見附の繊維の歴史が息づくまちで出会う、上質ニットの魅力/見附市
2026年03月18日
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繊維のまち・見附が紡いできた、ものづくりの時間
新潟県のほぼ中央に位置する見附市。このまちは古くから「繊維のまち」として歩んできました。江戸後期から明治時代にかけては綿織物の産地として全国に知られ、町には糸問屋や染色工場、機屋が立ち並び、反物を扱う商人や職人たちの姿が日常の風景だったと記録されています。織物はこの地の暮らしを支え、人々の仕事と誇りを形づくる存在でした。
時代の移り変わりとともに、見附の繊維産業は新たな素材と技術を取り入れながら変化してきました。その大きな転機がニット産業の誕生でした。見附ニットの始まりは昭和8年頃。戦後の復興期に急速に産地化が進み、昭和30年代の高度経済成長期には、見附は全国有数のニット産地としてその名を広く知られるようになります。丈夫で美しい編み地、着心地の良さ、そして丁寧な仕上げ。見附のニットは“品質で選ばれる産地”として信頼を積み重ねてきました。
現在もその伝統は受け継がれ、熟練の職人の技とハイテク機械が融合したものづくりが行われています。かつて綿織物で栄えたまちの歴史は、形を変えながら、今もニットという製品の中に息づいているのです。
現在もその伝統は受け継がれ、熟練の職人の技とハイテク機械が融合したものづくりが行われています。かつて綿織物で栄えたまちの歴史は、形を変えながら、今もニットという製品の中に息づいているのです。
上質ニットを“つくる場所”で買うという特別な体験
そんな見附のものづくりを身近に感じられる場所が、ファクトリーショッププリメーラです。ここはニットメーカー「第一ニットマーケティング」が運営する工場直販ショップ。製品が生まれる工場の隣にあり、出来上がったばかりのニット製品が店頭に並びます。
豊富な品揃えに心躍る店内
店内に入ると、まず感じるのは落ち着いた空間と、整然と並ぶニット製品の美しさです。店内にあるセーターやカーディガンは色合いも豊かで、素材のやわらかさが目にも伝わってきます。手に取れば、編み目の細かさやしなやかな質感がすぐに分かります。大量生産品とは違う、丁寧につくられた衣類ならではの存在感があります。
百貨店や専門店に並ぶクラスの品質でありながら、ここでは工場直販ならではの価格で購入できるのも大きな魅力です。流通コストを抑えられるため、定価の半額ほどで手に入ることも珍しくありません。「長く着られる良いものを選びたい」そんな思いに応えてくれる、ものづくりの現場と直結したショップです。
百貨店や専門店に並ぶクラスの品質でありながら、ここでは工場直販ならではの価格で購入できるのも大きな魅力です。流通コストを抑えられるため、定価の半額ほどで手に入ることも珍しくありません。「長く着られる良いものを選びたい」そんな思いに応えてくれる、ものづくりの現場と直結したショップです。
季節ごとに表情を変える、ニットのある暮らし
秋冬シーズンには、セーターやカーディガンが中心となり、あたたかみのある編み地が季節の装いを彩ります。シンプルなデザインの中にも、編み地の立体感や縫製の美しさが際立ち、着るほどに体になじむ一着と出会えます。
ニットは秋冬だけじゃない!
春夏になると、軽やかなニットTシャツやポロシャツが登場。ニットならではの上質な質感を保ちながらも、通気性に優れ、さらりとした肌触りで快適に過ごせます。ニットは冬のものというイメージを覆すラインナップも、このショップの魅力です。
さらに、オリジナルストールやニットバッグ、小物雑貨などのアイテムも揃います。日常使いしやすいデザインの中に見附の技術が活きており、ギフトとして選ぶ人も多いそうです。手編み用の糸コーナーでは、色とりどりの糸が並び、素材や風合いを手に取りながら選ぶ楽しさがあります。
さらに、オリジナルストールやニットバッグ、小物雑貨などのアイテムも揃います。日常使いしやすいデザインの中に見附の技術が活きており、ギフトとして選ぶ人も多いそうです。手編み用の糸コーナーでは、色とりどりの糸が並び、素材や風合いを手に取りながら選ぶ楽しさがあります。
ウール生地の「サウナハット」でととのう
最近人気を集めているのがニット製サウナハット(8,690円税込)。熱から頭部を守りながら蒸れにくく、やわらかなかぶり心地が特徴で、機能性とデザイン性を兼ね備えた新しいニットアイテムとして注目されています。
日本でサウナハットというとタオル地のような素材が多いですが、ウールのハットはフェルト状の生地に仕上がっているため断熱性に優れ、長時間入ることによるのぼせを防止します。さらに髪の毛へのダメージを軽減してくれるそうです。
