社で行われるそうです。 
熱が加わりすぎて味を損なうことのないように調整しながら丁寧な削りをされているのだとか。
すごく大きなタンクがたくさん!!!!!
 
ここは履物を履き替えて入る場所になります。
入口にはレトロな機器が並んでいるお部屋があったりして、古い道具が大好きな私は始終テンション上がりっぱなしでした。
 
建物も古いものなので、全てにおいて趣がとてもいい!
仕込みに使うお水を貯水している場所。

時期的に山から流れてくる水が少ない時期だそうですが、止まることなく綺麗なお水が流れてきていました。
多い時期だともっとたくさんの水量が流れてくるそうです。
 
すこし​お水を飲ませていただいたのですが、透き通ったきれいな水はやわらかくて甘くてとにかく飲みやすい!!
ごくごく飲めてしまいました。

美味しい―!
 
これでお酒を仕込んだら絶対美味しい…!!!!
こちらはお米を蒸したり瓶詰したお酒を加熱処理するための釜。
こんなに大きな釜初めて見た…!
ずらりと並んだお酒を造るタンク。
底が深くて、落ちたら大変です…!
 
神棚もあり、とても素敵な雰囲気の空間でした。
お酒を仕込むときに使うアイテム!
これでタンクの中をかき混ぜるそうです。
 
すごく長くて重い――!
 
昔ながらの道具を使って丁寧に仕込みをされている様子がうかがえて、感動します。

建物の中は階段も多いのですが、その階段を重い荷物を抱えて何度も往復しながら材料や道具を運んでいるそうです。
重労働…!
 
運よく麹をつくっていない時期だったので、よくテレビで見る麹菌をまいて育てる場所なども見せていただくことができました。
お酒の仕込みは10月ごろからで、冬はずっと休みなくお酒を造られているそうです。

すごく大変なお仕事のおかげで美味しいお酒が飲めるんだな…!とお酒の価値を再認識。 
お酒飲みたくなってしまう―!
工場見学を終えてショップに戻ったらどれをお土産にしようか悩むターン!
あんなにすごいお酒造りの現場を見せてもらったらどれも飲んでみたくなってしまう…!
 
栃倉酒造さんは「普段飲むお酒を気軽に美味しく飲んでほしい」という思いから、『米百俵』という銘柄に一番力を入れているとのことでした。
これは買っていかなくては!
 
たくさんあるお酒の中から決め切れずに米百俵のほかに若い人に人気な甘めのお酒『六郎次』と、映画『峠』にあわせてつくられた『常在戦場』の2本を追加で購入。 
合計3本も買ってしまいました…!
 
女性には梅酒も人気と聞いたので、次回は梅酒も買ってみたいと思います!
瓶の色もラベルも異なる3つのお酒はどれも味が全然違うので、お好みに合わせて楽しんでいただくといいと思います!

今回購入させていただいたお酒の個人的感想まとめ!
ふだんあまりお酒は飲まないのでうまいことは言えないですが、ご参考にどうぞ!
透明な色の『米百俵』はさっぱりとしたさわやかな辛味を感じられるお酒!
すっと入ってくるので食事と一緒に楽しんでも毎日おいしく飲めるお酒な気がします!

個人的には甘いスイーツと食べてお口をさっぱりさせながらキレの良い辛みを楽しみたいと思いました!
若い人に人気の『六郎次』。
少し黄みがかっていて、注いだ瞬間からあまい香りが広がるさっぱりとした甘いお酒!

甘くてぐびぐび飲めるので、友達と楽しく飲みたいときなどにぴったりなのではないでしょうか!

ちなみに今回購入した六郎次は秋バージョン!
季節によって違う雰囲気を楽しめるのもいいですよね!
個人的に一番はまったのは『常在戦場』!
甘みも辛みもあるお酒。

さっぱりとしていて甘さと後味の辛さがバランスよく飲みやすかったです。
夕食で飲みたいお酒でした!
栃倉酒造さんのお酒はどれを飲んでも個性が感じられるので、自分の好みを探す楽しみもありますね!
東京からバスを乗り継いで買い求めに来る方がいるというのも納得!

つくられている過程を見ると、お酒を選ぶ楽しみや飲む楽しみが一層増すような気がしました。

酒造見学とたくさんのお酒ありがとうございましたー!
お土産のお酒抱えてほくほくしながら次の目的地へ向かいます!

時間を忘れてゆったり甘味を楽しめる江口だんご本店

…お酒結構重い!
買いすぎた!

そんなことを思いつつ、箱を抱えて歩くこと15分ちょっと。
 
長岡市民御用達のお団子やさん『江口だんご』さんの本店に到着!
4つ刺さったお団子のモニュメントが目印!
江口だんご 本店

江口だんご 本店

■江口だんご本店
住所:新潟県長岡市宮本東方町52-1
電話番号:0258-47-4105
販売 営業時間:9:00~18:00
喫茶 営業時間 :10:00~17:30(ラストオーダー17:00)
定休日:元日のみ

■雪甘月
営業時間 : 10:00〜17:00(カフェ ラストオーダー16:30)
定休日 : 毎週水曜日 (祝・祭日は営業)

入口すぐのところでは土日のみ焼きたての串だんごを販売しているそうです。
これからの寒い時期、焼きたての串だんご絶対美味しい!!
 
