ここに行けば間違いない! 新潟のうまいもんが揃う話題のローカルスーパー「マスヤ味方店」/新潟市


2024年05月13日 20130ビュー
皆さん、こんにちは。取材ライターのエムコネです。

旅行の楽しみの一つである、お土産選び。自宅用に、プレゼント用に、その土地ならではのお土産品は見ているだけでも楽しいものです。

一口にお土産品と言っても、様々なジャンルがありますが、私が好きなのはやっぱりグルメ。お菓子や調味料など、その地域の味を持ち帰ると、帰宅後も食卓で旅のつづきを楽しめます。

さて、そのお土産品の購入先と言えば、駅ナカ、お土産店、道の駅など様々な場所がありますが、今回ご紹介したいのがローカルスーパーなんです。地元の人が行く、地元の人に愛される、地元の味を求めるなら!!ローカルスーパーは外せません。

そして、新潟のうまいもんを求めるなら……今、新潟のローカルスーパー界に旋風を巻き起こしている、話題の「マスヤ味方店」でしょう!!

こんなところにポツンと一店舗

新潟市中心部から車を走らせること約40分。「マスヤ味方店」は新潟市南区味方(あじかた)にあります。

新潟市南区は、ル レクチエや越後姫など、新潟が誇る農産物の生産も盛んで、県内でもトップクラスの生産量を誇ります。この地域には、新潟市アグリパークや観光農園など、農産物をテーマにしたスポットも多数。区内を流れる中ノ口川(なかのくちがわ)を挟み、のどかな田園風景が広がります。

大手スーパーや飲食店などが、軒並み大通りに店を構えているのとは裏腹に、大通りからは外れ、ポツンと住宅街に店を構えるのが創業74年の老舗ローカルスーパー「マスヤ味方店」。
一見、どこにでもありそうな(失礼しますっ)田舎の(恐れ入りますっ)スーパーのように見えますが……

このスーパーが、今とんでもなく話題で!人気で!注目を集めているんです!!

その理由をご紹介します。

全国のうまいもん大集合~!

その大きな特徴は、他店ではあまり見かけない、全国のうまいもんが集結していること!

東京の高級スーパーで販売されている調味料やお菓子、1都道府県に1店舗しか卸さないというレアな商品が、ここにはあります。「マスヤに行けば、全国のおいしいものに出会える♪」そんなお店なのです。

元々はごく普通のスーパーだったそうですが、ここ数年でガラリと様子を変えた立役者が、現在店長を務める栗林礼奈(くりばやしれな)さんです。
店長の栗林さんは、新潟市南区味方のご出身。京都の大学へ進学後、東京の大手人材会社やIT企業で営業のお仕事をされていました。

元々、都会でバリバリ働くキャリアウーマンに憧れていたという栗林さんでしたが、東京での生活は、収入面は充実していたものの、どこか心に物足りなさを感じていたそうです。

「自分が好きなことを仕事にしたい」と、自分探しをするため海外で勉強しながら働く、ワーキングホリデーに行くことを決意。会社を辞め、東京の住まいも解約したところで、新型コロナウイルスが流行してしまい……渡航を断念し仕方なく新潟へUターンし、ご両親が営んでいるスーパー『マスヤ味方店』を手伝い始めたのがきっかけでした。
「元々家業を継ぐつもりはなく、コロナが収まるまでの期間限定のアルバイトだったつもりが、実際に働いてみると楽しくてしょうがなくて。迷いながらも入社することにしました。そこから本腰を入れてマスヤと向き合うようになり、こんな田舎のスーパーにどうやったら足を運んでいただけるか、他のスーパーと差別化できるのかを徹底的に考えました。」
「そこでまず変えたのが、わざわざ足を運びたくなる魅力的な商品を揃えることと、情報発信の方法です。新聞に入れる折込チラシは、掲載する商品数を絞り、価格ではなく商品の魅力が伝わるようにキャッチコピーも考えて手書きで作っています。そして、インスタグラムも始めて、タイムリーに情報発信ができるようにしました」と栗林さん。
自分が試食をして美味しいと思ったもの、そしてキャッチコピーが思い浮かんだものしか仕入れないというこだわりぶり。

自信を持って、自分の言葉で発信するという栗林さんのスタイルは、瞬く間に新潟の人たちの心を掴み、テレビやラジオ、様々なメディアでも取り上げられるほど話題のスーパーになりました。

地元局のドキュメンタリー番組に出演するなど、もはや味方のアイドル!有名人ですね!

