ツチノコを探して1億円ゲットだぜ!糸魚川で小学生とつちのこ探検隊に入隊してきた/糸魚川市
2024年06月19日
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「ツチノコを捕まえたい」
UMAにハマりだした7歳の息子から、唐突に相談されました。
調べてみると、新潟県糸魚川市でツチノコの目撃情報が多数あるらしい。え?新潟県内!行けちゃう……
しーかーもー!
毎年1年に1度「つちのこ探検隊」としてツチノコを探しているイベントがある!!!!
UMAにハマりだした7歳の息子から、唐突に相談されました。
調べてみると、新潟県糸魚川市でツチノコの目撃情報が多数あるらしい。え?新潟県内!行けちゃう……
しーかーもー!
毎年1年に1度「つちのこ探検隊」としてツチノコを探しているイベントがある!!!!
「これは、行くしかない!!!」
と、小学2年生になる息子と二人でツチノコを探しに糸魚川に行ってきました。さて、どんなイベントで、ツチノコは見つかったのか(※捜索イベントはその年によって開催日など変わるのでつちのこサンバの流れるHPをチェックしてください)⁉
しっかりご紹介します!
と、小学2年生になる息子と二人でツチノコを探しに糸魚川に行ってきました。さて、どんなイベントで、ツチノコは見つかったのか(※捜索イベントはその年によって開催日など変わるのでつちのこサンバの流れるHPをチェックしてください)⁉
しっかりご紹介します!
19回続く「つちのこ探検隊」とは???
向かったのは、ヒスイで有名な糸魚川市。
ツチノコの発見報告があり、今回探索する目的地のシャルマン火打スキー場は、新潟駅から車で約2時間半、能生ICを降りて山をぐんぐん登ったところにあります。
ツチノコの発見報告があり、今回探索する目的地のシャルマン火打スキー場は、新潟駅から車で約2時間半、能生ICを降りて山をぐんぐん登ったところにあります。
前夜祭会場看板と探検隊の旗発見!気持ちが高まりますね~!
この、19回(2024年現在)ツチノコを探索してきた「つちのこ探検隊」は、
「この会はつちのこの発見と飼育及び活用を旨として、活動することをも目的とする。」
という宣言のもと、ツチノコを探してきた地元の方々を中心とする団体です。
この、19回(2024年現在)ツチノコを探索してきた「つちのこ探検隊」は、
「この会はつちのこの発見と飼育及び活用を旨として、活動することをも目的とする。」
という宣言のもと、ツチノコを探してきた地元の方々を中心とする団体です。
今までの隊員の中には「実際にツチノコを見た」という方もいたのだそう。
そういった感じで、地元の親戚や知り合いが「ツチノコを見た!」と言ってるわけです。だから隊員たち(主に隊長の丸山さん)は半ば「ガチ」でツチノコを探しています。
そういった感じで、地元の親戚や知り合いが「ツチノコを見た!」と言ってるわけです。だから隊員たち(主に隊長の丸山さん)は半ば「ガチ」でツチノコを探しています。
年に1度の大規模探索の他にも、情報や、写真の提供も募集しており、現在事務局長を務める清水さんの元には全国からツチノコの情報が集まってくるそう(話をききたすぎる)!!!
賞金1億円を出すスポンサーも実際についていて、夢の中にチラチラ本気度が見える、ロマンあふれるツチノコ捜索イベントを行っているのが「つちのこ探検隊」なんです!
賞金1億円を出すスポンサーも実際についていて、夢の中にチラチラ本気度が見える、ロマンあふれるツチノコ捜索イベントを行っているのが「つちのこ探検隊」なんです!
「つちのこ探検隊」前夜祭に参加してみた
「つちのこ探検隊」イベントには、前夜祭とイベント当日の探検隊があります。今回はツチノコ初心者というのもあり、前夜祭から参加することに!