ですが、今日は平日なのでおあずけです。
今度はお休みの日に来るぞ…!
門をくぐると『さざれ石』が!
 
これがさざれ石…!
よく歌う歌の中に出てくる石ですね!

実物を観たことがあまりなかったので、こんなところでお目にかかれるとは…という衝撃がすごい。
お庭を見ながら廊下を歩き、一度店内へ!
お土産は後でゆっくり見るので、まずはお腹を満たしたい…!

お店の後ろ側から外へ出て、蔵風の建物『雪甘月』さんへ一直線に向かいます!
蔵を移築して建てられたという『雪甘月』さん!

お店の中は大きな窓があり、やわらかくあかりが差し込みます。
落ち着く…!

夜はきれいな月が見えるそうで、山の上に現れる綺麗な月はお店の名前の由来にもなっているのだとか。

テラス席もあって、季節によっては自然と甘味が楽しめる最高のスポットです。
ショーケースにはたくさんの甘味!

プリンにロールケーキにシュークリームなどなど!
どれにしようか悩む――――!
お腹と相談した結果、厚切りで美味しそうな雪甘月ロールと昔ながらの美味しそうな雪甘月プリン、村上の緑茶を使った雪甘月シュークリームの3つをいただくことに決定!
お店の名前、雪甘月の『甘月』はロールケーキのことだそうで、月がきれいに見えるこちらのお店の代表メニュー!

お月様のように大きくてふわふわっとした黄色がきれいな甘いスポンジはクリームとちょうどいいバランス!
ずっしり来ないので、いくらでも食べれちゃいそうなふわふわ加減!

一緒にいただいた村上紅茶のアイスティーともよく合って幸せになれる満足感でした。
お次はプリン!

このプリンはなんと!自分でお皿にあけていただきます!
お皿にひっくり返して軽く振ると、カラメルのかかった少し固めのプリンが!!!

これは昔ながらの喫茶店風!
間違いなく美味しいやつだ――!
少し苦めのカラメルと少し固めのプリンがめちゃくちゃ美味しい昔ながらの喫茶店風プリンは、リピートしたくなるシンプルなおいしさ。
最後はシュークリーム!
ぱっと見た感じクッキーシューのように見えますが、カリカリの正体はなんとあられ!

お茶の香りがしっかりと香るシュークリームはあられのサクサクとした食感が軽くて美味しい他にはない食感!
 
どれも美味しくてペロッと3つ食べちゃいました。
ごちそうさまです…!


甘いものをたくさん食べてとっても幸せ!

ですが、江口だんごといえばやっぱりお団子!
どうせなら和菓子もいただきたいですよね!
 
お腹にまだ余裕がありそうなので、先ほどお土産を売っていた店内にある甘味喫茶にも行っちゃいます!
お昼ご飯食べてないからセーフ!
雪甘月を出て店内の階段から2階へ!
2階に上がるとお茶屋さんのような雰囲気の喫茶店が!
こちらはこちらでたくさんのメニュー!

今回は五色だんごのお抹茶セットと、幻のもち米大正餅を使ったむかしぼたもちとお抹茶のセットをいただきます!
あんこ、抹茶、みたらし、ごま、のり。
5つのお団子は一口サイズ。

きらきらしていて食べるのがもったいない可愛さ!
 
一口でなくなっちゃうので、1つ1つ大事に頂きました。
それぞれ個性がしっかりしている上品で柔らかなおだんご。

美味しい…。
窓から見える絵画のようなお庭の景色を眺めながら上品な甘さのお団子をたべるとすごくゆったりとした気持ちになります。
むかしぼたもちは想像以上に大きくて、しっかりとした粒あんにつつまれたお餅は牡丹餅好きにはたまらない!
しっかりとした餡と柔らかなお餅が最高においしいです!

お抹茶ともよく合います。
両方のセットについているすごくおいしいお抹茶。

こちらは店内でお茶の先生がたててくださっているんです!
 
注文を受けてからたてられるお抹茶。

お茶の先生がお抹茶をたてているところを間近で見られるのも楽しいですね。
香りのいい美味しいお抹茶と、やわらかくて甘いお団子やぼたもち。
とてもゆったり落ち着いた気持ちになれるひと時でした。
 
お抹茶セットはクセになりますね…!



さて、お腹いっぱい甘くておいしいものをいただいたので、ゆっくりお土産を買っていきたいと思います!
たくさんのお土産が並ぶ店内。

お店の雰囲気に合わせた什器やあしらいで見た目にも楽しくなる陳列。
何にしようか悩んじゃいますね!
わくわく!
先ほど喫茶室でいただいたむかしぼたもちを発見!
これは買って帰らなくちゃ! 

ぼたもちを選んでレジへ…!と、思ったら。
店内で笹団子作ってるー!?

そう!
本店では笹団子を作っているところが店内から見れちゃうんです。
 
すごい!
きれいな笹にお団子こうやって包むの???
 