こだわりの仕入れにおじゃましま~す!

普段、マスヤの仕入れはどのように行われているのでしょうか。栗林さんイチオシの野菜を栽培している、新潟市西区の農家「長谷川農園」さんに、私もおじゃまさせていただきました。
ビニールハウスに入った瞬間に、思わず「気持ちぃぃ~」とつぶやいた私。なんだか空気が柔らかくて澄んでいるように感じました。

長谷川農園は、無農薬のチンゲン菜とサラダ菜の栽培に特化した農家さんで、マスヤではこの2種類の野菜を仕入れています。栗林さんは、出勤途中に毎朝ここに寄り、お野菜たちを受け取るのが日課なんだそう。

私、以前に長谷川農園さんのサラダ菜を食べたことがあるのですが(もちろんマスヤで購入)、びっくりしました!!おいしすぎて!!食べたら分かります、これまでに食べたことがない美味しさを。

その時に感じたんですよ…やっぱりマスヤが仕入れるものはただものじゃないなと。そんな美味しさが詰まった野菜たち、やっぱりものすんんんごいこだわりがあるんです!おいしいには理由があるんですよね。
新潟の農業界で知らない人はいないと言っても過言ではないほどの有名人、長谷川正義さんです。

同農園は野菜の栽培だけでなく、「もみ殻堆肥」という独自の堆肥を開発・販売しています。このもみ殻堆肥を使った土作りが、野菜作りの原点。そして長谷川さんは言います「土が身体を作る」と。

20年以上の月日をかけ開発された堆肥は、まるで「山の土壌」のように自然界の微生物の働きを再現したもの。環境によく持続可能な農業に欠かせないと、農業関係者だけでなく研究者たちも視察に訪れるほど。
ご覧ください……まるでお花のような美しさのサラダ菜!!

美味しいのはもちろん、抗酸化作用のある栄養素が豊富に含まれているそうです。長谷川農園の事務所には、専門家が測定した資料があり、栄養素がきちんと数値化されて証明されているのが分かります。

おいしくって身体にいいだなんて、最高じゃないですか?
栗林さんと長谷川さんが出会ったのは、取引先の農家さんからのご紹介とのこと。栗林さんは長谷川さんの作るチンゲン菜を食べて、その美味しさに驚いたと言います。

「こんな素晴らしい野菜が身近にあるのに、ほとんどが東京や関東圏に出荷されているんですよ。そしてサラダ菜は現在新潟で販売しているのはマスヤだけです。栄養も豊富でなによりおいしい長谷川さんの野菜を、ぜひ皆さんに食べていただきたいですね」と栗林さん。

一方、長谷川さんは栗林さんの印象をこう語ります。「栗林さんはだた野菜を売るだけでなく、ちゃんと私の土作りの本質も理解してくれています。栗林さんのおかげで、本当においしいものを求める消費者に、うちの野菜が届くのがありがたいです。私が何も無い0から1を実現させた挑戦者なら、栗林さんは1を2にも3にもする開拓者ですね。」
お二人の会話をお聞きしていると、お互いを尊敬し、信頼し合っているのがひしひしと伝わってきました。

マスヤが選んだ、新潟のうまいもん!

マスヤのこだわり、お分かりいただけましたか?