我が家では、当日までにUMAの本を買ったり、図書館でツチノコ、UMA関連本を漁りまくったりして、ツチノコのデータをまとめた「ツチノコファイル」を子どもと一緒につくって予習をしました。
そう、すべては、1億円のために。当日まで会話の中心はツチノコの特徴と、毒や飛躍力など捕獲の際の注意点、そして1億円の使い道です。
行く前からこんなにワクワクできるイベントは初めてかもしれません。
「幻のUMA×1億円」効果、スゴイ。
そう、すべては、1億円のために。当日まで会話の中心はツチノコの特徴と、毒や飛躍力など捕獲の際の注意点、そして1億円の使い道です。
行く前からこんなにワクワクできるイベントは初めてかもしれません。
「幻のUMA×1億円」効果、スゴイ。
宿泊と前夜祭の懇親会は、会場近くの柵口温泉の宿で行われます。
現在の宿泊先は隣接する3つの宿(その年の情報をHPからご確認ください)。翌日の捜索に向けた懇親会を2つの宿が年替わりで行なってます。
今回私たちが泊ったのは山城屋さん。
現在の宿泊先は隣接する3つの宿(その年の情報をHPからご確認ください)。翌日の捜索に向けた懇親会を2つの宿が年替わりで行なってます。
今回私たちが泊ったのは山城屋さん。
あ、土の子ってかいてある!!!
ノスタルジックなお部屋で、7歳の息子はスイッチ式じゃない電気のひもをひっぱってつけたり消したり、ちょっと重めの布団に早速潜り込んだりしてたのしんでいました。
私は着くなり、源泉100%の温泉へ。
洗い場は4つで小さめですが、天井が高く開放感のあるお風呂。
あったかめかと思いきや、入ったら身体が冷めているような不思議な感覚に包まれる優しいお湯で、今までにない感じ。
気に入りすぎて翌朝含め4回入りました。
あったかめかと思いきや、入ったら身体が冷めているような不思議な感覚に包まれる優しいお湯で、今までにない感じ。
気に入りすぎて翌朝含め4回入りました。
さて、16時から受付がスタート。全国からツチノコの情報が集まってくるという清水さんが受付にいました!わくわく、どきどき。
今回は受付場所でもある対岳荘さんの2階で前夜祭が18時からスタート。
今回は受付場所でもある対岳荘さんの2階で前夜祭が18時からスタート。
驚いたのは、海の幸、山の幸がふんだんに出てくること!
ホタルイカ、お刺身、ゲンゲ、山菜の天ぷら、たけのこなど美味しいものがどんどんでてくる~!
うんまーい(ガチで動く系のイベントなのに帰宅するとまさかの2キロ増で笑いました)!
子ども用にも美味しいご飯をご用意いただきました!
前夜祭では、全国各地からやってきたツチノコ探索ガチ勢が集っていてわくわく!
みなさんが持参したフィギアやぬいぐるみを披露してくれ、全国のツチノコイベントの情報を交換♪
お酒と話がすすみまくります!
お酒と話がすすみまくります!
前夜祭は、翌日の探検に向けた宣言、儀式や、幻の生き物の登場などありますが、前夜祭のメインは……
ガチで、1億円の使い道を話し合うことでした!
スポンサーから「そろそろ見つけてくれ」との伝言を承ったあと、
●見つけた人、確保した人が多めにもらって、残りを参加者で分配
●全員均等に分配
●しかけた罠にかかった場合の分配
など、東京、山梨、名古屋遠方からツチノコをガチで探しに来た人たちと地元の人たちとのお金の具体的な話し合いがヒートアップ!!!笑
●見つけた人、確保した人が多めにもらって、残りを参加者で分配
●全員均等に分配
●しかけた罠にかかった場合の分配
など、東京、山梨、名古屋遠方からツチノコをガチで探しに来た人たちと地元の人たちとのお金の具体的な話し合いがヒートアップ!!!笑
会長の丸山さんを中心に、大人がガチで、1億円をどう分けるかの話をしているところは、7歳の息子も楽しかったようです!笑
ちなみに2024年は、会長の丸山さんの提案で、1億円の半分を能登半島地震で被災した能登に寄付し、残りを参加者で分配することでおちつき(?笑)ました。
「明日は、念願のツチノコ(1億円)をゲットするぞ!」
と士気をあげ、前夜祭は終宴となりました♪
「明日は、念願のツチノコ(1億円)をゲットするぞ!」
と士気をあげ、前夜祭は終宴となりました♪
1億円ゲットを目指していざすすめ!つちのこ探検隊!
当日、朝は8時に受付会場にゆるっと集まったみんなは、各々のバイクや車で会場であるシャルマン火打スキー場へ向かいます。
普段このシーズンのスキー場は閉鎖されていますが今日ばかりは、つちのこ探検隊のためにあけ放たれるのです。
当日参加も含め、約50人のつちのこ探検隊が集結!