日本でサウナハットというとタオル地のような素材が多いですが、ウールのハットはフェルト状の生地に仕上がっているため断熱性に優れ、長時間入ることによるのぼせを防止します。さらに髪の毛へのダメージを軽減してくれるそうです。
見附が誇る地域ブランド「MITSUKE KNIT」
見附市内6社が共同で立ち上げたブランド「MITSUKE KNIT」は、地域の技術力を結集した象徴的な存在です。中でも、モンゴル産カシミアを使用したニット製品(31,900円~税込)。
その風合いを最大限に生かすため無染色にこだわった品質のいい素材を使っています。
プリメーラでは「MITSUKE KNIT」のオリジナル商品も手ごろな価格で販売しています。
素材の持つ上質さに、見附の高度な編み技術が加わることで、長く愛用できる一着が生まれています。日常の装いに上質さを添える、特別なニットです。
30以上の工程が支える、見附ニットの品質
第一ニットマーケティングの工場では、糸の選定から編立、縫製、仕上げまで一貫した生産体制を構築しています。ニット製品は完成までに30以上の工程を経てつくられます。それぞれの工程で細かな調整が重ねられ、製品の品質が保たれています。
襟ぐり、前立てなどのパーツを取り付ける「リンキング」と呼ばれる作業では、円形機械の外側に針が並んでいます。
編み目をひと針ひと針ずつ刺していく作業はまさに根気がいる作業です。この作業をすることで襟ぐりなどの継ぎ目がわかりにくくなり美しい仕上がりになります。
さらに縫製も担当のスタッフが熟練の技で各パーツを縫い合わせていき、最後にアイロンで丁寧に仕上げていきます。こうした作業を施すことで良質なニット製品が生まれるのです。
第一ニットマーケティングではこうした工程を見学することができます。事前予約が必要で、10人以上から見学可能だということです。
編み目をひと針ひと針ずつ刺していく作業はまさに根気がいる作業です。この作業をすることで襟ぐりなどの継ぎ目がわかりにくくなり美しい仕上がりになります。
さらに縫製も担当のスタッフが熟練の技で各パーツを縫い合わせていき、最後にアイロンで丁寧に仕上げていきます。こうした作業を施すことで良質なニット製品が生まれるのです。
第一ニットマーケティングではこうした工程を見学することができます。事前予約が必要で、10人以上から見学可能だということです。
最も美しい編み目を編む”フルファッション機”の技術
工場には、国内ではここだけで使用されているといわれるドイツ製のフルファッション機を導入。1台の編み機はなんと19メートルを超えます。
この機械では同じパーツを最大で12枚同時に編むことができるそう。さらにこの編み機で編まれるニットの凄いところが、編み目の細かさと美しさが格段に違うのです。
そして柔軟性があり、伸縮性に富んでいるため型崩れしにくい丈夫なニットが生まれます。力強く引っ張っても元通りで、5年から10年着ていてもよれることがありません。さらに絹のような肌触りなため地肌に直接着てもチクチクせずに着心地は最高です。
この機械では同じパーツを最大で12枚同時に編むことができるそう。さらにこの編み機で編まれるニットの凄いところが、編み目の細かさと美しさが格段に違うのです。
そして柔軟性があり、伸縮性に富んでいるため型崩れしにくい丈夫なニットが生まれます。力強く引っ張っても元通りで、5年から10年着ていてもよれることがありません。さらに絹のような肌触りなため地肌に直接着てもチクチクせずに着心地は最高です。
高品質なニットが手ごろな価格でゲットできる
第一ニットマーケティングが誇るフルファッション機で作られたニットは「no+af」というブランドで販売されています。
今回スタッフの加藤さんが紹介してくれたフルファッション機で作った赤のニットは23,100円(税込)と、こちらも手ごろな価格で高品質なニットが手に入ります。
今回スタッフの加藤さんが紹介してくれたフルファッション機で作った赤のニットは23,100円(税込)と、こちらも手ごろな価格で高品質なニットが手に入ります。
まち全体で楽しむニットの祭典「見附ニットまつり」
春は4月第2土日、秋は11月第2土日に開催される見附ニットまつり。市内企業が集まり、多彩なニット製品が特別価格で販売されます。見附のものづくりを体感できるイベントとして、県内はもちろん全国から多くの人が訪れます。
見附を訪れた際には、ぜひものづくりの現場を感じながら、自分だけの一着を探してみてはいかがでしょうか。
見附を訪れた際には、ぜひものづくりの現場を感じながら、自分だけの一着を探してみてはいかがでしょうか。
ファクトリーニットショッププリメーラ
住所:〒954‐0082
見附市柳橋町270‐1
第一ニットマーケティング株式会社 1階
電話:0258‐66‐4513
営業時間:午前10時~午後4時(お盆、年末年始は休業または営業時間変更する場合あり)
定休日:毎週火曜日