というわけで、全国のうまいもんがあるということは、新潟のうまいもんもあるんです!栗林さんイチオシのマスヤで扱っている新潟土産をご紹介します。
【みそまんじゅう/御菓子司 まさや(新潟市南区)】

栗林さんが幼い頃から食べているという、まさやのみそまんじゅう。取材にお伺いした日、「エムコネさんこれ食べたことある?」とお一ついただいたのですが、これ、おいしいぃぃいんです!!味噌のしょっぱさと、白あんの甘さのバランスが絶妙なんです。マスヤのPOPには「あまじょっぱの黄金比率」と書かれていましたが、その通り。

そして、越後味噌を練り込んだ皮はふかふかでもっちり、白あんは舌触り滑らかで、この食感のハーモニーも唯一無二。エムコネも全力でおすすめしたい一品です。
【おぼろ豆腐/星長豆腐店(新潟県長岡市)】

こちらはマスヤの人気No.1!初めてこちらを食べたとき、その甘さに驚きました。思わず「砂糖は入っていないよね?」と成分表示を確認したほど。大豆の甘味がしっかり感じられ、且つクリーミーなんです。

油あげで有名な新潟県長岡市栃尾地区にあるお豆腐屋さんで、なかなか新潟市内でも取り扱っているお店は見かけません。
【味噌漬けのタレ/株式会社ヤマキ食品(新潟市西区)】

これ一本で、野菜・お肉・お魚のおいしい味噌漬けができちゃうすぐれもの!県外に住む新潟出身者さんたちが、帰省の度に買いに来るほど、一家に一本置いておきたい調味料です。味噌のコクに、少しピリッと唐辛子が入っているのがポイント。

ちなみに私は、漬け焼きもしますが、このタレを使って煮物も作ります。どんな調理にも使える万能選手です。
【あべポン/阿部農園(新潟市南区)】

同じ南区の「阿部農園」が作る、自家栽培コシヒカリ玄米の「新潟クラフトぽんせんべい」。

こしひかりの旨み、しょうゆの香ばしが相まって、子供のおやつにはもちろん、大人のお酒のおつまみにも合います。ぽんせんべいの軽い食感もクセになりますよ!
【チンゲン菜、サラダ菜/長谷川農園(新潟市西区)】

先ほどご紹介させていただきましたが、もう一度。新潟のお野菜って美味しいのですが、長谷川農園さんのチンゲン菜とサラダ菜の美味しさには本当に驚きます!!

お野菜なので、旅行者の方には持ち帰りづらいかもしれませんが、可能であればぜひ!
まだまだご紹介しきれないほど、おすすめ商品がありますので、ぜひ手にとってみてください。

私の購入品

というわけで、取材終わりに私もお買い物♪ 

マスヤさん、美味しいものだらけで楽しいのですが、一つだけ難点が。それは……

買いすぎてしまうこと!!だって、リピート購入したい商品もあるし~マスヤのインスタグラムで紹介していたあの商品も食べてみたいし~ということで、気がつけば散財してしまうんです……(主婦しっかりしてぇ!)

「よく他のお客様もおっしゃいます。なので、今日のお買い物で使うのは◯円と、決めた金額だけをお財布に入れて買い物にきてください(笑) 気軽にご来店いただきたいので」と笑顔で話す栗林さん。

や、や、やってみます(自信はない。マスヤでの買い物欲は誰にも止められない)。

うまいもんに出会う入口

私がマスヤさんを初めて知ったきっかけが、このインスタグラムでした。

商品の入荷情報や、新しく取り扱う商品の紹介など、栗林さんらしいアツく楽しい言葉で綴られていますので、来店前に要チェックですよ!見ているとお腹が空いてくる、よだれが出てくる、栗林さんにお会いしたくなる、そんな投稿ばかりです。

全国から選りすぐったうまいもんと栗林さんに会いに、ぜひマスヤ味方店へ訪れてみてください!
マスヤ味方店

マスヤ味方店

新潟市南区味方103-1
025-372-3439
営業時間/9:00 ~ 19:00(日・祝のみ 〜18:30)
定休日/水曜

※商品の価格は2024年4月取材時の価格です。
また、取り扱い商品は変更となる場合があります。

マスヤ味方店

この記事を書いた人
エムコネ

富山県生まれ、新潟市在住のママライター。 グルメな夫、子鉄の長男、肉食の長女、リアクション芸人の私、の4人家族。 外食費と娯楽費が家計を圧迫していますが、おいしいモノとたのしいコトを求めて日々開拓中!
Instagram : https://www.instagram.com/maconnect2022/