普段このシーズンのスキー場は閉鎖されていますが今日ばかりは、つちのこ探検隊のためにあけ放たれるのです。
当日参加も含め、約50人のつちのこ探検隊が集結!
みなさんゆるっと準備して集まってきました!
見てください。
ツチノコガチ勢たちの、あらゆる装備。
ツチノコの為に、トランシーバーや、ドローンを携えた大人たち。
ツチノコの為に、トランシーバーや、ドローンを携えた大人たち。
捕獲を想定した動き。
これが、ツチノコを追ってる大人たち!!!!
か、か、かっこいい。
か、か、かっこいい。
ワクワクが止まりません!!!!!
私たちも持ってきた長靴と軍手を装着。脆弱な虫取り網を持っていくことに。トイレと、水分も忘れずに(お昼まで帰ってきません)!
私たちも持ってきた長靴と軍手を装着。脆弱な虫取り網を持っていくことに。トイレと、水分も忘れずに(お昼まで帰ってきません)!
現地で、つちのこ探検隊ヘルメットが貸し出されているのもいいですね(私は探索で木に頭をぶつけたのでかぶって行ってよかった)!
皆の準備が完了した9時頃に頃に探索にむけたお話などがスタート!
「2匹は困ります(1億円は1枠です)」
「毒を持ってるらしく血清がないので1人で無理しないこと(ひとりじめしようとしないように)」
「必ず帰ってきてください(行方不明は、困ります)」
と注意点をきいてから
「毒を持ってるらしく血清がないので1人で無理しないこと(ひとりじめしようとしないように)」
「必ず帰ってきてください(行方不明は、困ります)」
と注意点をきいてから
「ツチノコ捕まえるぞ!えいえいおーーー!!!」
と心をひとつにして、出発です!
と心をひとつにして、出発です!
目指すのは、斜面の上にある2ヶ所の黄色い旗。見えますか???
そう、ガチのツチノコ探索なので、前半チェックポイントまでは歩道を使わず藪をかき分けて進みます。
そう、ガチのツチノコ探索なので、前半チェックポイントまでは歩道を使わず藪をかき分けて進みます。
これがね、想像以上に……茨道。
ねえ、7歳、いける???
ねえ、7歳、いける???
「今年はロープがあっていいね」
なんて声が聞こえてきましたが、想像以上に、大自然に良くも悪くも抱かれるプログラムとなっております。こりゃ、小学生以下、無理だわ……
なんて声が聞こえてきましたが、想像以上に、大自然に良くも悪くも抱かれるプログラムとなっております。こりゃ、小学生以下、無理だわ……
ちょっと間違えば滑り落ちそうな斜面、掴んだら刺さる棘、山菜好きにはたまらない雪国ならではの5月末なのにわらび最盛期で、とにかく忙しい。
茨道をたくさんの山菜を片手に登り切る猛者たちを尻目に、
「ああ、ご婦人の参加者も多いの、納得……」
と、ビニールいっぱいの山菜を見て思いました。
「ああ、ご婦人の参加者も多いの、納得……」
と、ビニールいっぱいの山菜を見て思いました。
他にも、道中はツチノコだけでなく、イノシシの掘った穴、動物のフン、鳥の卵、鹿の角、ちくちくしそうな毛虫に遭遇。
リアル、獣道………。
リアル、獣道………。
幻のツチノコを探しながら、先輩隊員の山菜知識や山歩きのマメ知識などを教えていただき、ツチノコ探索は続きます。
登山の楽しさに目的を忘れかけていると、ツチノコ遭遇ポイントや、罠を設置している地点に到着!
日陰で飲む、水のうまさよ……!
日陰で飲む、水のうまさよ……!
ずいぶん登ってきました。
この遭遇地点では、隊員たちが仕掛けておいたツチノコ専用罠のチェックが始まります。
この遭遇地点では、隊員たちが仕掛けておいたツチノコ専用罠のチェックが始まります。
今回罠は4つ!このために罠免許を取得した猛者も!!!
中には様々なツチノコの食べそうな餌を入れています。もちろんしかけは、藪の中。数人で確認にGO!!!
中には様々なツチノコの食べそうな餌を入れています。もちろんしかけは、藪の中。数人で確認にGO!!!
どうだ⁉
どうだ⁉
どうだぁあああああ!!!!!?
……今年は罠ではゲットならず。
さて、めげずに遭遇スポットを周ります。
ぬかるみなども多いので、やっぱり長靴がおすすめ!