ちょっと感動しながら見学させていただきました。
 
笹団子作っているところを見たからには笹団子も買っていかなくてはいけないですね!
江口だんごといえばこの袋!
今回は笹団子とむかしぼたもちを購入しました!
 
むかしぼたもちは売り切れになってしまうことが多いので、どうしても手に入れたい方は事前の予約がおすすめです!
お土産なのに今すぐたべたーい!
 
 
バスの時間ぎりぎりまで美味しいものを食べてお土産選びを楽しんでしまったので、実はあと5分ぐらいでバスに乗る時間!
急いでバス停へ向かいます!!
急げ急げ!
江口だんごさんからバス停へはおおよそ2分ぐらいなのですが、バス停が見当たらず1回スルーしてしまいました!
時間ないので焦った―! 

このエリアのバス停は、道路側には設置されていないみたいです。
設置場所が歩道を歩いている人は横を向かないと見えない仕様になっているので、見落とす確率が高いので注意が必要!
 
私は1回スルーしてしまい、急いで引き返しました。
きれいな自然の景色を見ているとさらに見落とす確率が上がるので、注意して見つけてくださいね!

にごり湯100選に選ばれる紅茶色の湯治の湯『永久荘』

東方のバス停から乗車し、2バス停。
折渡のバス停に到着!
バスを降りたら自然豊かな山の中。
どっち方向にあるのだろうと辺りをきょろきょろしてると大きな『三島谷温泉』の看板が!
道に迷う心配なしですね!
看板の矢印に従って川のある方へ向かいます。
川を渡ってすこし坂を上がると現れるのが、赤茶色の大きな建物。
三島谷温泉『永久荘』さんです!
レトロなつくりがちょっとかわいい。
三島谷温泉 永久荘

三島谷温泉 永久荘

住所:新潟県長岡市大積三島谷町147-1
電話番号:0258-46-2258
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休

にごり湯100選にも選ばれている三島谷温泉永久荘さんは、石油の試掘をしていたころにお湯が出て、川に流れっぱなしになっていたお湯を使って湯治場をつくったのが始まりなんだとか。

今の永久荘という形になってからも長い年月、地元の方々や県内外の人にも愛されてきた、湯治の湯です。
レトロな入口で支払いを済ませたら館内へ!

館内は赤いカーペットでレトロなつくり。
入口から案内された廊下を通って少し開けた空間に着くと、懐かしさを感じさせるマッサージチェアをはさんで男湯と女湯がありました。
浴室もレトロ!
洗い場も湯船もこぢんまりとしていて、すごく落ち着く雰囲気です。
温泉にうつる緑もすごくきれいで、心がすっとするような気持ちよさを感じます!

​ひとりでゆったり入るにはちょうどいいサイズの湯舟にたっぷりのお湯!
日頃の疲れやストレスが洗われるよう。
お湯の色は『濃い紅茶色』
実際湯船に入ってみると10センチ以上先が真っ暗に見えるので、珈琲の色に近いかも。
 
においのしないお湯はお湯自体もさっぱりとしているかと思いきや、ぬめりがあり肌がとろっとする感じでした。
「肌はすべすべ美肌の湯」と謳われるだけあってお肌によさそう…!
 
そして、すこし湯船に浸かっただけで体が芯からぽかぽかにあったまって疲れがかなりとれました!
 湯船に浸かったり上がったりしながらゆっくりと体を温めて元気チャージ!
 
すごく気持ちいい温泉でした!

バス停がない!?長岡駅への帰り道

温泉でぽかぽか体もあったまったので、お土産を抱えて長岡駅へ!
 
バス停で待つぞー!と、長岡駅方面のバス停を探したのですが、ない!!!!!
長岡駅方面へのバス停がないぞ!!?
聞いてみたところ、長岡駅行きのバス停はないそうです。
 
降りたバス停の向かい側あたりで待っているとちゃんとバスがとまってくれるとのことなので、お向かいのあたりで待たせていただきます。
ほんとに止まってくれるのかな…?
不安…!
 
ドキドキしながら待っているとちゃんとバスが止まってくれました。
よかったー!
バス来た!!
 
半信半疑で待っていたので本当にほっとしました!
バスに乗りこんだら帰り道はずっとうとうと。
温泉で体がぽかぽかだったので、ほとんど夢の中。
 
途中、学生さんの帰り時間と当たって少しバスが混んでいたような気もしましたが、気づいたら長岡駅でした。
長岡の美味しいお酒3本とお菓子を2つ!
お土産をたくさんもってちょっと変わった温泉にはいった楽しい旅でした!


大積地区は少し足を延ばすと見ごたえあるスポットがまだまだたくさんあるそうなので、ぜひ散策してみてくださいね!

今回の旅で訪れた場所

この記事を書いた人
長岡・柏崎地域振興局★ふらっと旅を楽しみ隊

地域で親しまれている隠れたスポットや住民ならではの贅沢な時間の過ごし方があります。
初めて訪れた方でもバスや電車でふらりと行けるプチ旅行や時間の過ごし方をレポートします。