収穫の秋、フルーツ狩りへレッツ・ゴー♪フルーツ童夢やまだ農園に行ってみた/新潟市


2021年10月06日 6353ビュー
過ごしやすい気温になり(まだ暑い日もありますが)、季節はすっかり秋模様。
収穫の秋&食欲の秋です!

今回は9月中旬に新潟市南区へ秋のフルーツ狩りへ行ってきました。

新潟市南区はフルーツのまち

果樹栽培が盛んな新潟市南区には、フルーツ狩りができる果樹園が5つあります。
その中から、今回は「フルーツ童夢やまだ農園」さんにおじゃましました。
秋晴れ!

園内に足を踏み入れると、入口にはおしゃれなワゴンが並び、海外のマーケットのような雰囲気。ここは屋根付きです。
 
テーブルが並んだカフェスペースの天井にはブドウらしきものがぶら下がっています。
飾り用のフェイクかな? と思ったら、本物じゃあないですか!?
 
このブドウたち、「早く狩ってください!」とでも言ってる気がする…あぁ、早く狩りたい。
 
そんな、フルーツ狩り魂(?)を刺激するフルーツ童夢。
園主の山田陽介さんにお話を伺いました。
フルーツ童夢やまだ農園(以下、フルーツ童夢)は7年ほど前にオープン。それまではフルーツの直売所だったそうです。
土作りからこだわり、甘さだけでなくビタミンも豊富な、本当においしい果実づくりを追及しているそうです。
 
こちらでは夏から秋にかけて、桃とブドウ、ナシの収穫ができます。
桃は17品種、ブドウは10品種、ナシは6品種と、1つのフルーツでもさまざまな品種を栽培していて、(収穫時期が異なるため)比較的長い期間に渡って収穫が楽しめます。
だいたい2週間程度で収穫できる品種が変わるそう。
 
しかしながら・・・
主力の桃は7月中旬~9月の中旬までとのこと。
今年はもう終了寸前…ご紹介時には確実に終わってます.....orz
もっと早く来ればよかったと後悔。
桃のメインは8月のようですね。
来年の夏はぜひ桃狩りといきましょう。メモメモ。

そういや昔は、お盆くらいになると、南区(旧白根市)あたりの国道では桃を販売している露店がたくさん並んでいましたね~。懐かしの風景です。
(今でも少し並んでいます)

人気のシャインマスカットも!

気を取り直して…続いてはブドウです。
ブドウは8月~10月の中旬頃まで。
9月中旬は、最近人気の「シャインマスカット」をはじめ、「ロザリオロッソ」、「マニキュアフィンガー」などが収穫できました。
シャインマスカット
上品な甘さで絶大な人気の高級ブドウ♪
実は大きく、種無しで皮ごと食べられます。
黄色っぽいものの方が甘みがあるそうですよ!

これはいいことを聞きましたよ( ̄ー ̄)ニヤリ
ロザリオロッソ(左)/マニキュアフィンガー(右)
ロザリオロッソは明るい紫色の皮がきれいなブドウ。
こちらの実も大きめで、皮ごと食べられます。
シャインマスカットよりもさっぱりとした甘さです。
酸味は少なめ。
マニキュアフィンガーは、その名の通り、指先にマニキュアを塗ったような見た目。
実は細長く、パリッとした面白い食感で、味は少し酸味があります。
こちらも皮ごと食べられます。

最近は皮ごと食べられるブドウが多いんですね。

今回は3種類を狩りました。
品種ごとに100g●●●円というふうに単価が決まっていて、取り混ぜもOK。
食べ比べもできていいですね。

10月は「オリエンタルスター」と「ネオマスカット」という品種が収穫できます。
ちなみに、ブドウを狩るときは写真のように茎をハサミでパチンと切るだけです。

ナシはシーズン真っただ中!

フルーツ童夢では、ナシ狩りもできます。
こちらも10月中旬頃までの予定。
(11月以降も採れる品種はあります)
 
今回は「豊水(ほうすい)」を収穫しました。
豊水は、薄茶色の皮で甘みとやや酸味があります。
 
豊水の後は、「新王」や「新美月」といった新潟県限定品種や「あきづき」や「新高(にいたか)」などが続きます。
 
ナシの収穫方法は、ブドウよりも簡単で、写真のようにナシを手で持ってお尻を上に向けてあげるだけで、ポキッと茎が折れます。
こんな感じです♪
ブドウの収穫も簡単ですが、小さいお子さんにはナシの方がより簡単でいいかもしれませんね。
 
今回は、ブドウ3個とナシ2個を収穫しましたよ!
ちょっと控えめだったかな?(笑)
 
また、販売コーナーでは収穫済みのフルーツも販売しています。
収穫しなくてもいいという方や、大切な方への贈り物にはこちらがおすすめです。
この日も地方発送で訪れる方がちらほら。

フルーツを使ったスイーツドリンクも

さらに、フルーツ童夢ではカフェメニューもおすすめ。
今回いただいたのは「ぶどうスムージー」(右:700円)と、「フルーツサイダー」(左:500円)
ぶどうスムージー」は、ヨーグルトと3種類のブドウを使用。
ブドウの種類は時期によって変わり、この日は巨峰がメインでした。
ブドウの香りが溢れています!
砂糖不使用ですが、ブドウの甘さと酸味がスッキリとしていて爽やか♪
 
フルーツサイダー」には、凍らせたナシをメインに、ブドウやイチゴなどが入っています。
フルーツを溶かすようにいただきます。
炭酸のシュワシュワ感と、ナシのシャリシャリとした食感は新感覚ですね♪
これはうまい!
 
他にも、各種スムージーやソーダ系などフルーツを使ったドリンクが豊富です。
カフェはフルーツ狩りシーズン終了後も営業します。
冬にはクレープも開始予定とのことなので、ふらりと立ち寄って一息つきに来るのもいいですね。
 
他にも、ルレクチエのコンポートや自家製のジャムなども販売しています。
フルーツ狩り以外にもさまざまに、楽しめるフルーツ童夢やまだ農園。
 
フルーツ狩り、まだ間に合います!
その後も、ちょっとした立ち寄りスポットとして楽しめる場所ですので、おすすめです。
フルーツ童夢 やまだ農園

フルーツ童夢 やまだ農園

所在地/新潟県新潟市南区清水8791-2
TEL/025-375-4708
開園期間/7月中旬〜12月下旬
営業時間/9:00〜17:00
定休日/木曜日

フルーツ童夢 やまだ農園

この記事を書いた人
ケバブー

長岡生まれ新潟育ち。 ​
郷土料理からラーメン、地酒やスイーツまで新潟の食を広く愛するフォトライター。