ぬかるみなども多いので、やっぱり長靴がおすすめ!
休憩地点では、元錦鯉を飼っていた池の前で休んだり、幻の滝を見に行ったり、ゲンゴロウを捕まえたり、山菜を更に採ったり、みんな、自由です。
丸山隊長のよく知る友人がツチノコを見た話しなんかを対面で聞くと、本とはまた違う実感があり「なんとしてでもツチノコを探したい」その気持ちに拍車がかかります。
1億円を目指して集ったメンバーが、各々本気でツチノコを探しているのですが、登山の疲労と共に、ギラギラした雑念が消えて行くような感覚があり、それもなんか楽しい。
自然は、1億円の雑念すら浄化してくれるのかもしれません。
とは言いながらみなさん、帰りもガチでツチノコを探しながら、下っていきます。
とは言いながらみなさん、帰りもガチでツチノコを探しながら、下っていきます。
「会いたいなぁ」
疲れながら無事戻ってきた安心した気持ち、そして見つからなくて残念な気持ちを抱いたみんなが、スタート地点に集合。
ツチノコはみつからなかったけど、かわりにとってもいいにおいがしてきました!
疲れながら無事戻ってきた安心した気持ち、そして見つからなくて残念な気持ちを抱いたみんなが、スタート地点に集合。
ツチノコはみつからなかったけど、かわりにとってもいいにおいがしてきました!
来年こそはツチノコゲットで1億円!
ほんとうにツチノコがいそうな茨道コースをがっつり堪能し、しっかり歩き、スキー場駐車場に戻るとそこには……
山菜のてんぷらや現地で焼いたお魚、しいたけ、豚汁がたあああああっぷり!
山菜のてんぷらや現地で焼いたお魚、しいたけ、豚汁がたあああああっぷり!
あ、天国!!!!
おいしい。特に豚汁、疲れた体に沁みて、最高すぎる。
お代わりをする時に、入れてくれるおばちゃんの「来年も来てね」という上目遣いにもキュン。
お代わりをする時に、入れてくれるおばちゃんの「来年も来てね」という上目遣いにもキュン。
ツチノコはみつからなかったけど、息子も私も大満足。糸魚川を大好きになりました。
つちのこ探検隊でも個人でも糸魚川でツチノコを生け捕りしたら1億円!
行政機関が入らず、スポンサーをしっかり携え、目撃者の証言を基に「本当にツチノコを捕まえたい」という気持ちで行われるこのつちのこ探検隊イベント。
ツチノコには出会えませんでしたが、「ツチノコを見つけたい」と同じ気持ちを持った仲間たちに出会えるのも、ツチノコと出会うのと同じくらいレアな経験なのではないかなと思います。
本当にツチノコの話しかしていないけど、大きな収穫でした!!!長旅での疲労や、筋肉痛を覚悟していましたが、風呂に4回も入ったからか、疲労感がなかったのも不思議です。んー、楽しかったぁ。
そんなわけで、お風呂も忘れられないので、理由をつけてはまた足を運び、こっそり一人で1億円をゲットしたい……(笑)もちろんイベントにもまた参加したいと思います!
ツチノコには出会えませんでしたが、「ツチノコを見つけたい」と同じ気持ちを持った仲間たちに出会えるのも、ツチノコと出会うのと同じくらいレアな経験なのではないかなと思います。
本当にツチノコの話しかしていないけど、大きな収穫でした!!!長旅での疲労や、筋肉痛を覚悟していましたが、風呂に4回も入ったからか、疲労感がなかったのも不思議です。んー、楽しかったぁ。
そんなわけで、お風呂も忘れられないので、理由をつけてはまた足を運び、こっそり一人で1億円をゲットしたい……(笑)もちろんイベントにもまた参加したいと思います!
つちのこ探検隊
電話:090-4136-1727
FAX:025-566-2486
メール:hu4820si@gmail.com
つちのこ探検隊の捜索イベント
この記事を書いた人
太平洋側生まれ太陽育ち高知のはちきん(高知で気の強い女)が佐渡島の旦那のもとに嫁ぎました。大好きなものは日本酒、苦手なものは雪。佐渡3年、新潟市1年目。スーパーはピアレマート派。三児のママでライター・コラムニストです! ブログ ⇒ 坂本、脱藩中。(http://sakamotodappantyu.com/)